1986-04-11 第104回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
そのときにはベッグズ長官と一緒に打ち上げの現場まで行ってみたのでありますが、秒の、あと十秒、九秒というふうに秒読みに入りました。まさに打ち上げに入るのかなと、もう煙も上がっておりました。そして五、四、三と、そこで秒読みがとまってしまったんです。それで打ち上げはストップということになったわけです。
そのときにはベッグズ長官と一緒に打ち上げの現場まで行ってみたのでありますが、秒の、あと十秒、九秒というふうに秒読みに入りました。まさに打ち上げに入るのかなと、もう煙も上がっておりました。そして五、四、三と、そこで秒読みがとまってしまったんです。それで打ち上げはストップということになったわけです。
そこで、また今お示しのように、私どもとしては宇宙基地予備設計参加のための経費を昭和六十年度政府予算案に計上いたしましてただいま御審議をお願いしておりますが、近く私とNASAのベッグズ長官との間で協力のための所要の取り決めを結ぶ予定にもしておるところでございまして、今後米国を初めとする関係国と緊密な連携協力を図りながら、宇宙基地計画に対応してまいりたいと思います。
宇宙基地計画につきましては、先生御高承のとおりベッグズ長官が参りまして、国際協力ということで我が国にも勧誘に参ったわけでございます。その後、先日行われましたロンドンのサミットにおきましても米国の方から提案がございまして、サミット各国はこれを注意深く受け取りましょうということで、来年のサミットのときにはアメリカから各国の参加状況について報告するというようなことで合意されております。
つい最近ベッグズ長官が見えましたときその話が出てまいりました。日米間の協力の項目の中にも入ってないと思います。 その辺について、まずレーザーがエネルギーを送れるものですか。太陽光線を宇宙基地で変えて、レーザー光線で地球の中でエネルギーに変えることができるものか、一緒に研究せぬか、そういう提案を受けたのでございます。その点はどうなんでございますか。
ベッグズ長官が来日をして私と会談をいたしましたが、私どもはその点についてまず最初に確認したのが平和利用という点でございまして、先ほど局長も答弁しましたように、これはあくまでも民生用のものであると。
しかしながら、レーガン大統領から中曽根総理にあてた書簡、それからベッグズ長官から私にあてた書簡等を拝見する限り、また過去幾多の宇宙関係についての日米間の話し合い等を通じますと、これはやはり日本としては参加をしていくことが望ましいという考え方を持って、今専門家の間で具体的にいろいろな計画、そしてどのようなメリットがあるのか、あるいはまたこれについてはヨーロッパの国々はどのように対応をするのかということも
それに伴いましてベッグズ長官から私どもの方の大臣の方にも協力方の手紙が、私信が来ております。 それによりますと、計画そのものは約三百キロメートルぐらいの低高度の地球周回軌道上につくられる恒久的な有人基地ということになっております。
○岩動国務大臣 今局長が御説明申し上げたようなことでございますが、私どもはあくまでも平和利用という理念に徹して参加をしていくべきものだと考えておりまして、いろいろな具体的な計画またその後の利用については、ベッグズ長官が来たときにも、また大統領からの親書につきましても、すべてが民生用である、商業用として投資をすべきものだ、こういう基本的な考え方、さらにまた、その八十億ドルも国防予算から出てないというようなこともございますので
○福島政府委員 アメリカの計画で宇宙基地計画というものはことし年頭教書で発表されたわけでございますけれども、これに関しまして三月にベッグズ長官が来られましていろいろ御説明いただいたわけでございます。
○三浦説明員 平和利用の問題につきましては、ベッグズ長官が訪日の際に、宇宙基地は米国の民生宇宙プログラムとして計画されているという説明がございまして、今回私が訪米の際に得た説明も同じでございます。
特に財政と絡んでくる問題でございますから、なかなか容易ではないと思いますが、同時に今長官からお話ありました今度のサミット、ロンドン・サミットですか、そこで当然、この間ベッグズ長官が総理にも言われたとおり、宇宙開発の問題がかなり重要なテーマになってくるのではないかと思うのです。
第二点は、この見出しの中で、「宇宙基地開発 経団連、出資に難色 政府主導の計画を要望」、これはNASAのベッグズ長官が来て内閣総理大臣とお話になったときに、いわゆるサミットの中でお話をされるように聞いております。しかし、最近大蔵省等が難色を示している、そういう問題もひとつ絡めてもう少し詳しくお話をいただければありがたいと思います。
