2020-02-19 第201回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
愛知県内ではブラジル学校がとても多くあります。ブラジル学校を大きく分けると、各種学校として都道府県から認可されている学校とブラジル政府が認可した学校があります。これについては公立の大学の受験資格はありとなっています。ですけれども、公立の高校の入学資格についてはバツなんですよね。外国で、同じブラジル政府が認可した、ブラジルで九年学んだ子については入学資格はあります。
愛知県内ではブラジル学校がとても多くあります。ブラジル学校を大きく分けると、各種学校として都道府県から認可されている学校とブラジル政府が認可した学校があります。これについては公立の大学の受験資格はありとなっています。ですけれども、公立の高校の入学資格についてはバツなんですよね。外国で、同じブラジル政府が認可した、ブラジルで九年学んだ子については入学資格はあります。
二〇一五年に、愛知県、そして岐阜県にあるブラジル学校を対象に健康診断を行いました。その結果、分かったことがあります。それは大きく分けて三つあります。 一つは、三人に一人が肥満や肥満傾向にあったという実態です。これは、ブラジル学校はとても限られた空間にあることによって体操ができない、体を動かすことができないというところが多く考えられます。
○副大臣(中川正春君) 御指摘ありましたように、雇用情勢、非常に去年から厳しいものになってきたということであったものですから、補正予算で、ブラジル学校に特に就学がもう困難といいますか、経済的にそれを支えられないという子供たちも出てきて、そういう子供たちと同時に、元々不就学な中で問題となっている社会現象に対して、第三者的にといいますか、学校とちょうどそういう問題を結ぶような制度としてこの虹の架け橋の事業
それ以外にも、既存のブラジル学校との連携といいますか、生徒の取り合いをして経営を圧迫しているんじゃないかとかいうふうな御批判もありますので、そんなところも全部含めてこの事業を見直していきたいと思いますし、改善をしていきたいというふうに思っています。
そこで、一つ質問なんですけれども、実際、ブラジル学校を経営されて、いろいろ苦労されていると思います。就職の情報提供やら、予想だにせぬ、いろいろなことをしなければならないという話もお聞かせいただきました。
それとともに、例えばブラジル学校ですと、高校に行き着くまでに、小学校、中学校で経済的理由でもう通えない子供が多いんです。私はこの間浜松のムンド・デ・アレグリア校を初めとして三校を視察に参りました。今、大変な経済状態の中で苦労をいたしておりますので、その辺はどうなさるおつもりかということも私は考えていただきたいと思います。
では、ブラジル人の移住者がこの日本よりも四倍多いアメリカは、一体ブラジル学校というのは何校あるんだろうか。普通、統計的にいえば、四百校以上あって当然だろうなと思うんでありますが、実は、アメリカ合衆国にブラジル人学校というのはわずか一校だけであります。
ブラジル学校に日本人の子供が行くということも許されていないんですね。実は学校の選択権は日本法上与えられていない。法が改正されても、そこは与えられていないわけですね。 ですから、外国人の方々も日本に居住する以上は、何人もですから、その方たちも学校設立の権利はある。したがって、その方々が設立した学校も、私立学校として日本の私立学校と同様に扱わなきゃいけない、そういう問題が含まれているわけですね。
そういう意味では、例えば、今ブラジルからたくさんの方が来ていらっしゃいますが、実は、ブラジルが日本にブラジル学校をつくっているんですね。やはりそういうところへ通うという親の選択もあろうかと思います。ですから、その辺を、そこに義務づけをして必ず日本の学校に通いなさいとすると、相当無理が出てくる。