2014-06-19 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
今朝の報道等によりますと、アメリカの議会等でヘーゲル国防長官がマリキ政権を批判をしたり、一方で、イラク外相からアメリカに対して空爆の要請があったり、一番私が気になっているのは、石油精製施設がいわゆるISIS等々に占拠され出している状況があったりとか、スンニ派、クルド人、シーア派、さらにISISが非常に複雑な状況になっているので、これは、石油価格の問題、中東の情勢の問題も含めて注視していかなければいけないので
今朝の報道等によりますと、アメリカの議会等でヘーゲル国防長官がマリキ政権を批判をしたり、一方で、イラク外相からアメリカに対して空爆の要請があったり、一番私が気になっているのは、石油精製施設がいわゆるISIS等々に占拠され出している状況があったりとか、スンニ派、クルド人、シーア派、さらにISISが非常に複雑な状況になっているので、これは、石油価格の問題、中東の情勢の問題も含めて注視していかなければいけないので
そしてまた、委員の御質問の中にありましたけれども、五月十日にマリキ政権とサドル派が武力活動停止に合意をしたという事実がございました。 しかしながら、この後、サドル師は、五月二十七日の声明でございましたけれども、米軍のイラク駐留継続に向けた米・イラク政府の交渉に反対の意思を示すということのために、毎週金曜日の礼拝の後に抗議デモに参加するように支持者に呼びかけたという事実がございます。
マリキ政権はその延長に反対している。こういう中で、それ以降の多国籍軍駐留を認める国連決議の採決は行われないだろう、こういう見通しだと思います。 ところが、そういう中で、これは五月六日付の共同通信ですけれども、政府は、イラクに派遣された航空自衛隊員の法的な身分を規定する地位協定の締結に向け、イラク政府と交渉する方針を固めたとある。
報道によりますと、イスラム教シーア派の反米強硬派指導者ムクタダ・サドル師の民兵組織マフディ軍の拠点となっている首都バグダッド東部のサドルシティーで、米軍とイラク軍が続けていた民兵の掃討作戦をめぐって、マリキ政権とサドル師派が先月十日に停戦に合意したということでありますね。これで少しはこれからバグダッド、イラクの治安が改善していくのかなと期待をしていたわけであります。
そのイラクを統治するマリキ政権でありますけれども、これをどのようにごらんになっているかということを次に大臣にお伺いをしたいわけであります。 先ほども国民融和ということをおっしゃいましたが、マリキ首相はシーア派ということで、スンニ派との対立に拍車が掛かったのではないかと。
そのときにマリキ首相と会談をしてその後記者会見をされておられますが、そのラリジャニさんは、マリキ政権は民主主義に基づいて生み出されたものであり、さまざまな勢力によってイラク政府が構成されていることはイラク国民の団結を明白にあらわしている旨述べて、マリキ政権を支持するという発言をしたと承知をしております。
アメリカはつまり今何をやろうとしているかというと、限りなくイランの影響力を抑えながらシーア派主導のマリキ政権を支えていかなければいけないという複雑なゲームになっちゃっているわけですね。そうなると、イランの影響力を抑えるときの最大のポイントが、イランが国際社会に突き付けてきているのが北朝鮮と同じように核というカードなわけですけれども、この核というきばを抜く必要があると。
実際にマリキ政権が誕生して十カ月、混迷しているイラク情勢を改善させる、石油収益を各地方に分配するための新石油法が閣議決定される中ではありますけれども、残念ながら、先ほども申し上げたように国民融和という目標にはまだまだほど遠い中、我が国も、やはり治安が安定しないと、なかなか日本はイラクに実際に行ってできることも少なくなってくるわけでございますので、この国民融和に向けたイラクの自助努力といったメッセージ