1956-05-11 第24回国会 参議院 議院運営委員会 第46号
九日、マニラで調印がありました日本国とフイリピン共和国との間の賠償協定について、フイリピンも本国会において所要の手続をとり、わが方においても国会の承認を本国会中に得たい。従って会期延長をお願いいたしたいという申し入れがありましたことを御報告いたします。
九日、マニラで調印がありました日本国とフイリピン共和国との間の賠償協定について、フイリピンも本国会において所要の手続をとり、わが方においても国会の承認を本国会中に得たい。従って会期延長をお願いいたしたいという申し入れがありましたことを御報告いたします。
これに応えて、我がほうも大局的見地から、米軍との均等待遇の方針を以て財政経済関係諸懸案の解決を図りました結果、交渉は円滑に進捗し、一年半余に亘る本協定交渉も妥結いたしましたので、去る二月十九日、我が国と統一司令部としての米国政府及び英連邦諸国並びにフイリピン共和国政府との間で、この協定に署名を行なつた次第であります。
それにつきましては諸国が署名をいたしまして現に発効をしておる国は、オーストラリア、カナダ、ニユージーランド、グレート・ブリテン、北アイルランド連合、すなわちイギリス、南阿連邦、フイリピン共和国、フランス、イタリア、それだけが署名をいたしまして、これは全部発効いたしました。
これにこたえて、わが方も大局的見地から米軍との均等待遇の方針をもつて財政経済関係諸懸案の解決をはかりました結果、交渉は、円滑に進捗し、一年半余にわたる本協定交渉も妥結いたしましたので、去る二月十九日にわが国と統一司令部としての米国政府並びに英連邦諸国及びフイリピン共和国政府との間でこの協定に署名を行つた次第であります。
しかしながら、講和条約発効以来戦犯処理の推移を顧みるに、中国は昨年八月日華条約発効と同時に全員赦免を断行し、フランスは本年六月初め大減刑を実行してほとんど全員を釈放し、次いで今回フイリピン共和国はキリノ大統領の英断によつて、去る二十二日朝横浜ふ頭に全員を迎え得たことは、同慶の至りである。
昭和二十八年七月二十九日(水曜日) 午前十時四十三分開議 ━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第二十七号 昭和二十八年七月二十九日 午前十時開議 第一 戦争犠牲者の保護に関する千九百四十九年八月十二日のジユネーヴ諸条約への加入について承認を求めるの件(衆議院送付)(委員長報告) 第二 世界気象機関条約への加入について承認を求めるの件(衆議院送付)(委員長報告) 第三 日本国とフイリピン共和国
日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件につきまして、これより採決に入ります。本件を承認することに賛成のかたの挙手をお願いいたします。 〔賛成者挙手〕
日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは御発言をお願いします。
○富田健治君 ただいま議題となりました、日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件に関し、外務委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。 本協定の目的は、この協定に基きまして、フイリピン共和国に対し、その領海にある沈没船舶を引揚げるための役務の提供という形において賠償を実施いたそうとするものであります。
昭和二十八年七月二十七日(月曜日) 議事日程 第二十八号 午後一時開議 第一 刑事訴訟法の一部を改正する法律案(内閣提出) 第二 青年学級振興法案(内閣提出) 第三 武器等製造法案(内閣提出) 第四 木材防腐特別措置法案(首藤新八君外四十名提出) 第五 日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件 第六 厚生保険特別会計法の一部
○議長(堤康次郎君) 日程第五、日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。委員長の報告を求めます。外務委員会理事富田健治君。 〔富田健治君登壇〕
○上塚委員長 次は、日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件につきましては、田中、穗積両委員より秘密会の要求がありました。この際この会議を秘密懇談会に切りかえたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
義信君 千田 正君 委員 大谷 瑩潤君 榊原 亨君 林 了君 藤原 道子君 政府委員 引揚援護庁長官 木村忠二郎君 参考人 加賀尾秀忍君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○未帰還者に関する件 (日本人戦犯者のフイリピン共和国
衆議院送付) ○団結権及び団体交渉権についての原 則の適用に関する条約(第九十八 号)の批准について承認を求めるの 件(内閣提出、衆議院送付) ○工業及び商業における労働監督に関 する条約(第八十一号)の批准につ いて承認を求めるの件(内閣提出、 衆議院送付) ○職業安定組織の構成に関する条 約(第八十八号)の批准について承 認を求めるの件(内閣提出、衆議院 送付) ○日本国とフイリピン共和国
