1960-11-30 第36回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
ところが農家人口は二百万以上もこの五年間に減っておる、こういうのが出ておるわけですから、一体供出のやかましかった時代の三千五百万石を、そのままに踏襲されておるというのはおかしいじゃないかと私は思いますが、だからやみの分はもっと多いのじゃないかとこう思うのです。
ところが農家人口は二百万以上もこの五年間に減っておる、こういうのが出ておるわけですから、一体供出のやかましかった時代の三千五百万石を、そのままに踏襲されておるというのはおかしいじゃないかと私は思いますが、だからやみの分はもっと多いのじゃないかとこう思うのです。
三割程度しか課税対象農家がないと言いますが、それならば、その課税対象になるのは三割であるが、その三割農家で、米は一体供出量の何十%になりますか、それをお尋ねいたします。
○森田豊壽君 大分遅くなつて質問をするわけですが、私は供出の問題につきまして、この際に供出をやめたらどうか、少し極端な論で、先ほど来の質問とは遠くく離れておるようですが、一体供出を廃するということにつきまして、どういう点で供出制度を廃することができないか、その理由を一つ詳細に承わりたい。
一体供出奨励金を百円出したり、超過供出三千円出すという点から見るならば、これは供出に対して政府はなお相当力を入れておるのだ、こういうふうに見えるが、供出したあとには全部自由販売だというならば、これは供出制度ではなくなるのだ、ここに割り切れない矛盾がある。これを矛盾と考えられますか、考えられないか、また矛盾であつてもいいのか御答弁を願いたい。
政府がこの米価をやや妥当な価格であると考えますならば、何ゆえに一体供出後の自由販売というようなややこしい集荷方法によつて、一万五百円という価格をおつけになつたのですか。これを伺いたい。
○片柳眞吉君 ちよつとわからないのですが、文章が違つておれば内容も変つておる、ですから少くとも考え方としては、一体供出價格と指定買入價格とは、やはり何らかの、少くとも観念的に米は供出をするんだから、これはこつちは少くとも有利という考え方が出て来るんじやないかと思うのですが、これは若し政務次官から明快な御答弁が伺えれば幸いと思いますが。
とれると仮定しての上でのことですから、今国民の期待しますのは、政府の倉庫に今何ぼ米がある、これから一体供出がされ、何ぼ政府の食庫に四月までに入るか、四日以降何ぼ食うか、それで十月までそれを食いつなげるかどうか、こういう問題です。内地米の話を主としておるのです。外米の問題はまた別ですが、その点を明確にできたらひとつしていただきたい。
土地の改良や技術の改善問題をやるということでありますが、一体供出の問題につきましても、上からの政策を下からに切りかえるようなことで出て来るのか。農地問題でも、われわれはそう簡單には考えられない。世間的には農地改革の打切りがこの法案に現われて来たのだと言われている。
農民は一体供出の責任があるのかないのか、この点を明らかにしてもらいたい。もしないということになりますならば、四億万貫の需給推算の中において、総合用の配給は一体どうなるのですか。政府が四億万貫を買おうとしても、農民が価格その他の関係から売らないという場合、四億万貫の需給推算の穴が明く。明いた場合一体どうするのですか。
これは一体供出制度があるのに、なぜこんなものがあるのかということを聞いておる。ないはずだと思つておるにかかわらず、今まで農村の民主化を徹底的にやらない、非民主的にやつておつたために供米が出なかつたのを、共産党がうるさく供米の阻害をしたからだと言う。共産党は供米を阻害した例はない。われわれはがんばつて供米が出るようにやつたのであるが、それを警察が阻害した。大阪府の官僚がじやました。
○横田委員 いわゆる民自党公約の第一であるところの供米完了後におけるところの米麦の自由販賣、これは一体供出を完了して後に、なお米は残るように思つておるのであるか。その基礎條件を承りたい。
今年一体供出をさせるつもりなのであるか、この供出後自由販賣をするのかどうか。この点、もし言わずに、ただ言うことは今年百姓に対して、自由販賣ということを思わせて、させないということになりますれば、百姓をごまかすことになる。その点一つ。それから超過供出を大体一割以上と見込んでいるようでありますが、これは需給計画の中にちやんと織り込んで出ている。