○三浦国務大臣 私から別に申し上げるようなことはございません。
○三浦国務大臣 今別にそう指定しておりません。
○三浦国務大臣 今の委員長のお話でございますが、これは重大なことでございまして、なお精細に検討いたさなければ、国家補償をなすべきかどうか、今日結論を遺憾ながら出せません。これは御無理だろうと思います。また、政治問題として考慮すべきことは多辺的にあろうと思います。これにつきましては、運輸大臣ともよく御連絡を申し上げまして適切を期するということで、御了承を願いたいと思います。
○三浦国務大臣 この問題は、さきに永野運輸大臣に閣議の席上でもこれを要請いたしておりますし、同時にまた、資料の提出に伴いまして本省からは書面をもってそれぞれの手続をとつております。派手にPRしておりませんから、いかにもPRしておらぬように申されますけれども、さようではございません。これは重大なことでございますので、運輸当局とは適切な連絡をとり努力いたしておることをはっきり申し上げます。
○三浦国務大臣 委員長の御発言のなには、十分に検討しませんと、いろいろお考えがあろうと思う。われわれ受け取り方におきましても実は当惑するわけでございます。従いまして、善処するということにつきましては、先ほど来、運輸省との間に話を十分にいたしましてやるという意味ではわれわれは善処いたす考えでございます。
○三浦国務大臣 実態といいましても、これは一般的な観測であるならば、従来の地主の地位から転落して貧困に直面しておるというようなことは言えると思う。しかしここにいかような状況になり、いかような環境にあるかということは、これはやはりただ単に抽象的なお答えでは尽せないと私は思います。
○三浦国務大臣 過去にとりましたところの農地改革に対する態度並びに補償の改訂、もしくはこれをし直すということのありませんことは、従来しばしば申し上げた通り、きぜんたる態度をとっております。
○三浦国務大臣 ただいまお尋ねのありました草地の改良でございますが、趣旨としましては私たちは賛成でございます。当局といたしましては、なるべく牧野並びに草地の改良は国家の助成のもとに推進いたしたいと考えておったのでございますが、これもなかなか思う通りにもなりません。しかし、一面におきましては、草地並びに牧野を管理している面におきまして相当な資産を持っている向きもありますことは御了承の通りであります。
○三浦国務大臣 酪農振興の問題につきましては、昨年の夏以来格別農林委員の各位におかせられましては御協力を賜わりまして、深甚なる謝意を表する次第であります。
○三浦国務大臣 この点につきましても、従前の制限を撤回さしていただきまして、改正をさしていただいたわけであります。
○三浦国務大臣 これはすでに食糧庁長官からるる説明があったと思いますが、将来にわたってもとる、こういうことでございます。
○三浦国務大臣 私は、この文章をすなおに見て、先ほど、われわれの了解はさようである……。国税の方の関係につきましても、二十一年度までは認める三十二年からはだめだということはなにでございますから、これは大蔵大臣にもよく反省を強く要望をするということであります。
○三浦国務大臣 われわれは、この次の四十五ドル目標の合理化で必ずしも満足しているわけじゃございません。各般の検討を加えまして、一そう合理化が推進し得るようにしたい。さらにまた、現在の設備をそのまま見のがしているのじゃないかと言われますけれども、これはある意味ではスクラップ化しましても新しいものにかえていかなければならぬというのは日本の肥料界の運命だろうと思います。
○三浦国務大臣 それは、ぼけておらぬです。基本的にちゃんときまっておるのです。ですから、通産大臣が自分だけでもって政令を出せぬのです。それは私の権限を侵して出せないのです。のみならず、これは閣議で政令を出しましてやるのですから、その保障はちゃんとついております。
○三浦国務大臣 今の点、実は農林省を支持するグループといいますか、これが常に肥料審議会等を通じまして強く発言され、これが相当の政治力、影響力をだんだん持ってきているんですが、われわれは必ずしも硫安協会だけの意見を聞いているわけじゃございません。
