2015-05-14 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
それで、あれは大分前になりますけれども、昔は、御存じのように、一級酒、二級酒、特級酒というのがあったんですが、今はないんですよ。みんな酒飲まない人たちばかりでしょうから、この辺は。
それで、あれは大分前になりますけれども、昔は、御存じのように、一級酒、二級酒、特級酒というのがあったんですが、今はないんですよ。みんな酒飲まない人たちばかりでしょうから、この辺は。
平成元年に税制が変わりまして、一級酒とかなんとか全部言わなくなって、私が学生の頃は合成酒なんていうのもありましたけど、今はもう全くそういうものなくなりましたから。そういったのは、税金が変わったから多分日本酒はうまくなったんだと、私はそう思っています。
お米も一等米から五等米まで、お酒も特級酒、一級酒、二級酒というふうにいたしました。第三番目には教育を統一いたしまして、国民学校令というのをつくって一通学区域一学校という制度をつくりました。これらによって規格大量生産の体制ができて、これが戦後もますます強化されて、規格大量生産を推進するのには非常に役に立ちました。
それに対して、実際の裸値の差はわずか、いいですか、二級酒が千円なら一級酒は千百五十円、特級が千三百円、これだけの差しかないんですよ、品質の差というのは。これはどういうことになったのか。まあだんだんだんだん崩れてきたと思うんですね。昭和二十年ぐらいにはちゃんと格差があったのが、どんどんどんどん長年の間に崩れてきた。
しかも、このように需要が低迷する中で、特級、一級などのいわゆる上級酒に対する割高感より、中小メーカーはもちろんのこと、大メーカーさえもがいわゆる下方志向を強め、特・一級酒の減少、二級酒の増加というパターンが漸次鮮明となっておりまして、さらにこの二級酒の中での価格の下方展開が市場における安値競争を誘発するような形になり、市場安定とはほど遠い極めて深刻な情勢に立ち至っているように思われるのでございます。
したがいまして、特級酒がだんだん売れなくなってきて、それが一級酒になり、さらにまた二級酒になるというふうな低価格化、級別がだんだん下がることによって何とか増税の負担に歯を食いしばって耐えていくというふうな形が、現実にはそういう形になってきたように思っております。
しばらく前に、たしか浜松のあたりだと思うんですが、酒屋さんに見学に参りまして、ほうろう引きの大きなおけがあって、中にお酒が入っているんですけれども、こっちは素人なものですから、これは一級酒が入っているんですか、二級酒が入っているんですかと聞いたら、いや、どっちでもないんですと言うんですよ。どうしてですかと言ったら、二級酒と張って出せば二級酒で、一級酒と張って出せば一級酒なんですと。
○政府委員(梅澤節男君) まず前段の御質問の点でございますが、御指摘になりましたように、今回御提案申し上げております各酒類ごとの税負担の引き上げ幅の中で、しょうちゅう甲類は負担の引き上げ幅三五%弱、それからウイスキーにつきましても、先ほど委員が御指摘になりましたように、下級酒、つまり二級酒が三〇%弱、一級酒が二五%弱、特級が二〇%弱ということで従来の引き上げの考え方とはむしろ逆の方向で御提案を申し上
こうした特殊な要因を配慮しなければならないということで、結果的には特級酒につきましては上げ幅二〇%弱、一級酒につきましては一八%弱、二級酒については一五%弱という税率の引き上げをお願いするということでございまして、酒類間の負担の格差を縮小するという観点からは、清酒につきましては、そういった清酒の特殊事情を配慮いたしまして、税負担の引き上げ幅についてそれなりの相当の調整を図っておるということはぜひ御理解
その点からいいますと、これは私が今さら時間を割いて申し上げるまでもないと思うのですけれども、清酒の特級とは何か、一級酒、二級酒とは何かというようなものについても、最近のあれこれを見てみますと、私はまだ直接試飲もしたことないのですが、二級酒で一万円もするような非常にうまい酒が、かれこれ七十銘柄ぐらい全国に出ておる。
