2021-02-22 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
かつてレーガノミクスが基礎としていた基本的サプライサイド・エコノミクスは、税率を高くすると国民が働く意欲を失い、逆に税収が減ってしまうという考え方でした。赤字国債の話に当てはめれば、赤字国債依存を高めれば高めるほど国民は労働意欲を失い、税収が減るという悪循環になりかねません。 我々労働者は、働いて、税金を納めて、日本国に貢献しているという誇りを持ってきました。
かつてレーガノミクスが基礎としていた基本的サプライサイド・エコノミクスは、税率を高くすると国民が働く意欲を失い、逆に税収が減ってしまうという考え方でした。赤字国債の話に当てはめれば、赤字国債依存を高めれば高めるほど国民は労働意欲を失い、税収が減るという悪循環になりかねません。 我々労働者は、働いて、税金を納めて、日本国に貢献しているという誇りを持ってきました。
ことし、レーガノミクスからの三十年、三十年債がアメリカは償還期を迎えます。あのとき、減税すれば増収になるということでございましたけれども、結果はそうではございませんでした。 今は世界的バブル崩壊の過程ではないのか。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 西田委員の従来からの御主張はよく私も存じ上げているところでございますが、レーガノミクスについては、高インフレを鎮静化させ、息の長い景気拡大をもたらすなどのプラス面の成果をもたらしたものの、財政赤字の拡大、あるいは実質金利高やドル高の結果、貿易や経常収支赤字の大幅拡大をもたらすなどのマイナス面も大きかったといった評価があるということは承知をしております。
そのときにレーガノミクスというのが盛んに喧伝されたんです。そのレーガノミクスというのは一体何かというと、要するに、一九七〇年代、ドイツや日本が経済的にはどんどん台頭してきてしまった、結果的に自分たちの国は損をしているんじゃないかと、そういう話なんですね。
また、先ほど副総理おっしゃいましたけれども、結局、レーガノミクスの減税でまた格差が拡大したんじゃないかという話がありました。今回のトランプ大統領を生んだ、あるいはサンダース現象の背景には、やはり格差の拡大がある。
レーガノミクスというものに関しては、私は、何となく、ソ連がなくなって世界が冷戦構造から解放されたというところは、結果として経済に大きな影響を与えたのかもしれませんけれども、アメリカ自体を見た場合には、一国の経済としては、あれだけ大きな双子の赤字を抱え込んでえらいことになっていったという面は忘れちゃいかぬところだろうなと。経済面だけからいったらいろいろ評価が分かれるところだ、私はそう思います。
こういうところを見ると、レーガン政権のときのレーガノミクスとよく似ているんじゃないか、そういうことをよく言われたりします。 麻生副総理は長い政治経験がございますから、今の現時点で、レーガン政権、あのレーガノミクスは一時期、大変一世を風靡しました。
数十年前に失敗したレーガノミクスを教科書にしたアベノミクス、そしてバブル景気に浮かれた社会で発想しそうな特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案、いわゆるカジノ法案も、アジア地域では中国経済の失速、過剰投資などでカジノ産業が衰退する中、国民を巻き込んで一体どこへ向かうのでしょうか。
もう、いわゆる新自由主義的構造改革は、アメリカでいえばレーガノミクスに始まってイギリスのサッチャリズムから大きく、農業政策も価格支持から、従来のまあ言ってみればケインズ経済政策の一環としてのような、そういう政策から新自由主義的、したがって直接支払と。
六番目の表、最後の表をごらんになっていただきたいんですが、アメリカは何をそのときにやったのかということが、このレーガノミクス、もう百も承知、釈迦に説法かもしれませんが、ここでやられたのは、歳出削減、そして減税、規制緩和、インフレ抑制ということで、結局、一九八一年ぐらいから株価がずっと上がっていったという表でございます。
○麻生国務大臣 一番わかりやすい例はレーガノミクスだと思います。レーガノミクスは、一回目やったときに大減税をやって、どうなりましたか。双子の赤字だったじゃないですか。レーガノミクスが成功したのは二回目です。二回目で大増税をやって、成功しています。一番いい思いをしたのは、その後のクリントンという大統領が一番いい思いをされた八年間だったと思います。その前の八年間は共和党の政策。いい思いがクリントン。
