2021-04-23 第204回国会 衆議院 外務委員会 第10号
例えば、一九九四年のルワンダ、あの状況を見て、あれをよしとする、ツチ族とフツ族の、しかも、恐らく違う勢力の介入によって百万人が亡くなるという悲惨な状況、こういうことは絶対に許容できない、そんなふうに思っております。
例えば、一九九四年のルワンダ、あの状況を見て、あれをよしとする、ツチ族とフツ族の、しかも、恐らく違う勢力の介入によって百万人が亡くなるという悲惨な状況、こういうことは絶対に許容できない、そんなふうに思っております。
ただ、民族、これを強調することが正しいかどうかというのは、例えば一九九四年のルワンダの問題を見ても、ツチ族とフツ族、こういう対立をどちらかというと欧米があおることによって、あれだけの惨事、当時の人口でいいますと九百万でしたけれども、その中で百万人が亡くなる、そういう事件も起きたわけでありまして、その扱いについては慎重な対応が必要だ、私はそんなふうに思っております。
例えば、一九九四年の虐殺で有名となりましたルワンダにおけますツチ族、フツ族、この民族も、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国等、多数の国に分布して居住をしております。 他方、そのルワンダでも、ジェノサイドが発生した後、その後、カガメ大統領のもとで二十五年間、民族対立を乗り越えるべく、国民融和に努め、目覚ましい経済成長を遂げているということでございます。
ヘイトラジオを流していますと、フツ族とツチ族というのは共存して暮らしていたんですけれども、ある日突然、今まで隣人で仲よく暮らしていた人が、突然おのを持ってツチ族を大虐殺するわけですね。 ですから、やはり、こういったような問題、決して小さな問題ではなくて、こういうことが地下水脈のようにあるということ、これは大変憂慮すべきことではないかというふうに私は思っています。
昔ルワンダであったフツ族とツチ族の対立、大虐殺のし合いというものをほうふつさせるようなことがこの南スーダン地域でも起きているということです。だから、ここで前提条件とされておる三番目も、これも明らかに違うと私は言わざるを得ないんです。
これは例のフツ族とツチ族の部族対立で大変な殺りくが起こりました。それから、旧ユーゴスラビアでもスレブレニツァというところで、国連が保護をしていた難民をセルビア軍が殺りくするという虐殺事件が起こりました。こういった事件を踏まえて、こういうことに対して国際社会はほっておくべきじゃないんだということでできた原則でございます。 ただ、これは原則としてうたわれておりますけれども、まだ確立しておりません。
ルワンダでは、人口の多数を占めるフツ族の政権と少数派のツチ族の反政府勢力の間で内戦がずっと行われていまして、そして国連の仲介で停戦が実現します。そして、PKOが発動され、PKFが派遣されます。 このとき、この殺りくを首謀したのはフツ族側であります。つまり、政権側です。つまり、政権側の民兵組織、日本流に言いますと国家側の国家に準ずる組織であります。
近年に至っても、ルワンダでのフツ族とツチ族、これこそジェノ、種族を根絶やしにするという抗争が起きたばかりでございます。あるいは、ポル・ポトのカンボジアの件もございましょう。スターリンの件は言うまでもないわけでございます。さらには、エチオピア、メンギスツ政権のときに、これもジェノサイドと指摘をされる。そのような事項が、やはり近年になっても世界的に見受けられるわけでございます。
アフリカの中部にある国ですが、もう御存じかと思いますけれども、二十年前にツチ族とフツ族による大変悲惨な虐殺が発生したわけであります。五十万人から百万人の国民が犠牲になったのではないかと言われておりますが、それから二十年たって、今は、IT立国を目指して年率八%前後の経済成長を続けている、こういう国であります。
あわせて、ルワンダでございますね、アフリカのルワンダにおける大虐殺、フツ族とツチ族の争いでございますけれども、これもジェノサイドと認定をされ、国際社会において裁判で裁かれているものでございます。 なお、最近では、中国が武器支援をしているというダルフールの紛争、これもそうでございますね。
こういうところについて、なかなか新興国と言えるほどの国ではないんですが、例えばブルンジというのは、いわゆるルワンダと同じようにツチ族とフツ族の本当に厳しい争いがあって、そういうことを経験した国である。
あるいは民族紛争にしても、例えばルワンダのツチ族とフツ族、これは元々言語が同じだったと。遊牧民族か農耕民族の違いしかなかった。しかし、あそこに入ってきた、具体的な国は挙げませんが、彼らにIDカード、身分証明書の中にツチかフツかということを明記させたと。そして民族の紛争もあおった部分があるわけですね。
フツ族とツチ族との間に起きた深刻なあの事態をあなたは御存じでしょう。八十万人から百万人の犠牲者を出した。国連の安全保障理事会が九四年十一月にルワンダ国際法廷を提起して、そして、ジャン・カンバンダ元首相に対する裁判は既に終結しました。終身刑になった。 そして、旧ユーゴスラビアの国際法廷ではどうだったか。これまた極めて大規模な、残念な事態です。まさしく人道に対する罪です。
最近で一番大きい紛争はルワンダというアフリカにおけるツチ族とフツ族の戦いでございまして、一年半で八十万人が死にました。こういう巨大な紛争が起こっております。 しかし、もう一つ見ていただきたいのは死者と難民の数であります。第二次大戦までの戦争は大体死者が避難民の六分の一と言われていたんですが、ちょうど今のヨーロッパがそうであります。三十三万死者が出て、百八十八万のいわゆる避難民です。
また、私も私なりに勉強してみますと、前のPKO問題、ルワンダとかというときにはツチ族とフツ族の部族の対立とかそういうものがない日本ですから、それが基本がというところが非常に不幸なことだなと思いながら聞いたのですが、やはり長い歴史の中でそういう部族の問題、そこが絡んで起こっている。
アフリカに至ってはフツ族とツチ族とか、ずっと殺し合いが続くという状況、もちろんポル・ポトの虐殺とかございましたけれども、エスニックな対立が割にない地域というのが東アジアであって、そこはよそに比べるとありがたいなという気は、常々グローバルなのをやっておる実感でございます。ちょっと補足かたがた。
日本のPKOの派遣をめぐりましては、例えばカンボジアでは選挙が終わってポル・ポト派と再び戦闘が激化したり、あるいはルワンダではザイールにおける難民への支援が虐殺を行ったフツ族の政府要員や軍隊の支配力をかえって強めることに役立ったという批判がありますけれども、PKO派遣のその後の情勢の評価というものを外務省としてはどのようにとらえていらっしやるでしょうか。
思いますが、しかし今あちこちで要請をされております例えばモザンビークの問題でございますとかルワンダの問題などを考えてみますと、ルワンダの問題を例にとりますと、フツ族、ツチ族という部族対立がああした悲劇を引き起こしておりまして、これらの部族は周辺の国にもそれぞれそうした部族の関係者がいるわけでございます。
それで、御承知のとおり、ルワンダという国は部族抗争、フツ族だとかつチ族だとかいろいろと言われておりますけれども、十五世紀以来長きにわたってそういった一つの、部族間によるいろんなことがあったわけでございます。