そういたしますと、このようやく日が当たってきたしょうちゅうというものに対して、今回大変高い税率を掛けてきておる、一級酒、二級酒などからいたしますと大変高い税率を掛けてきておるということは不当だ、こういうふうに思うわけです。いかがですか。
まず清酒一級という格付でございますが、この一級の値段を超えておりますものは、五十五年度の販売数量でございますが、一・八リットル瓶で千九百七十五キロリッター、その他すべて含めまして四千七百二十七キロリッターでございまして、この一級酒全体に占める割合は〇・五七%でございます。
これは清酒についても言われまして、一々数字は読み上げませんが、値段は確かに特級が高いのですけれども、税額を除いた値段で比べてみますと、二級酒と一級酒と特級酒の差というのは非常にわずかなんですね。結局税金によって酒の値段が変わっておるというように育ってもいいぐらいであります。 こういうように、今たまたまウイスキーの例を挙げました。
一級酒につきましても、度数にもよりますけれども、四%前後の引き上げ幅ということでもございます。私どもといたしましては、そういったものを考慮しながら今回の税負担の引き上げをお願いしておるわけでございます。
清酒、これは特級で四・一%、一級酒で二・五%、二級酒で一・六%、酒の方はすっかり増加分が少ない。これはまことに不合理ですね。しかも、時間がないから多くを申しませんが、「五十九年度の税制改正に関する答申 税制調査会」、ここを見ると、「税負担格差の縮小を図る必要がある」と書いてある。ちっとも税負担格差の縮小が図られていないでしょう。
関連いたしまして、先ほど申し上げました級別と価格の問題もこれに関連しておるわけでございますが、清酒の税率につきまして過去十分な政治的御配慮をいただいておるわけでございますけれども、清酒需要低迷の現在、特級酒はもちろんのこと、一級酒さえはっきりと減少傾向を示し続けております。
これは特級酒でありますが、一級酒の方も同じであります。両方ともそういう表示になっております。国民は当然この酒の中身を知る権利があると思うのですね。何%は米こうじが入っておって、何%アルコールが入っておって、糖分はどれだけ入っておって、糖分以外のものがどういう形で入っているということは当然知る権利があると思うのです。これが全然表示されていない。これはいかがなものですか。
それからさらに税調答申は、この酒税の中でも酒類間及び級別間の税負担格差の縮小、これを図れと、それから特級酒、一級酒、二級酒の格差とか、日本酒、ビールとの格差とか、ウイスキーとの格差とか、これを図れ、こう言っている。だから、それらを含めて上げるのか上げないのか。それはこれから考えるのだ。上げないとはおっしゃらない。
約六割が二級酒であったわけですが、最近は逆に一級酒が五六%ぐらいになっております。二級酒は四割を切っておるという状況が年々続いてきたわけでございまして、全体の酒類の高級化といいますか、そういった状況が行き過ぎたのが若干調整されているのかなというような状況もございますので、もう少し動向を見定めまして問題を適切に考えていきたいというのが率直に言って執行の方の考え方でございます。
しかも、特級酒、一級酒、二級酒とありますが、一升一万円もする二級酒があらわれているじゃありませんか、これは一体どういうことです。特級酒とか二級酒とか一級酒というものの定めは、法令によりますというと、品質の優良なるものを特級酒とし、佳良なるものを一級酒とし、特級でもなければ一級にも該当しないものを二級酒と名づけているのであります。
まあ特級酒はどうでもいいというわけじゃありませんけれども、重大な関心は一級酒や二級酒の端数がどうなるか、それが問題なんです。 たとえばビールは二百四十円で、二四・二%の税負担率の引き上げでそのまま現行小売価格に上乗せすると二百六十四円六十九銭。
逐次お伺いをしていきたいと思うのでありますが、御存じのように、酒をつくるときには玄米全部を使うわけではなくて、精米をするわけでありますけれども、特級酒、一級酒、二級酒、大体これは玄米のどのくらいの割合を使っておりますか。
