1954-03-25 第19回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号
そうしてマガタンの近郊ナガイヴオに上陸したのが二月四日であります。十八日間氷にとざされた海上をさまようておつた次第であります。そのとき送られた者は、ソ連人約四千名、われわれ日本人百八十三名であります。われわれから犠牲者は一人も出ませんでしたが、ソ連人からは約四十名の死亡者を出したと聞いております。
そうしてマガタンの近郊ナガイヴオに上陸したのが二月四日であります。十八日間氷にとざされた海上をさまようておつた次第であります。そのとき送られた者は、ソ連人約四千名、われわれ日本人百八十三名であります。われわれから犠牲者は一人も出ませんでしたが、ソ連人からは約四十名の死亡者を出したと聞いております。
女の方が凡そマガタン地区で五十名内外と言われております。はつきりした人員を報告しておりません。それから男の方が二百五十名と言われております。約三百名の人であります。それから帰国するためにマガタンに飛行機で集結した邦人の中に八名というものが残されております。以上であります。
あなたがマガタンで徳田要請問題を聞かれたことがあつたか、この点について……。 第二点は、マガタンに残つておるところの邦人の状況、この二点について先ず御証言を求めます。