2017-04-25 第193回国会 衆議院 環境委員会 第14号
よく茂った亜熱帯林から流れ出る自然度の高い川、その河口に発達するマングローブ林、湾を縁取る自然海岸、砂浜と岩礁と干潟、よく発達したサンゴ礁とその内側に発達する海草藻場、湾内の深みに広がる細かい砂の底、砂底や砂の泥の底、ガレ場、それらが国内ではここでしか見られない極めて特徴的な生態系をつくり出しています。
よく茂った亜熱帯林から流れ出る自然度の高い川、その河口に発達するマングローブ林、湾を縁取る自然海岸、砂浜と岩礁と干潟、よく発達したサンゴ礁とその内側に発達する海草藻場、湾内の深みに広がる細かい砂の底、砂底や砂の泥の底、ガレ場、それらが国内ではここでしか見られない極めて特徴的な生態系をつくり出しています。
二つ目の事案でございますが、天然記念物であります大浦マングローブ林の現状変更について、平成二十年度、二十一年度におきましては、沖縄防衛局長から名護市教育委員会委員長に対して申請を行い、許可を得ておりましたところ、平成二十二年度におきましては、市の条例に規定いたします現状変更、これは市の指定文化財の管理者に限定されているため申請を受理できないという回答を受けましたことから、沖縄防衛局長が処分庁たる名護市教育委員会委員長
○国務大臣(望月義夫君) 御質問の要旨では、公益財団法人のWWFジャパンでございますが、辺野古、大浦湾には巨大なアオサンゴ群集を含むサンゴ礁や海草藻場、沿岸には干潟やマングローブ林等が広がるなど様々な環境があり、ジュゴンを始め多くの野生生物が生息することから、生物多様性の宝庫と評価していると聞いております。
沖縄県の八重山地方に位置いたします西表島でございますが、島の面積の八五%、約二万四千ヘクタールが国有林になっておりまして、我が国最大のマングローブ林や亜熱帯性の広葉樹林が生育するとともに、今先生おっしゃられました特別天然記念物のイリオモテヤマネコ、カンムリワシ等の貴重な野生生物が生息しております。
このように、大変鮮明で、そしてその分析もしっかりと行うことができる精度の高いALOS、「だいち」ですが、この写真をもとに観測した内容、このホームページ「地球が見える」に掲載されています内容は、外洋に面した深場の泥地、サンゴ礁、海草や藻場、湾奥の大浦川、汀間川河口のマングローブ林とその干潟からV字型に大きく切れ込んだ深い湾の奥までの多様な環境が、アオサンゴ群やジュゴンなどの希少な生物を育み豊かな生態系
○冨岡政府参考人 御指摘のございました大浦湾のマングローブ林に対します影響につきましては、現時点では環境影響評価といったものが行われておりませんのでお答えできないわけでございますが、環境省といたしましては、今後、適切に環境影響評価を実施するなどによりまして、マングローブ林を含めた自然環境や生活環境の保全に適切に配慮していくことが重要であると考えております。
○冨岡政府参考人 マングローブ林は、それ自体が重要な植物群落であると同時に、鳥類、魚類、甲殻類等の生息環境として重要な生態系でございます。 日本国内のマングローブ林は、平成十年に公表された自然環境保全基礎調査の結果によりますと、沖縄県を中心に鹿児島県南部まで分布しておりまして、面積は全体で約二千七百ヘクタールでございます。
○照屋委員 マレーシアでは、マングローブ林を保護しようとする機運が高まっているようであります。「インド洋津波が襲来した北西部ペナン島のいくつかの漁村で、マングローブの群生林が「緩衝装置」として働き、被害を最小限に抑えた」と読売新聞が報じております。 マングローブの効用並びに日本におけるマングローブ林の面積や分布状況について、これは環境省でしょうか、お答えください。
これも新聞記事が最初のソースですけれども、西表島のマングローブ林がごみで埋め尽くされるのではないかというような記事がありました。私、実は大学時代にマングローブが生えて生息している流域の水の流れの解析という研究をずっとしておりまして、マングローブに愛着があるというか、西表島にも二週間ほど住んで研究をしたことがあって、非常に大切な自然の資産であるという認識をしております。
北部のマングローブ林にも少しいるそうですけれども、泡瀬干潟の場合にはかなり数、個体多いんですね。今数千と言われましたけれども、目算、もう見ただけで万の単位だし、私が数万だと言ったら、いや数万できかないかもしれないというぐらい、とにかくすごい数がいました。 もしこういうところが埋め立てられてしまうと、沖縄本島の主要な個体群というのは消滅してしまうということが心配をされます。
○政府参考人(小林光君) ミナミコメツキガニでございますけれども、マングローブ林の発達した非常にきれいな砂質の河口干潟ですとか砂質海岸に生息する小型の甲殻類でございまして、今先生御説明のように数千個体の大きな大集団を形成して、河川によって供給される有機物をえさにしている種類でございます。 日本では種子島から南、沖縄本島それから石垣島、西表島などの島嶼部に生息してございます。
日本がイニシアチブをとっておりますけれども、そういう中で、マングローブ林を破壊しないような、壊さないようなエビ養殖のあり方を経済協力の形でやっておりますし、それから林野庁の協力ではむしろもう少し踏み込んでマングローブ林を再生するような計画、ここまでやっております。
