2003-06-05 第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
また、乳牛の子牛及び胎児を家畜共済の共済目的に追加するとともに、果樹共済に樹園地単位方式を、畑作物共済に一筆単位方式を導入する等の措置を講ずることとしております。 第二に、農業生産の実態に即した合理的な補償に資するための措置であります。 農作物共済の災害収入共済方式に品種、栽培方法等による区分を導入するとともに、家畜共済の死亡または廃用に係る共済金に支払い限度を設けることとしております。
また、乳牛の子牛及び胎児を家畜共済の共済目的に追加するとともに、果樹共済に樹園地単位方式を、畑作物共済に一筆単位方式を導入する等の措置を講ずることとしております。 第二に、農業生産の実態に即した合理的な補償に資するための措置であります。 農作物共済の災害収入共済方式に品種、栽培方法等による区分を導入するとともに、家畜共済の死亡または廃用に係る共済金に支払い限度を設けることとしております。
また、乳牛の子牛及び胎児を家畜共済の共済目的に追加するとともに、果樹共済に樹園地単位方式を、畑作物共済に一筆単位方式を導入する等の措置を講ずることとしております。 第二に、農業生産の実態に即した合理的な補償に資するための措置であります。 農作物共済の災害収入共済方式に品種、栽培方法等による区分を導入するとともに、家畜共済の死亡又は廃用に係る共済金に支払限度を設けることとしております。
また、現行の類単位方式、果樹でリンゴは一括加入ということでありますが、これを一筆単位方式にあるいはまた品種単位で加入できるような、これは応用問題になると思いますけれども、そんな具体的な方法がとれないものか、そのように考えるわけでありますけれども、一園地が収穫皆無になっても他の園地の分と合算されるので該当にならない、それじゃ部分的に加入することができないか、そんな果樹農家の話でもありますので、この点について
しかし一方では、この足切りはそういった観点から設けておりますけれども、被害の発生をいたした場合の被害のとらえ方の難易という観点も同時に加味をいたしまして、今先生の方からお話のございましたように、一筆ごとに被害をつかまえていく一筆単位引受方式、これが三割を超える減収があったときに補てんをするということで、いわゆる三割の足切りになっているわけでございますが、この一筆単位方式は約七一%ぐらい、金額で言いまして
ちなみに、実は今、水稲共済にありましては一筆単位共済の方式が大部分でございますけれども、一筆単位方式で経営規模別の危険を見てみます。そうすると、例えば小さい危険のところは皆危険率が高いのかというと、そうじゃございませんで、高い農家と、それからまことに少ない農家と両方に分かれていく傾向を持っています。非常に安定した農家とそうでない農家とに分かれてくる傾向を持っています。
したがって、これは局長からいろいろ御答弁いただいておるわけでありますから、これは政務次官、ひとつサトウキビと同じように、やっぱり果樹共済も今後加入率を私ども現地で一生懸命理解を深める努力をいたしましたが、どうしても一番多いのが農単方式、これは農林省は農単方式の方がいいんだと、足切り割合も少なくていいんだと、こう言われますけれども、やはり災害の地域地域のあり方を実態を十分把握をされて、この一筆単位方式
それからもう一つは、一筆単位方式、これは一筆建てでありますので、農単ではありませんが、これが従来同様の足切り三割、つまり百分の七十、こういう既定事実があるわけでありますから、これとの比較も行いながら、主要な点について明らかにしておいてもらいたいと思います。
○今村(宣)政府委員 畑作物共済におきまして農家単位方式を採用するということにいたしましたのは、一つは、畑作農家の経営の安定を図ることを目的とします制度の趣旨から見て、農家単位に損害の補てんをすることが合理的であり、共済掛金率も一筆単位方式よりも低くなって損害てん補が効果的に行われるということ、それから第二は、工場等への出荷資料等を活用することによりまして、農家単位で損害評価を効果的に行うことができる
農家単位であったり一筆単位であったり、大変有利にこの査定を、災害の歩合を取れるようになっておるわけでありますが、これはひとつ果樹共済につきましても、やはり農家単位方式に加えて一筆単位方式も併用をしていくような方向をとってもらいたいというのが強いこれは落葉果樹農家の期待でありますが、これによって共済の加入率がこれはふえることは受け合いでありますし、また、共済制度そのものの本質から見ましても、一〇%や二
○政府委員(今村宣夫君) 麦の共済制度につきましては、御案内のとおり昨年の法改正で単位当たりの共済金額の限度を一〇〇%まで上げますとか、あるいはお話のございましたように、一筆単位方式に加えまして半相殺単位方式、これは二割の足切りでございますが、それとか、全相殺農家単位方式、これも一割の足切りでございますが、そういうことで内容の拡充を図ってきたところでございます。