ちょっとこれまた長部さんに伺って恐縮なんですが、特級酒と一級酒、つくられるときの原料のコストの差というのはどのくらい違うのですか。一級と特級のコストの差、私は幾らもないだろうと思うのだが。
○長部参考人 具体的な数字を持ち合わせておりませんので、概略といいますか私の頭の中でお答えするわけですけれども、いまの宇治田参考人おっしゃったように全部純米にするとかそういうことになりますとこれはかなり、いまの清酒の一升当たり税抜きのいわゆる生産者サイドの原価を一〇〇といたしまして、全部純米ということになりますとやはり二〇〇以上になるということにもなりますので、その辺がやはり特級酒、一級酒のプライド
一級酒もひょっとすれば一、二%ダウンするのではないか。その分が、二級酒である程度プラスで出てくる。全体で余りふえないというふうな見通しをしております。
全酒類につきまして二四・二%ということを原則といたしておりますが、清酒の一級、二級、合成、しょうちゅう、みりん、こういうものにつきましては、たとえば清酒につきましては、全体の税のアップ率をほかの酒の六割にするということを目途におきまして、一級酒を一四・五、二級酒を九・六といたしまして、清酒の二級としょうちゅう、合成のバランスをとって九・六%のアップ率にしておる、こういうことでございますから、全体としては
御案内のように、一級酒と二級酒ではかなり税差がございます。ざっと申して三百円がらみ違うわけでございますから、その三百円がらみ違いますことで、一級の認定をとりますと三百円だけコストが上がるわけでございますので、したがって売価が上がってまいります。そういうところから、一つは販売者、生産者の販売政策というものもあるかもしれません。
これは統計の趣旨が違いますから一概に申し上げかねますが、業務用のものは料理店で飲まれるわけで、ただいま委員から御指摘がありましたように、そういう場合に特級酒、一級酒がお銚子に入れてどういう値段になるかわからないということがございますが、これはあくまで料飲店の価格形成の問題であろうかというふうに存じまして、一般の酒をびんで売ります場合の値段につきましては、国税庁からお答えしたとおりに考えております。
幾ら二級酒の割合を下げたといってみても、それは一級酒である、あるいは特級酒であったというふうに言われればそれを否定するものはないのだ。その辺は、どうせこれだけ上がってくるということになれば、飲む側にとってみれば大変これは気持ちの悪いもの。
〔委員長退席、山崎(武)委員長代理着席〕 一級酒の場合でも、通常の一級酒は二四・一%くらいの税負担かと思うわけでございますが、一番高いものでは、一升と申しますか、一・八リットル二千円で売っておる、これは十七・五度でございますからもっと高い税率になります。四合びん、七百二十ミリリットルで二千五百円というものがございます。そうなりますと税負担率は六・六ということになる。
たとえば五十四年度を見ますと、大手と言われるメーカーは約十二社であり、残りの二千六百八十幾つという数字がいわゆる中小になるわけでございまして、現在われわれが飲んでいるお酒そのものが一級、二級、特級とあるわけでございますけれども、一級酒が一番多いという販売実績になっております。
ところが一番近い酒でも、さっきくどいように言いましたけれども、特級酒で四一・一、一級酒で三五・三、二級酒で二四・一。だからこの比率でたばこの消費税というものも私は下げるべきだ。
一級酒は同じように三十七年が四四・二、それが逐次四二・四、四〇・三、三八・〇、三七・八、三五・三。二級は先ほど言いましたが、三十七年が三三・六、一三・八、三〇・三、二八・一、二六・六、そして現在二四・一と。
そういう経過もあって、二級酒や一級酒は特に安くなっておる。特級酒になるとまた違いますけれどもつしかも、一方はそのために専売公社を残しておって独占的な専売益金を上げてもらうかっこうになっておるわけでございますので、一般の他の方法で税負担を求めるよりはやはりこの方が合理的で国民の皆様には納得を得られるんじゃなかろうかとわれわれは考えておる次第でございます。