また、植物の方もマングローブ林あるいはヤエヤマヤシ群落を初めとして亜熱帯性植物が大変に豊かであるということで、島の面積の約三五%が国立公園に指定されておるという状況でございます。
一つだけ参考に申し上げますが、沖縄県の川満漁港におきましては、漁港周辺の生態系の保全及び良好な漁場環境の維持を図るために、周辺のマングローブ林等に悪影響を与えないような護岸構造を採用し、漁港を整備していると、こう聞き及びますが、これは一つの例にすぎませんけれども、全国規模にわたってそれらの配慮をめぐらせていきたい、こう考えます。
最近はそういう問題が減っているかと思っていましたところ、またフィリピンにおいてある造船会社が船の解体をやるということで、地元の住民たちから差しとめの裁判を受けて、その差しとめの裁判で一たんマングローブ林の伐採を禁じられながら、再度マングローブ林を伐採するというようなことをやっているというようなことも聞いております。
○風間昶君 一方で、養殖池の造成のために開発しているマングローブ林の破壊問題も大きな社会問題になっているかと思いますけれども、養殖業と林業との協力事業についてはいかがでございますか。これは通告外ですけれども。
マングローブ林につきましては、基本的には自然維持林という性格づけをして、自然維持林は原則として自然の推移にゆだねた保護管理を行うということにしております。 また、特に西表島のマングローブにつきましては、平成三年三月に西表島森林生態系保護地域というふうに指定をしまして、その保全に努めているわけであります。 さらに、河川におきまして浸食を防止する上で重要なマングローブの林がございます。
亜熱帯の沖縄には国内ではまれに見るマングローブ林が存在しており、これは生態系の保持並びに環境の保全の上からも貴重な存在となっておることは私が今さら申し上げるまでもありません。このマングローブ林はしっかりと保全していかなければならないと考えるが、今後開発の波にさらされる可能性があります。
国際ボランティア貯金では、オイスカ産業開発協力団が乱伐で裸の土地になったミンダナオ島やパラワン島での植林事業、日本・フィリピン・ボランティア協会がミンダナオ島で熱帯林学習センターの建設、植林実践校に対する教育支援、沖縄国際マングローブ協会がマングローブ生態系の破壊が進行しているルソン島でマングローブ林再生用苗畑の造成。そんなことみんなやっているのや。
また、マングローブにつきましても、ペルシャ湾岸各地に散在しておりまして、これらについても現在極めて緊急の事態に直面しておりまして、一刻も早くこうした油汚染の危機に瀕しておりますマングローブ林を保護すべく対応が必要であるという状況でございます。
こういうことと同時にもう一つは、油の汚染の影響を受けやすいマングローブ林があそこにあるわけですね。そういうものがどうなっているか、簡単に答えていただけますか。
そういう点をやるように求めておくと同時に、今ずっと言われる具体的な対応の中で、一つは水鳥などの保護の問題、それからマングローブ林の保護の問題、海洋生物資源の保護の問題、こういう問題を含めて、一つは国連環境計画への資金の拠出の問題ですね。現状がどうなっているか、それから今後どういうように考えているのか、この問題が一つ。 もう一つは、野生生物のことについてレスキューセンターの問題があります。
この協会の誘致といったようなことにつきましては関心を持っておるところでございますけれども、今後は、関係省庁と十分連絡をとりながら対応してまいりたいと考えております、 それから、マングローブ林の取り扱いに関する御質問がございましたが、沖縄にはおおむね四百ヘクタールのマングローブ林が賦存している、このように把握をいたしております。
○松田(堯)政府委員 マングローブ林につきましては、熱帯地域におきまして世界全体で千五百万ヘクタール賦存する、このように把握をしておるところでございまして、主として熱帯地域の海岸線に分布しておりまして、海岸侵食の防止、農地の保全等に重要な役割を果たしておると同時に、水産資源の繁殖とか林産物の供給の場として地域住民にとりまして必須の資源となっている、このように認識をいたしております。
特に開発途上国の七〇%に及ぶマングローブ林は、森林資源としてだけでなく、海や陸の生態系、土地保全機能ともかかわった総合的観点から評価されるべきであり、その国際協力による研究が強く望まれておりますことは申し上げるまでもありません。
ただし、課題としては、集落周辺の海岸線が公園区域から除外されているため利用施設が整備できないので現在公園計画の見直し作業が進められていること、イリオモテヤマネコ、マングローブ林の保護、オニヒトデ駆除事業等を継続実施する必要があるとのことであります。
また、メヒルギとかオヒルギのマングローブ林、これも私ども通常見ることができないわけでございますが、そういったマングローブ林などの特異な植物が生育いたしておるわけでございます。また、この中には動物として、イリオモテヤマネコ、セマルハコガメ、カンムリワシといったような貴重な野生動物も生息しているわけでございます。周辺の海域につきましてはわが国最大のサンゴ礁と言われているものが存在いたしております。