1976-10-12 第78回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
昭和二十八年、九年ごろだと思うのですが、ちょうどこの時期に、占領下におけるつまりPW方式なんといいましてプリベーリング・ウエージといった賃金システムなどがありましたし、そういう古い形のものを労務基本契約の方式に変えるということで、当時私、官公労の事務局長をやっておりました関係で——山田節男さんが全駐労を率いておられた、参議院議員をやっておられましてね。後に広島の市長さんをおやりになった。
昭和二十八年、九年ごろだと思うのですが、ちょうどこの時期に、占領下におけるつまりPW方式なんといいましてプリベーリング・ウエージといった賃金システムなどがありましたし、そういう古い形のものを労務基本契約の方式に変えるということで、当時私、官公労の事務局長をやっておりました関係で——山田節男さんが全駐労を率いておられた、参議院議員をやっておられましてね。後に広島の市長さんをおやりになった。
確かにアメリカの賃金の決め方というのは、これは特に沖繩だってそうでしたが、その地域のローカル・プリベーリング・ウエージ・システムというのをとるわけですね。その地域の賃金状態というのを調べて、それに見合う水準を維持したいというのが一貫した政策であることは私もわかるのです。しかしそうなると調査をするのは相手側なんで、第三者機関がやるわけじゃないのですよ。
失業対策事業に就労いたします者の給与でございますが、これは緊急失業対策法に基きましてその地方地方で現実に支払われております一般の賃金、プリベーリング・ウエージ、この賃金よりも若干低めに定めなければならないということになります。
これは雇うほうの都合もありまして、こちらだけの関係でもなかなか行きませんが、我々の希望として又先方にもよく話しておりますものは、少くともこの英濠軍にしろ、アメリカ軍にしろ、プリベーリング・ウエージを尊重してもらつて、そのプリベーリング・ウエージだけは拂つてもらいたいというつもりでおりますが、これも先方に金がないということになればなかなか困難な問題かも知れません。
○近藤説明員 労賃の値上りでございますが、二十三年度の予算におきましては、たしか八月と暮の十二月に二回、いわゆるプリベーリング・ウエージが上りまして、その上つた分については結局追加予算をとるのが筋でありましたが、それが不可能でありますので、結局工事量を落してその上つたものをカバーしたという状況でございました。