1970-04-14 第63回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第2号
○政府委員(瓜生順良君) 三里塚の御料牧場が栃木県のほうへ移りましたのですが、三里塚にありました下総御料牧場の牧場の面積は四百三十九ヘクタールでございましたが、今度の栃木県の高根沢の御料牧場は二百五十二ヘクタールでございますから、下総に比較いたしますと六割ぐらいで、四割ぐらい面積が減っておるわけでございます。
○政府委員(瓜生順良君) 三里塚の御料牧場が栃木県のほうへ移りましたのですが、三里塚にありました下総御料牧場の牧場の面積は四百三十九ヘクタールでございましたが、今度の栃木県の高根沢の御料牧場は二百五十二ヘクタールでございますから、下総に比較いたしますと六割ぐらいで、四割ぐらい面積が減っておるわけでございます。
○加瀬完君 ですから、旧下総御料牧場にかわるものとして、高根沢御料牧場を農地を含めて造成することを公団に許容しているわけですよ。それ以外に、たとえば農地を売り払って公団に提供をした農民に対する代替地の造成まで農地をつくっていいという権限を公団に持たしておるわけじゃないでしょう。そうでしょう。これは公団で答えてくれても、運輸省で答えてくれてもいいですよ。そうでしょう。
○加瀬完君 しかも、高根沢の造成は下総御料牧場が新空港敷地にかかるので、空港敷地を取得するために高根沢を造成、交換するという方法をとっているわけですね。公団総裁、そうじゃありませんか。
ところで、新空港の敷地予定地の一部は、国有地である旧下総御料牧場によって占められておりますので、その移転先として空港公団は、栃木県高根沢地区に新御料牧場を建設し、これと旧下総御料牧場との建築交換を行ない、同牧場敷地の一部を取得いたしております。
次に、時間があまりございませんので三里塚の下総御料牧場の移転の件でございます。これはさきにわが党の鈴切同僚が質問をいたしまして、私はその速記録もよく読んでおりますが、今度栃木県の高根沢に移転した。法の施行は九月十日ということになっておりますが、昨年の暮れに移転を完了した。
ところで、新空港の敷地予定地の一部は、国有地である旧下総御料牧場によって占められておりますので、その移転先として空港公団は、栃木県高根沢地区に新御料牧場を建設し、これと旧下総御料牧場との建設交換を行ない、同牧場敷地の一部を取得いたしております。
本法案の内容は、第一に、昨年十一月、新宮殿が落成し、昭和三十五年以来の皇居造営事業が完了したのに伴い、臨時皇居造営部を廃止すること、第二に、下総御料牧場が栃木県に移転することに伴い、その名称と位置を改めることであります。 なお、本法案は、衆議院において施行期日について修正が行なわれております。
この三里塚牧場、正式には下総御料牧場でございますが、この御料牧場に新空港ができる、相当の公共投資が行なわれる、こういったことがすでに計画されているわけでございます。その計画に基づきまして一般の民間の取引というものは、その計画を見込んで取引が行なわれている。したがって、それが中には一時投機的に非常に高い価格で取引される人もありましょう。
○参考人(今井栄文君) これは御料牧場のほうが、現在の下総御料牧場が一応公団の権利に移りますれば、その代替地を県の敷地の中にある県有地と交換するということで、県と公団との間に正式に交換契約を結ぶと、こういうことになっているわけです。
読み上げますと、皇室費という事項のところに、御料牧場施設取得というので国庫債務負担行為が、「国は、昭和四十二年度一般会計国庫債務負担行為御料牧場施設取得に基づく下総御料牧場の施設の一部を処分しこれに代わる施設を取得するための契約を同年度において結ぶことができなかった場合においては、当該国庫債務負担行為の全額を限り、」云々というだいぶ親切に書いてございますので、国会も重要な案件がいろいろ重なっておりまして
○政府委員(瓜生順良君) 戦前は、成田の下総御料牧場のほかに、北海道に新冠の御料牧場というのがございまして、二つございましたが、戦後は下総御料牧場一つだけであります。
○丸居説明員 先ほど申し上げましたように、下総御料牧場、それからこれに接続する県有地を最大限に活用できるということが一番大きなものだったわけであります。
○丸居説明員 先ほどから言いますように、公団自身が牧場を経営し、あるいはそれをつくってその牧場を経営する、そういう目的でつくっておるのじゃございませんで、あくまでも飛行場用地を確保するために、そこに下総御料牧場の代替地として高根沢の御料牧場を建設いたしておるのでございますので、やはり設置の目的の範囲であるというふうに考えられると思います。
それから「下総御料牧場並びにその従業員については、国が責任をもって措置する」とも書いてある。先の商工業を営む者ということなんでありますが、これは具体的にどんな措置を考えておられるか、聞かしていただきたい。
