1980-03-07 第91回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
そのときには繊維交渉の問題がやかましくなっておりまして、その関係もあって繊維のために何とかかんとかいうような議論まで出てきましたけれども、少なくともあれは下田大使でございますが、しかも彼はぼくのクラスメートでございますけれども、しかしぼくは下田君にも言ったのだけれども、あのときの大使館の情報、外務省の情報、その誤った情報に基づいて佐藤総理の判断も間違っていて、核抜き本土並み返還なんというのは何というふざけたことを
そのときには繊維交渉の問題がやかましくなっておりまして、その関係もあって繊維のために何とかかんとかいうような議論まで出てきましたけれども、少なくともあれは下田大使でございますが、しかも彼はぼくのクラスメートでございますけれども、しかしぼくは下田君にも言ったのだけれども、あのときの大使館の情報、外務省の情報、その誤った情報に基づいて佐藤総理の判断も間違っていて、核抜き本土並み返還なんというのは何というふざけたことを
谷口さんは、イニシアルは下田大使だろうというんですね。ぼくはそうじゃないと思う。Sというイニシアルで下田と佐藤は同じSです。恐らく、これは私の推測だけれども、Sというイニシアルがあったのではないか、私はそう思うのです。 もう一つ宮澤さんにお伺いしますが、六九年十一月、佐藤首相は、会談の中でニクソンとたった二人で会談したことが二回あります。二回目にこの繊維問題の密約について話された、そう思います。
昨年の七月にも、下田大使から財務長官に特にこの点についても要望した次第であります。 しかし、いずれにしても、先ほど御説明いたしましたような関税委員会の結論も出ましたので、私どもその内容について詳細に知ることがまず大事だと思います。こういったことについても、従来、米当局にいろいろ要請をいたしましたが、実は詳細なデータをこちらに示してもらっておりません。
ということになると、首相か、それとも首相はこまかいことを知らぬと言われれば、あるいは下田大使がそういう発言をしたかもわからないですね。その点についてはいかがでしょう。
しかもそれとかけ引きに持ってこられたということに非常に大きな問題があるし、下田大使は、先ほど首相は本国からの訓令を待ってと言われたけれども、本国の訓令を待たずに、かってにしゃべったことも数数あるわけです。ですから、そういう点で下田大使喚問ということまで六十三特別国会では起こったわけですよ。
アメリカにおられた下田大使などは、任期を越えてなお精励恪勤した。ああいう大使には、この国務大臣格の特号を、法律に基づく特号を当然支給すべきでなかったかと思うのですがね。
このことは通産大臣も御記憶があると思いまするが、繊維交渉のときにあそこで下田大使をお呼びになって打ち合わせをなさったということでございますので、私も実はそのとき中山大使と話をしました。そのとき私は、たいへん印象に残ることばを中山大使から聞かされたわけです。
毒ガスの問題でありますが、保利官房長官に会いましたときにも、ちょうどその日は、各紙に、屋良主席に対してアメリカのほうからいつになるかわからぬという屋良主席の書簡に対する返事が参ってそれが報道されておった日でありますが、下田大使に、移すことは間違いないのだ、こう言ってきているから、撤去はされるのだろう、たいへんたよりない話であります。この点はどうですか。
これは通商産業省というものが一番の主管官庁でございますので、十分御連絡をとりながら、そのときそのときに応じまして、日本政府の考え方というものを訓令いたしまして、下田大使以下大使館当局に先方と折衝をさせてまいったわけでございます。また、御存じのとおりジュネーブにおきましても、中山大使以下、東京から係の方々も行かれまして折衝したことも、先生御存じのとおりでございます。