本日は、日本国とアメリカ合衆国その間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件、日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件、この二件を議題といたしまして質疑を続行いたします。なお外務大臣がお見えになりましたらば、すぐ切りかえて国際情勢の質疑に移ります。
○岡委員 ただいまの中間賠償協定の締結についてお尋ねをいたしたいのでありますが、今日までの日本国とフイリピン共和国との間における賠償についての交渉はどの程度まで進捗いたしておるのでありますか、あるいは重複いたすかもしれませんが、本中間賠償協定に関して大わくを承りたいと思います。
○上塚委員長 日本国とフイリピン共和国との間の沈没船引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件について質疑を行います。通告順によつて質疑を許します。岡良一君。
外務省参事官 (外務大臣官房 審議室付) 大野 勝巳君 外務省欧米局長 土屋 隼君 外務省経済局長 黄田多喜夫君 外務省条約局長 下田 武三君 事務局側 常任委員会専門 員 神田襄太郎君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○連合委員会開会の件 ○国際情勢等に関する調査の件 (MSAに関する件) ○日本国とフイリピン共和国
○上塚委員長 次に日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件に関する質疑を許します。並木芳雄君。
わが国はこの協定に基いて、フイリピン共和国に対し、その領海にある沈没船舶を引揚げるための役務の提供という形において、賠償を実施することになるわけであります。このように賠償実施に対するわが国の誠意を示すことは、フィリピンとの友好関係の樹立に寄与することが大きいと考えられます。
日本国とフランスとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件、世界気象機関条約への加入について承認を求めるの件、右三件を一括議題といたします。順次提案理由の説明を求めます。
――――――――――――― 七月十日 日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引 揚に関する中間賠償協定の締結について承認を 求めるの件(条約第一六号) 同月十一日 妙義地区に駐留軍演習地設置反対の請願(小峯 柳多君外一名紹介)(第三五八七号) の審査を本委員会に付託された。
午後零時八分散会 —————・————— ○本日の会議に付した事件 一、議員の請暇 一、フランス共和国の戦犯特赦に対する感謝決議案 一、フイリピン共和国の戦犯特赦に対する感謝決議案 一、九州地方の水害状況調査のための派遣議員団の報告 一、北九州における豪雨の被害状況に関する戸塚建設大臣の報告 一、日程第二 日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条
○国務大臣(岡崎勝男君) 只今本院において、フランス共和国及びフイリピン共和国の日本人戦犯特赦に対し、感謝の決議をいたされましたが、これは誠に時宜に適するものとして、政府としても全く同感の意を表するのであります。戦犯問題の解決は国民一般もかねがね切望していたところでありまして、政府としましても、この国民の気持はあらゆる方法で先方に伝えることに努めて参つたのであります。
このたびフランス共和国並びにフイリピン共和国のとられました戦犯特赦の処置は、戦犯者及びその家族はもちろん、全日本人が満腔の感謝を以てその好意と寛容の美徳とを迎えたことと存じます。
(警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (庶務部長) 佐藤 忠雄君 参 事 (委員部第一課 長) 小沢 俊郎君 法制局側 法 制 局 長 奧野 健一君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○委員の辞任及び補欠選任の件 ○フランス共和国の戦犯特赦に対する 感謝決議案の委員会審査省略要求の 件 ○フイリピン共和国
このたびフランス共和国とフイリピン共和国のとられました日本人戦争犯罪受刑者に対する特赦の処置は、受刑者はもちろん、家族はもとより、全国民が満腔の感謝をもつてその好意を迎えたことと存じます。
○国務大臣(岡崎勝男君) ただいま本院において、フランス共和国及びフイリピン共和国の日本人戦犯特赦に対し、それぞれ感謝の決議をいたされましたが、これはまことに時宜に適するものとして、政府としてもまつたく同感の意を表するのであります。
日程第一、戦争犯罪による受刑者の特赦についてのフランス共和国に対する感謝決議案、日程第二、戦争犯罪による受刑者の特赦についてのフイリピン共和国に対する感謝決議案、右両案を一括して議題といたします。提出者の趣旨弁明を許します。益谷秀次君。 〔益谷秀次君登壇〕