いかにこのインフレを脱却するかということで、例えばアメリカではレーガノミクス、イギリスではサッチャリズム、市場主義、資本の論理、経済の効率性を求める、こういうパラダイムのもとで経済学も変わりましたし、あるいは、平等よりも自由の方が大事だ、こういうパラダイムが三十年続いて、確かに物価は下がった。
それがレーガノミクス以降どんどんどんどん減らしていって、今三割、三七%ぐらいかな、非常に低くなりました。結果として何が起こったかというと、富める者はより富み、貧しい者は余り変わらないという、こういう現実になりました。
その当時、レーガノミクスですとかサプライサイド・エコノミーというものが非常にはやった時代で、あなたはなぜシカゴ学派の人たちにくみしないのかということを私は質問したんです。
こういうものは、レーガノミクスだとかサッチャリズムだとかロジャーミクスですか、今まで国際社会であれされたの。それにも比肩するぐらいに取り上げられているって、私は大変、大したものだと思いますし、G20で、麻生副総理おられますけれども、あそこで大変な議論になったんですね。
実は、レーガノミクスの三つ子の赤字の解説をしている中で、その場面を思い出しちゃったんですね。そこで、まあアメリカではいろいろな人がいてね、あっけらかんのかあだと言って怒られたわけでございますけれども。 これは、黒人差別を言うつもりは全然なかったんですが、たった一言、いろいろな人がいてね、黒人とかねと言っちゃったんですね。
政権内部では、それを八〇年代のアメリカのレーガン政権のレーガノミクスになぞらえる者もおります。 しかし、レーガノミクスは、大規模な減税を実行したものの、成長率は期待したほど上がらず、財政再建どころか財政赤字は拡大したという結果に終わっております。 安倍総理大臣、あなたがとろうとする政策の道筋を示していただきたい。
その少し以前に、レーガノミクスだとかサッチャリズムだとか、欧米先進諸国でも大きな行革が断行されました。なぜ時を一にしてこんなことが起こるのかなと私は調べてみました。 そうしますと、一九七一年にJ・ロールズという学者が「正義論」という論文を書いておりまして、個人の自由、私有財産権、自由競争市場を最大限尊重することという論文を書いてあります。
特に、減税が効果があるということについては、例えばレーガノミクスというのがあって、アメリカでは減税をやったことによって景気対策したんだという説と、いや、あれは減税ではなくて軍需によってその効果があったんだという真っ二つに割れています。
そして、レーガン大統領になりましてレーガノミクスをやりまして、そのときにはもう需要喚起というか、いわゆるあのときはケインズ経済学を脱却してサプライサイドの経済学の方に軸足を置くということ、こういう考えだったと私は思っておりまして、それが成功したのはやっと二十年たった、現在二十年じゃございませんが、まあ十五、六年たってやっとレーガノミクスの効果が出てきて、五、六年前からアメリカは非常に強い財政体質になってきたと
これはすなわち、一九八〇年代にレーガノミクス、あれが有効に働いて、その結果、十数年たってその効果が出てアメリカが非常に健全な財政状態になったということでございまして、我々も十年、十五年の先を見込んで今苦しいところを辛抱して乗り切って、アメリカのように余裕ある財政状態に持っていきたいと思っております。
確かに、イギリスの場合でもアメリカの場合でも、八〇年代に彼らはサッチャリズムとかレーガノミクスとかといったような強いリーダーがいて、規制を緩和し、規制撤廃をやって、そのかわりフェアな自由競争で生産性を伸ばしていくということをいろんな面から政府が指導し、かつ民間がそれに乗っかって、新たな技術革新も加えてイノベーションをやってきて、それが九〇年代に花を開いて、徐々に、イギリスであれば英国病から脱却して、
○参考人(速水優君) 構造改革につきましては、私もかねてから、日本はやはり、アメリカがかつてやり、イギリスもかつてやり、サッチャリズムとかレーガノミクスとかいって十年かかっていろいろな規制を緩和、撤廃し、政府に頼らないで自分で自分の道を開いて新しい仕事をどんどんつくり上げていくといったような措置をとっていって、それがアメリカの場合もイギリスの場合も見事に花を咲かせた。
それで、大減税を行ってレーガノミクスみたいに消費がふえて景気がよくなって新たな増収ということも一つの手でございますが、我々は歳出の削減について論議していく必要があるのではないか、そのように思います。 私は、以下十点について具体的に申し上げますが、一見非常識に見える面もあろうかと思いますが、こういう時代だから不可能が可能になるということもあろうと思いますので、御清聴をお願いしたいと思います。