私は、この際外務省に一言だけお聞きしておきますけれども、国会におきまして、きちっと満場一致でこの規制に対しては反対の議決がなされておるのにかかわらず、下田大使が一再ならずアメリカと具体的な規制の内容について折衝しておりますことが、ときおり新聞に報道されてまいります。まさかそのことは誤報であるとは私は受け取っておりません。
当然、外相もそういう考えをもって行動してくれておりますし、下田大使とジョンソン国務次官と会いましたときにも、新聞にはその点は出ておりませんが、ジョンソン国務次官はさらに陸軍次官とも打ち合ねせをして、撤去の方針について変わりはない、沖繩から毒ガスを撤去するというアメリカの方針は軍としても変わりはないということを確認した上で回答しておるようでございます。
今月に入るとまたそうでもないのでありますが、しかし吉野公使が今月に入ってからも記者会見をして、最終的な訓令を政府に仰いで、もう詰めの段階に入るのだ、こういうようなことも言っておるとか、これはもちろん新聞の報道でありますが、あるいは下田大使がサーモンド上院議員と院内で会って、早期解決をやるのだというような意思表示をしておるとか——早期解決をするということが絶対悪いのだ、こういう意味じゃないのですよ。
しかし、日米関係をよき状態に置きたいということは、これはわれわれの考え方でございますから、下田大使や吉野公使は、先方の状況を判断をするための接触は持っておりますし、大使館としては国務省当局ともいろいろの問題で常に接触はございますから、そういう間で何かの話が相互に、たとえばおまえのほうはその後どうだとかいうような程度の話は出ておると思います。
○愛知国務大臣 たとえば先ほどもお話がございましたが、サーモンド上院議員は下田大使に会見を求めて、そして院内で会いまして、その状況などは詳しくこちらにも報告がきております。大いに論戦をしてもの別れになっております。そして別れるときに、あとで手紙を見てくれといってその手紙を渡されたようですが、見てみますと、こちらからいえば非常に意見が食い違っております。
サーモンドという人の下田大使に話しましたこと、あるいは上院かで演説しましたことは私も聞きましたが、ああいうことをお話しになりますと、こういう問題を円満に解決するのに少しも役に立たないと私は思うのであります。
それからサーモンド議員との会談の件は、サーモンド議員が会見を希望して、便宜上院内の会館で下田大使と会談をいたしましたが、これは詳しく報告はきておりますが、大体新聞に伝わっているとおりでございます。下田大使としては、いま申しました日本側の基本的な考え方に基づいて大いに論戦論駁をいたしました。その会談のあとで手紙が届いたようでございまして、その手紙の中身も大体報道されているような状況でございます。
そういうときにまた吉野公使がものを言ってみたり、ケンドール私案は交渉の基礎になり得る、私はそれだけならそれなりに大臣が否定される、そうかといって済むのですが、そのあとの新聞を見ますと、七日の夕刊ですが、これを見ると、サーモンドなるアメリカの上院議員が、六日、下田大使を招いて異例の書簡を手渡したというのです。
政府が出先の下田大使を通じ、あるいは吉野公使を通じて、アメリカ政府といろいろ交渉してきたのであるが、また、わが国内においては、もちろん外務省当局がアメリカの駐日大使館との接触でいろいろ交渉はしてきたであろうが、もう一つ欠けておることがあると思う。
しかしながら、日本人は神経質過ぎるかどうか知りませんけれども、一面において、国会の公式の答弁はそうでありながら、あれは皆さんとお会いになっているときに、総理はそうお話しされているに違いないし、お聞きになっておるはずであるのに、やはりケンドール案とか、あるいは下田大使のことばとか、いろいろな意味でどうしても信用しきれないという感じをわれわれは持っておるんですが、私どもが自民党と違って野党であるという立場
こういうことを考えてみると、一体情報のつかみ方そのものに下田大使において的確であるかどうかということを私は心配をするのです。いかがでございますか。
ただいま下田大使の発言を云々された、またケンドール氏の発言を云々された、しかし同時に、やはり相手方も、アメリカ自身も、日本国内における各業界の姿そのものを、鏡に映したようにそれぞれキャッチしている。