ベッグズ長官が参りましてレーガン大統領からの計画を私どもに伝えたその書簡等は、すべてこれは民生用の予算でやっていくという、まずアメリカ内外軍事費予算ではない、その支出はすべて民生用の予算としてやっていく、それからレーガン大統領も、これは民生用のためにやるのである、そして商業用に役に立つための計画である、こういうことを申しておりますし、私どもは、ベッグズ長官が来たときにも、平和利用ということをはっきりと
つい最近、NASAのベッグズ長官が日本に来られて、私もお会いいたしたわけなんですが、NASAがやっている宇宙開発に日本が協力できるものかどうかという打診があったはずなんです。これはモジュールによる参加とかいろんなことが言われていますが、この参加についての計画がありましたらお答えいただきたいと思います。長官いかがですか。
先生御指摘のとおり、先月の十一日から三日間、ベッグズ長官が来日されまして、宇宙基地計画への参加についていろいろと御説明いただいたわけでございます。これはもちろんことしの年頭教書におきましてレーガン大統領がこの開発のゴーサインを出しまして、同時に中曽根総理の方に親書をいただきまして、また、ベッグズ長官から岩動長官の方にも参加の協力依頼の手紙をいただいておるものでございます。
そして先月は、NASAのベッグズ長官が日本に、おまえたち、やらぬかなという話をしに来たわけであります。 現在、私ども、主として科学技術庁を中心にしてこの問題にどう取り組むかということを議論しております。
ただいま大臣から御答弁したとおりでございますが、私どもは、ベッグズ長官御一行が日本に来られている間、この問題につきまして最も神経を使って何度も確認し合ったものでございます。
それで、私どもこの辺がまだ最終的にお金の点ではっきりしておりませんが、今NASAが考えている八十億ドルという資金でございますけれども、これでつくる分については全くすべて民生用であるということをベッグズ長官ははっきり言っております。
○工藤(晃)委員 そこで、これに続きまして、昨日も当委員会におきまして取り上げられましたレーガン大統領が一月二十五日有人宇宙ステーションを提案しまして、そして三月にはNASAのベッグズ長官が来日して参加を求めたということでありまして、そのときも答弁いただいたわけでありますが、もう少し具体的に、政府がどう対応していこうとしているのか、その点伺いたいと思います。
○福島政府委員 その辺は、ベッグズ長官が来られたときに、少なくとも日本のモジュールをくっつける宇宙基地については完全に民生用であるということを確認しております。
○福島政府委員 新聞等でそういうことを書かれたのは読んだことがございますけれども、この点につきまして今回のベッグズ長官一行は、全くそういう話はないというふうに話しておりました。
○岩動国務大臣 先般ベッグズ長官が来日した際に会談を重ねましたが、私どもはあくまでも宇宙についても平和利用、平和ということを目的としたものに限るということを強く表明をいたしておきました。この点については、ベッグズ長官も十分に理解をして帰ったものと思います。
○岩動国務大臣 まず、ただいまお話がありましたように、今月の十一日にアメリカのNASAベッグズ長官が日本にお見えになります。そして十二日には、私ども協議の場を持つことになっております。したがいまして、そのときに直接長官から、どのような基本的な考え方で、どういう計画でどのような協力を要請されるのかよく承って、そして私どもはそれに対応してまいりたい。
○岩動国務大臣 先ほど私はベッグズ長官の考え方について書簡に基づいて申し上げたのですが、アメリカにおきましても、その開発費につきましてはすべて民生宇宙予算という項目で処理をしているということでございまして、国防省の予算ということとは全く別のカテゴリーでございますので、このこともつけ加えて申し上げておきたいと思います。
○安倍国務大臣 アメリカから協力を求められておりますが、先ほど申し上げましたように、NASAのベッグズ長官が日本にやってまいりますので、その長官との意見交換を十分行いまして、今のようなお話等も踏まえまして詰めてまいりたいと思いますが、基本的には、先ほど申し上げましたように、NASAで行うものであって、安全保障上のいわゆる軍事利用ということは全く考えてないということを米国は言っておるわけでございます。
○岩動国務大臣 外務大臣が今申し上げたとおりでございますが、特に、私にあてたベッグズ長官の書簡にも、米国の大統領はあくまでも宇宙の平和的探査と利用ということを基本としてこれを行っていく、こういうことでございますので、私どもはそれを信頼し、また、そういう範囲内において自主的にこの問題に対応してまいりたい、かように考えておるところでございます。
このような大統領の基本的な方針に従いまして、NASAのベッグズ長官が大統領の要諦を受けまして近いうちに日本にも訪問する、そしていろいろな計画について、その協力の可能性について話し合いをしたいということでございます。この宇宙基地計回は、まずシャトルによって打ち上げられる、そして補給が行われる、さらに三カ月ないし六カ月の交代で、六人ないし八人の乗組員の居住と活動の施設を持つことになる。