○参考人(今井栄文君) 第一期工事の、いま金丸先生御心配の第一期工事の区域の中の下総御料牧場の関係でございますが、これにつきましては、滑走路の約南半分並びにターミナルビルディング等の主要な施設がつくられるわけでございますが、これはすでに栃木県の高根沢地区におきまして買収予定面積の二百五十二ヘクタールというもののすべての買収を昨年のうちに終わりまして、開畑工事から土地造成並びに一切の施設についての建設
時間が非常に切り詰められておりますので、簡単に進みますが、栃木県の高根沢新牧場は公団がこれを建設して、そうして下総御料牧場の敷地と交換すると、こういう原則に立っておるようでございますが、この新牧場はもうすでに完全に完成したのか、あるいはまたいつそれが完成するのか、それから移転の時期はいつごろか、これをお聞きしたい。
○参考人(今井栄文君) 下総御料牧場は、先ほどちょっと触れましたですが、すでに一切の工事につきましての発注を終わりまして、現在建設中でございまして、貴賓館を除きましてはすべての牧場に必要な施設というものはこの八月二十日までにでき上がる予定でございます。
ところで、新空港の敷地予定地の一部は、国有地である下総御料牧場によって占められておりますので、その移転先として、空港公団は、目下栃木県高根沢地区に新御料牧場を建設しており、その竣工後においてこれと下総御料牧場との建築交換を行ない、同牧場敷地を取得することといたしております。
もちろん下総御料牧場を新しいところにお移りいただくというために、現在高根沢の御料牧場も実は私どもは全力をあげてつくっているわけでありまして、やはり何としてもこの法律はお通しをいただきたい、かように思います。
したがいまして、下総御料牧場を完全に新しい牧場にお移しいただくというととがやはり私どもの仕事を今後進めていく上においてぜひ必要な問題でございます。したがいまして、何とかこの法律はお通しいただきたい、かようにお願いする次第でございます。
○淡谷委員 宮内庁にお聞きしますが、下総御料牧場の一部を廃止したというのは、これはもう法律が通っても通らぬでも実行するという御趣旨なのですか。
○今井参考人 下総御料牧場の一部でございます根本名地区、これは宮内庁のほうで用途廃止をしていただきまして、私どものほうで関東財務局の御許可を得まして、現在伐木をいたしておるという状況でございます。
○瓜生政府委員 下総御料牧場のあの位置に新東京国際空港を設けようというような話が出ましたのは、昭和四十年の暮れでありました。
○瓜生政府委員 最初の生活物資などを買う関係でございますが、その点では現在の三里塚の下総御料牧場に比較いたしますと幾らか不便になるのは事実であります。現在の下総御料牧場ですと、三里塚の町へ買いものに行きますと五分か十分で買いものに行けるわけでありますが、今度の高根沢地区の関係のほうですと、食料品、雑貨等の簡単なものですと、上高根沢の学校がありますが、その学校の付近で買える。
そういう点ではいまの三里塚の下総御料牧場とあまり変わらないようにやれるというふうに聞いておりますので、その種のまき方とかあるいは肥料のやり方などでうまくいくことかと私は信じております。
(拍手)また、宮内庁法の一部改正法案につきましても、野党委員の要求に応じ、下総御料牧場及び栃木県の新御料牧場予定地の視察に進んで参加され、野党の各委員とともに法案審議に誤りなきを期せられたのであります。
しかしながら、その牧場を運営していく上において必要な部分は、八月一ぱいにできるという大体見込みでございまして、したがって下総御料牧場、三里塚の牧場にいます職員も八月下旬には引っ越していけるという見通しで現在おります。
下総御料牧場の地下水の高さどのくらいありますか。それは宮内庁の長官には無理でしょうから、今度農地造成をやっております公団のほうからお聞きしなければならない。
あなたがそうおっしゃるなら、ぼくも聞いてみたいのですが、これは宇佐美長官にひとつお話しを願いたいと思うのですが、下総御料牧場の沿革についてあらましをお聞かせをいただきたいと思う。
○淡谷委員 まず今井総裁にお聞きしたいのですけれども、実は宮内庁法の一部を改正する法律案の中に「現在、下総御料牧場は千葉県成田市三里塚地区に所在いたしますが、昭和四十一年七月の閣議決定により新東京国際空港が同地区に建設されることになったため、同牧場は栃木県に移転することとなりました。これに伴いまして下総御料牧場の名称を『御料牧場』に、位置を『栃木県』に改めようとするものであります。」
○木原(実)委員 それじゃもう二、三お尋ねして終わりたいと思いますけれども、新浜につきましては、確かにまだ利用度が減っていらっしゃらないということですが、これはもう少し長期計画をお立てになりませんと、いまはああいう形でおさまりますけれども、ともかく四方から開発が進んでおりまして、これまた、やはり下総御料牧場と同じような運命に、早晩さらされるのは目に見えておるような感じがいたします。