2019-04-16 第198回国会 衆議院 本会議 第19号
毎月勤労統計調査で不正が発覚し、こっそり三倍補正、サンプル入れかえ、ベンチマーク変更、日雇労働者除去などの統計処理の問題が明らかとなりました。 では、昨年の実質賃金の伸びは本当はどうだったんでしょうか。プラスだったのか、マイナスだったのか。もしマイナスであった場合、消費税を上げても中小企業、小規模事業者は本当に大丈夫なんでしょうか。 そこで、経済産業大臣に質問します。
毎月勤労統計調査で不正が発覚し、こっそり三倍補正、サンプル入れかえ、ベンチマーク変更、日雇労働者除去などの統計処理の問題が明らかとなりました。 では、昨年の実質賃金の伸びは本当はどうだったんでしょうか。プラスだったのか、マイナスだったのか。もしマイナスであった場合、消費税を上げても中小企業、小規模事業者は本当に大丈夫なんでしょうか。 そこで、経済産業大臣に質問します。
同時に行われた六年ぶりと言われるベンチマーク変更などの影響もあり、そのときからの賃金のデータが、過去の統計結果との連続性が失われる形で大きく上昇することになったことは、総務省の統計委員会でも報告され、議論されています。 GDP統計についても、平成二十八年に計算方法の変更が行われ、その結果、名目GDPは約三十二兆円もかさ上げされました。
ここでサンプル入れかえ、ベンチマーク変更という、調査方法と算出方法を変えているんですね。それで、十二ページの東京新聞にもありますように、規模が大きい企業が多かった二〇一八年と規模が小さかった企業が多い一七年を比べることになり、賃金の伸び率が実態よりも大きく出る。 これは重要ですよ。与党も野党も関係ないですよ。