○三浦国務大臣 総務長官と意見の扞格はございません。御承知の通り現在の企画庁の総合計画等におけるエネルギー並びに農業等は、長期にわたった見通しを持ってやるということになっておりますから、今総務長官のおっしゃる通りの見通しのもとに策定さるべきものと思います。
○三浦国務大臣 先ほど来の説明等にも不十分な点がありましたけれども、御指摘のことが基本的な目標であろうと思います。同時にまたこれらを解決するためには、従来のようなスケールの小さい国の財政投資もしくは財政の規模ではとうていやれないだろう、こういう予想を持っております。
○三浦国務大臣 昨年の取りきめでもってそういうような結果に相なったのでございまして、これは非常に遺憾でございますけれども、国際協定をいたしたものでございますから、ここしばらくはその線に沿うて、今後の措置に重点を移さなければならぬ、こう考えております。
○三浦国務大臣 いろいろ仰せでございますが、現在の段階では、まだ相互の了解に達しない、ソ連側でもなおこれにつきましては再考の模様がない、こういう実情でございます。
○三浦国務大臣 いやしくもわが方の利益になることは、あらゆる観点からこれは主張するつもりであります。
○三浦国務大臣 お答えを申し上げます。 畑地の振興対策につきましては、ぜひこれを総合的な、同時に基礎的な問題として解決いたしたいという念願でございましたが、明三十四年度におきまする施設等もまだ十分にいかぬことは御指摘の通りであります。つきましては、一般的にこの畑地振興対策は今後強力に取り進めて参りたい所存であります。
○三浦国務大臣 ただいま御決議になりました事項は、畑地振興上重要な問題を包容しております。つきましては、当局におきましては、十分検討を重ねまして、この御趣旨に沿うように特段の考慮を払いたいと考えております。
○三浦国務大臣 資源の問題につきましてはもうあらゆる角度から科学的な材料等を出してやっております。しかし、さきにお尋ねのようにオホーツク海の禁漁は交換条件などということで取りきめてないことは、われわれは当路の大臣としまして前農林大臣からさようなことは聞いておりません。
○三浦国務大臣 まず私から……。 昨年、日ソ漁業交渉におきまして、資源保護の見地からオホーツク海には出漁しないという両国の取りきめがございますので、本年は出漁するという申し出はしてございません。
○三浦国務大臣 私が今申し上げたように、具体的な場合は別として、一般的に漁業協同組合に対する融資に対して利子補給の道を開くということについての案はできておらぬ、こういうことです。
○三浦国務大臣 第一は、これは畑作に対しまして非常に労力が要る、これは申すまでもありませんが、その畑作の改善の一環として、ホイール・トラクター、クローラー・トラクターをだんだん入れて参りたいということでございます。同時にまた、これは主として寒冷地帯、北海道、東北地方等をまず対象にしたのでございますが、逐次拡大して参るということで進めて参ったのでございます。
○三浦国務大臣 担保は何も土地だけではないと思うのですが、土地を取るという建前であったならば、これはまさにその御趣旨の通りになると思いますけれども、その点は実際問題として私は巨細にわたって一々知りませんから、趣旨は今私が申し上げた通りだと思いますが……。
○三浦国務大臣 将来の国内砂糖と外国砂糖との関係でございますが、今後の見通しとしては、十年後百五十万トン程度の需要がある。そのうち国内のテンサイ糖、黒糖等もございますが――需給のバランスは食糧庁長官から説明させます。
○三浦国務大臣 食糧管理法の運用上これをやっておりますから、そのことを申したのでございます。
○三浦国務大臣 御好意はよくわかりますが、負担とすると書かれても、政府としては御同意できません。ですから、やはり補助金として処理していくほかはございません。
○三浦国務大臣 今までの配分につきましては局長から説明の通りですが、適正を期するようにとくといたして参りたいと思います。
○三浦国務大臣 昭和三十四年度農林関係予算案につきまして概要を御説明申し上げます。 まず一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。 農林省所管合計といたしましては、九百二十八億百万円となっております。
○三浦国務大臣 農地局長から御答弁申し上げます。