2010-04-16 第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
そういう観点から、逆に、一般市中金融機関、特に地域経済、中小、小規模零細企業に密着している信組やあるいは信用金庫、こういう方々を中心として、もう少し柔軟性のある、そういう対策に応じてもらえるような体制も私たちはこれからつくっていかなければいけないのかなというふうに私自身は思っております。
そういう観点から、逆に、一般市中金融機関、特に地域経済、中小、小規模零細企業に密着している信組やあるいは信用金庫、こういう方々を中心として、もう少し柔軟性のある、そういう対策に応じてもらえるような体制も私たちはこれからつくっていかなければいけないのかなというふうに私自身は思っております。
一般市中金融機関におきましては、担保もしくは保証がなかったら一応融資ができないというのが現況なので、小企業者の約八〇%以上がほとんどの零細企業でありますので、国民金融公庫かそこらに一応持ち込んでいかなければ金融の支援策はできないということで、多くの零細企業が今国民金融公庫にお頼りをしてマル経資金を活用しておるというのが現況です。
その企業体としての性格でございますが、独立採算制が非常に希薄であって、政策金利により特定の対象に融資を行うものということで一般市中金融機関の補完的な役割を果たす、そういうものを公庫というこの分類に属しているというふうにお考えいただいてよろしいのではないかと思います。
一般の中小企業につきましても、それぞれの一般市中金融機関なりあるいは中小企業金融公庫でございますとか国民金融公庫、こういう一般の対策というのはあるわけでございますけれども、水産加工業につきましては、二百海里時代の到来という特別の事情に着目いたしまして特別の制度資金ということを設けたわけでございます。
○政府委員(木下博生君) 確かに、金利が高かった時代に、中小企業者が一般市中金融機関あるいは政府関係金融機関から高い金利で借りていた金があるわけでございます。市中金融機関の場合には、契約の中身によっては変動金利ということで、全体の金利水準が下がればそのまま下がるというものもあるわけでございますが、政府関係金融機関の場合には、一応固定金利というようなことになっております。
同時にこの際、一般市中金融機関が何かというと信用保証協会に保証をつけてもらえと言って回してよこす。金融機関はそれでリスクから逃れられるかもしれない。しかし、そういうことが安易に何でも行われるというようなことは、果たしていかがなものなのかという疑問が一つある。
ただ、中小企業の場合には、一般市中金融機関から借ります場合の金利と比較しまして、商工中金としましては貸し付けに当たっての利ざやをできるだけ少なくするという努力も行っておりますので、実質的な意味では十分安い、しかも安定した資金を供給できるような体制になっていると思います。
○与謝野委員 そこで、ある一部の議論で、国家がこれほど預貯金を集めるのであるならば、資金運用部資金で国債を買ったらいいじゃないか、みずから集める預貯金で国債を引き受けて、一般市中金融機関に対しての国債の押しつけはやめたらいいじゃないかという議論がございますが、大蔵大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
たとえば、農林中金等の農林漁業の系統金融機関からも出ておりますし、また地元の一般市中金融機関からも出ているというように、多元的なルートがあるわけでございます。
○国務大臣(竹下登君) これは住宅金融公庫法の第一条をいまお読みになりましたが、私もそれそのものがまさに一般市中金融機関からは融資困難なものを対象とする。
ただ、将来の問題として考えます場合には、国債の流通市場というものが非常にまだ小さくて底が浅い状態でございますので、これの広がりを広くし、また深さを深めるというような育成強化の必要があると思いますが、そういう整備の状況とあわせて一般市中金融機関が、これも市場に売却することが可能なような形を整えるということは必要であろうと思っております。
○曽根田政府委員 一般市中金利をいかほどに計算するか、おっしゃるようにこの十数兆の資金が仮にいま一般市中金融機関に預託をされたとすれば、おっしゃるような数字があるいは出ようかと思いますけれども、先生御承知のように、先ほど現在は資金運用部に八分で預託しておると私申し上げましたけれども、この八分になりましたのは昨年の十月からでございまして、十兆ほどの積立金はそれぞれ預託する時期が違いまして、それぞれの時期
また、建設業に関する金融の問題でございますが、政府関係中小企業金融機関の貸し出しワクの拡大を、通産当局、大蔵当局にも第一四半期、第二四半期、第三四半期とそれぞれ要請をいたしておるわけでございまするし、また一般市中金融機関に対しましても二百億ほどの建設業界向けのワクをつくっていただいて金融の道を講じましたり、さらには信用保証協会による債務保証の積極的な活用をはかりまして金融の円滑化をはかりましたり、さらに
○小谷守君 中小企業三機関の貸し出し条件でありますが、政府系の中小企業三機関は一般市中金融機関から融資を受けにくい中小企業者や一般の庶民に貸し出すことを目的としておるのでありますので、そういう意味での存在価値は高いと思います。それならば、なぜもっと金利や貸し出し期間、賃し付け限度を緩和しないか。金利にしましても中小企業金融公庫で平均八%でしょう。昭和四十九年二月からは八・九%であります。
さらに、一般市中金融機関に対しましても特別の融資が行なわれるように要望をいたしております。 それから発注面におきましての施策でございますが、公共工事の請負契約につきまして、まず第一に物価変動条項の適用をいたしております。第二に、発注単価の適正化をはかっております。三番目としまして、前金払いの制度の積極的な活用、これらの施策につとめております。
それから、中小建設業者の信用力を補完するための信用保証協会による債務保証の積極的活用をはかるようつとめておりますし、また、一般市中金融機関に対しましても、特別の融資を行なうよう、要望をしておるところでございます。
したがいまして、昨年におきましても、スライド制の官房長通達を出しましたり、また年末融資等におきましても、中小企業金融公庫、国民金融公庫等政府関係三機関からの貸し付けについて特段の配慮を建設業界にも及ぼすようにということで強く大蔵に要請をいたしまして、資金量の確保につとめておったわけでございまするし、また保証協会による保証の拡大をはかりましたり、一般市中金融機関に対しましても、特別融資をするように要望
○玉置委員 以上規模別の問題と、それから金融機関のこれに対する貸し出しの実績をお示しいただいたのでありますが、なお一般市中金融機関等を考えますと、同じような方向よりは若干違った傾向を示しておるのじゃないかと考えられます。
三機関からの貸し出し、それから一般市中金融機関の金利引き下げ、また信用補完制度の拡充ということによりまして幅広く金融の実需にこたえるように努力を続けさしていただきたいと思います。
政府機関の開銀が肩がわりの見返りで担保を解除しないのに、どうして普通一般市中金融機関が解除しますか。政府金融機関ですよ。そうして第四次答申では、第二回目の肩がわりをするにあたって、こういう措置をするのだから金融機関は協力しなさい、しかも借金の残った場合には、金融機関には、二分の一保証しますと政府ははっきり約束しているのですよ。