そこで、ここでひとつ下田発言について伺っておきたいと思うが、そういう声があるときに、日本の下田大使が、アメリカにおいていつか発言をしたときに、沖繩では成功したけれども、繊維で失敗しては困る……。まあ、それは下田君の憂国の至情で言っているのだと私は理解しますけれども、しかし、その言い方そのものには非常に行き過ぎたところがある。
この際、下田大使召喚問題に関し、外務大臣及び内閣総理大臣より発言を求められておりますので、順次これを許します。愛知外務大臣。
先ほどこのことに関連しての下田大使の言動について当委員会では、下田大使を召喚すべし、ところが、現在重要な段階であるので、召喚はごかんべん願いたいということで外務大臣が発言をせられ、総理がそれを裏づけられておる。 ところが、昨年三月三日に愛知大臣は下田大使について同じような、いやもっと違ったことを答弁し、下田喚問についてはごかんべん願いたい、こう言っておる。
そういうものが非常に障害になっているということを聞きまして、こういう事務手続に対する現地公館の態度というものは非常にそっけなくて、私はむしろ、ネパールにある在外公館よりも、こういう登山隊のほうがはるかに実質的な外交をしていると思うのですけれども、そういうことに対する態度が非常にそっけなくて、熱意がないということを痛感してまいりましたが、いまワシントンの大使をしている下田大使が、かつて次官になられたときに
それを裏書きするように、あなたの代理で、命令を受けて行っておるわけじゃないが、外務大臣の管轄下にある下田大使は、新聞にも報道されたり、あるいは国会でも取り上げたような下田大使案というのをしゃべって、ジョンソン国務次官に申し入れた。
○岡本委員 下田大使がこの繊維問題で向こうでずいぶん何べんもいろいろ話をしておる。アメリカのほうから要請があったと思うのですが……。ところが、アメリカの態度が全然変わっていないということは、やはり下田大使が全然日本の国の事情を知っていないのか。
下田大使以下の在米大使館では、この指示に基づきまして、国務省、商務省等、関係方面に対し、わが国の基本的な考え方を十分に展開し、強力に説得に当たっているものだとわれわれは心得ております。 なお、予算委員会等でも、下田大使の言動につきましていろいろ御質問がございましたが、私どもは、これはありがたい忠告と承わり、しかるべき方法で大使にも伝達しておる次第でございます。
○岡本委員 そこで、下田大使に一月の初めに、愛知外務大臣や当時の大平通産大臣から、米国の第二次提案に対して討議の基礎となり得ない、こういうような方針の訓令を出した。それに対して、ワシントンの駐米大使館の下田大使はそれに反発するところの意見具申をしてきた、こういうことがありますが、いかがですか。宮澤さんは御存じですか。
下田大使の人物評等につきましては、私からあえてるる申し上げるまでもございませんが、私はりっぱな信頼のできる大使であると信頼をいたしておる次第でございます。
一面下田大使は日本へ向かってはなかなか勇敢な放送をおやりになる。これがこの委員会で強く問題になったわけでありますが、外務大臣はいままで繊維問題について、アメリカに対するキャンペーンについて、ああせよこうせよというような御指示をしたことがあるか。
われわれにしても、国の出先機関として、アメリカで吉野公使なり下田大使が活動なさっておるわけですから、日本の国会がこういうことについてどういう意見を持っておるか、たとえ短時間であってもそのことに触れて帰ってもらう。私は、これはまた国全体の立場から見て、いろいろな意味でプラスがあろうと思うのです。
○亀田得治君 あまり外務大臣に最終段階でぐちを言うようなことは申し上げませんが、吉野公使が下田大使の大臣あての書簡を持って来られた、私的な書簡であれば、そんなことはお尋ねしませんが、これだけはひとつここでどういう内容のものか、結論はどういうことを言っておるのか、それを公式にはっきりしてほしいと思うのです。公使が来られれば、吉野公使に直接これは聞きたいところなんです。