2011-05-25 第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
○馳委員 では、次は鈴木副大臣に聞いた方がいいと思いますが、部活動の指導者がプロ球団あるいは大学関係者から金品等の物をもらったり接待を受けたりすること、これは、公平で公正なスポーツのあり方としてふさわしいと思いますか。
○馳委員 では、次は鈴木副大臣に聞いた方がいいと思いますが、部活動の指導者がプロ球団あるいは大学関係者から金品等の物をもらったり接待を受けたりすること、これは、公平で公正なスポーツのあり方としてふさわしいと思いますか。
もちろん、いわゆるプロ球団との契約に当たってのいろいろな裏のお金、表に出ないお金があったというのは、これはいろいろプロ野球の問題ということで考えなければならないと思いますが、それがなぜ現役高校生にまでその責めが行ってしまったのか。
ちょうどしかれてから二十年ほどたっておりますが、それ以前のことを考えますと、プロ球団のスカウトの諸君が高校生の勧誘に非常に混乱をしたいろんな事態を起こしたわけでございますね。そうして学校側あるいは選手諸君にも非常に迷惑をかけている、あるいはお金を積むというようないろんな問題があったわけです。
高野連の会長さんは、今回のこの問題はやはり企業であるプロ球団と教育である高校野球との関係において、余り望ましい状況ではなかったとお考えになっておりますでしょうか。この問題についての御感想をお聞かせいただきたいと思います。
彼は進学かプロ球団がということで指名をされた後いろいろと自分で考えた上に、プロ球団に入りたいという意思を持つに至ったものだと思っております。この少年が全国のファンの期待にこたえて自分の選んだ道で活躍してくれることを私は期待をいたしております。
社会的に見ても、プロ球団の買収に十数億円かけ得るような大西武が、百十八ヘクタール全部を坪百五十円で買ったら、わずか五千万足らずなんです。ただ同然と言ってもいいのですが、そういう大企業がわずか千坪足らずの土地の取得のために十カ年以上の年月と莫大な裁判費用をかけてくる。これは西武だからできることなんです。これに応戦している方は大変だと思うのです。零細業者の場合あるいはまた、そこに働く労働者の場合。
と言いますのは、なるほどプロ球団が六つずつあって十二球団あるわけでございますが、これはほかの一般社会の場合とやや違うような感じを私は持っております。特殊といいますか、いわゆるプロ野球としての一つの企業面があるわけでございます。
あるプロ球団がわがもの顔に練習球場だということであそこに腰を据えておるというふうに仄聞しておりますが、これなんか開放計画の中に入っておりますか。
それで、あいているときには学生にも開放するのだといったことがもし実現したとするならば、これはもうプロ球団ですから、グランドが悪くなるといって使うことを許さないかもしれないし、国鉄とすれば、十億とか十二億使う予定であったグランドをそうむざむざと学生には使わせないだろうし、またプロのほうがやる場合には、貸してくれるにしても、午前中しか貸してくれない。
われわれもやはり漸減の方向に向かわなければならないということは当然考えておりますし、それからまた、プロ球団である以上は、アメリカのように自分のところの本拠地を当然持つべきである。これはすぐとは言えないでしょうが、近い将来は国鉄にしても東映にしてもそういうものを持つことは当然考えておるわけでありまして、漸減の方向に向かえばそれにこしたことはないというふうに考えております。
それからプロ球団側は、何と申しましても今日プロ野球の繁栄がありますのは、そもそも学生野球の繁栄があったからです。あの学生野球の繁栄の上に立って初めて今日のプロ野球が栄えておるのですから、その恩義といってはおかしいですが、そういう歴史的な事情にも基づいて、学生野球の発達を大いに尊重するということ、これも明確に打ち出してもらいたい。
それで私は、おまえは大洋球団なんてああいうところでそういうことをするよりも神宮に来てちゃんと働いたらいいじゃないか、おまえも頭の悪い男でもなし、自分たちと一緒に野球をしていた男であるからという理由のもとに、源川君を権宮司さんにお願いして採用していただいたのであって、私がプロ球団を入れるために源川君を採用したなんてお考えになりますと、これはあまりにはなはだしいあれで、非常に私はそれを残念に思います。
そういたしますと、私はやはり第二球場改築計画というものの失敗が第一球場へ国鉄というプロ球団を進出させた一つの大きな原因になっていると思う。伊丹さんは御自分で非常に重い責任を感じておられると思うのですが、この国鉄に対する責任は、第一球場へ国鉄の進出を許せばそれであなたは国鉄に対する責任をおとりになれたかもしれません。
○砂田委員 しかし、それが三万五千は無理であって、二万七、八千ぐらいじゃないかといういまの伊丹さんのお話でございましたが、いずれにいたしましても、プロ球団が使える球場は、やはりある程度の観衆の収容能力がなければ、プロ野球は使えない。
大部分がプロ球団の野球場でありましたり、ゴルフ場でありましたり、そういうふうなものが入っておりまして、一部、区が河川を使いまして区立の公園にしておるところがございますが、それ以外はまだ一般に開放されていない。
あのようなスカウトの結果、特定プロ球団に入るということの意思の表明は、あのような処分に該当するということになっておるわけでございます。その点の是非の問題はありましょうけれども、やはり学校体育の正しいあり方として、みずからそのあり方を規制するという努力の現われとしては、私は必ずしも不当なものではないのではないか、こういうふうに考えております。
優勝劣敗でありますから、いい選手を引き抜くのは当然ですが、ここで一つ問題にしたいのは、大学にしても、高等学校にしても、最後のシーズンが終るまでに、プロ球団側から引き抜きが行われる、贈与がある、あるいは供応がある、これが野球界を混乱させておるところの一つの基礎ではないかというふうに、私は考えるわけであります。
○川崎(秀)委員 私はもう一問質問しまして終りますが、先ほど中野参考人からもお話がありましたように、プロ選手の契約金が非常に高いにもかかわらず、プロ球団の経営の状態であるとか選手の行く末の問題も考えると、非常に気の毒な場合が多い。
○山下委員長 次に赤嶺参考人より、国立競技場法案に関連し、全国プロフェッショナル野球機構協約常任起草委員としての立場から、プロ球団の経営と規約について御意見の開陳をお願いいたします。赤嶺参考人。