これは去る七十七国会で国会の御審議を経て決定したものでございまして、一筆単位方式は確かに三割足切りでございますけれども、農家単位方式によりましては二割、一割のそういう制度もございます。そういう選択が農家にはできるわけでございまして、私はきわめて最近決めたばっかりの、改正したばかりのこの共済制度は、もう少し経験を積み、実績を見た上でまた検討いたしたい、こう考えております。
一筆単位方式では、御指摘のように三割足切りということになっておりますが、農家単位方式では二割ないし一割という新しい制度の運用も認められるように相なっておるわけでございます。軽微な被害につきましては、農家の営農努力によって自家保険的に考えて善処していただく。モラルリスクという問題もございますわけでございますから、私は足切り制度を全部やめるというわけにはまいらない、このように考えております。
現実に一筆単位方式が実施されておりますが、その点で、昨年の冷害の被害に対する不満というものは、いわゆる三割足切りの問題が焦点になっておるようでございます。 私は、水稲共済における損害てん補を次のように改正すべきではないかというふうに考えております。すなわち、全相殺農家単位方式を全量引き受け、全量補償に改めたらいいのではないか。また、半相殺農家単位方式を一割足切りに改めるべきではないか。
○今村(宣)政府委員 一筆単位方式の足切りを三割とした理由は何かという御質問でございますが、いわゆる足切り制度につきましては、軽微な被害については農家が農業経営上自家保険するという考え方に立っておるわけでございます。同時に道徳的見地といいますか、私たち道徳的見地と言っていますが、そういうものを防止するという観点からも、ある程度の足切りを行うことが必要なのではないか。
これは一筆単位方式の場合でございますけれども、一筆単位方式の場合には三割を足切りいたしておるわけでございます。
そういう意味で、先ほど申されました一筆単位方式の特例措置というものがより的確に行える条件が生まれてきておると、まあこういうふうなことであろうというふうに思うわけでございます。
○政府委員(吉岡裕君) ただいまお話のございました第一点でございますが、御承知のように一筆単位方式と申しますのは、農家としてみますと、平年作あるいは増収をしておるというふうな場合でありましても、特定の耕地に被害が起こった場合には共済金の支払いが行われるということになっておりまして、その結果、少額の共済金がたびたび支払われるというような結果になることが多いのでございますが、その点確かに農家補償という面
○吉岡(裕)政府委員 現在の農作物共済の場合には長い経緯がございまして、一筆単位方式というものから保険発足以来出発をいたしまして、四十六年に至って半相殺農家単位引受方式というものが導入をされたということでございまして、現状におきましては、一筆方式といわば農単方式が併存をしておるという状況なわけでございます。
○吉岡(裕)政府委員 いまお話がありましたが、一筆単位方式におきましては、たとえば農家全体としては非常に増収してよかったというふうな場合でも共済の支払いが行われたり、あるいは非常に零細な共済金が全体的には多額に支払われるといったような不合理な面もございまして、大災害のときに補償が厚く行われる、しかも農家の掛金としてはそう高めないでやれるというふうな方式として特に従来の半相殺農単方式に加えまして全相殺
もっとひとつ謙虚に園地共済、いわゆる一筆単位方式というやつを検討してみるくらいの姿勢というものは、ほんとうに農政を語ろうとするならば、あってしかるべきだとこう思うんですが、そういうことを大臣に聞きたかったけれども、時間がないからだめだったんですが、これはひとつ次官、その点については、せっかく長い間苦労してそうして積み上げた理論構成だから、これをくずすわけにはまいらない、というような変なところへ意地を
何かいろいろな意味で、あとの農家単位方式とか一筆単位方式にもそういう思想が根底に存在するように思われるわけですが、それはそのつど、そのときに、技術的な問題を含めていろいろ質問したいと思いますが、私は、非常に意地悪なものの見方をすると、米が余るからそれを押える、押える理由はもっと国際的な問題もあったりしますが、それはきょうは議論をしません。とにかく、端的に言って、米を生産することを押えようと。
そうすると、一筆単位方式はこういうことになるから都合悪いと——農民の側に立ってください、一応、そして農民の皆さんよと、こっちのほうがいいのだと確信を持ってひとつ局長答えてもらえば、それを私はよりどころにして今後の議論もしたいし、農民とも接していきたいと思うのですが、一筆単位方式はこの点では農民には損だ、農家単位、農単方式のほうが得なんだといったような点、あまりこまかい答弁は要りませんから端的に答えてください
次は、従来とってまいりました一筆単位方式に対しまして、農家単位方式を新しく選択として導入をする、おそらく農林省の行政当局としては今後この方向を本流にしてやりたいという気持ちさえもあるのかどうか、これは助成金を、一組合五十万程度でありますから大した額でございませんけれども、そういう助成金を出して積極的に農家単位方式を導入しようということを考えておるわけですが、今後五年程度ぐらいのめどのところで農家単位方式
第三は、農家単位方式を一筆単位方式に改めることであります。