2007-05-08 第166回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
麦につきまして今委員から九割というようなお話あったわけでございますけれども、この九割の数字につきましても、例えば春まきの対象者でありますとか、あるいはビール麦等そもそも品目横断の対象になってないものというのがこのほかにありますとか、あるいは若干収量等については実需者との間での播種前契約等において前年度を上回るような形、そういうような形になっておりまして、地域全体の農業生産、麦に関しては確保ができているのではないかと
麦につきまして今委員から九割というようなお話あったわけでございますけれども、この九割の数字につきましても、例えば春まきの対象者でありますとか、あるいはビール麦等そもそも品目横断の対象になってないものというのがこのほかにありますとか、あるいは若干収量等については実需者との間での播種前契約等において前年度を上回るような形、そういうような形になっておりまして、地域全体の農業生産、麦に関しては確保ができているのではないかと
「JA出資で大規模法人 岡山 ビール麦産地が結束」つくろうと思えば幾らでもつくれるんですよね。これをちゃんとやっていただきたいと思います。 ところが、どこが問題か。需要がないとかいうので、見ますと、違うんです。あるんです。あるんですけれども、何回も申し上げますけれども、途中に製粉メーカーが入るから、ややこしくなるんです。
そのため、一時ビール麦をつくっていた時期もありましたが、表二を見ていただきたいと思います、麦はほとんどありません。さらに、大豆についても、全水田面積の三・九%の作付にしかすぎません。しかも、今回の安定対策で対象になろうと思います、品質向上の対象になっているのは、現在〇・六%であります。麦の〇・二%を入れても、経営所得安定対策の対象となる水田面積は一%弱にしかならない。たったの一%であります。
したがいまして、旧ソ連時代も、例えばヨーロッパからシベリア鉄道を経由してビール麦なんかを日本に輸入したときの話を聞いたことがありますけれども、その列車の中からは量が半分ぐらいになって、そしてスコップとか下着とか、そんなものがいろいろ入ってきちゃって、途中で非常に量的にも質的にも悪くなってきたというような話をある商社の方から聞いたことがございますけれども、やはり生産体制あるいはまた技術関係もそうなのかもしれませんが
○有賀参考人 ただいまの藤田先生のビール麦関係の点でございますけれども、ビール麦につきましては、ビール会社との契約関係で取引が行われますので、任意検査ということになることはそのとおりだというふうに思っております。
○日出政府委員 今先生お話しのように、今回の農検法の改正によりまして、ビール麦は民間流通でございますので、任意検査ということになるわけでございます。先生お話しのように、一部団体の中に今回の制度改正を機にビール麦につきまして生産者側の方が不利になるのではないかという懸念があったわけでございますが、今現在は解消をされております。
これは小麦だけではありませんで、大麦あるいは裸麦につきましても同じようなものをつくっておりまして、ビール麦につきましては、平成四年にヤチホゴールデン、それから裸麦につきましてはイチバンボシというようなかなりすぐれたものをつくり上げました。
米をつくって酒を、葉たばこをつくってたばこを、ビール麦をつくってはビールを、あらゆるものがそういう形になっているのですね。これは消費者じゃないですかね。農業者は生産者とは言えないじゃないですか、そこのところを、長官、どうです。
ビール麦どうですか、ビール麦もそうですね。そんなふうに実需者のニーズに従った農産物の生産ということも、これが車の両輪で発展していくということになれば非常に大きな課題になっていくんじゃないか。これをやっぱり農村も目指さなければならないんじゃないか。
このごろ、週刊誌の広告を見ましても二ページにわたって、あの焦げ茶色の広々としたオーストラリアのビール麦農園が写し出されております。
○菅野久光君 前に私も栃木県にちょっとビール麦の関係でありましたか、連作障害で、しま葉枯れ病が大変出たことで調査に行ったことがありますが、品種改良品種改良ということで病気に強い品種を次々に開発していっても、やはり次にまた連作障害がくるというような状況になっておりますから、先ほど申し上げましたように畑作地帯あるいは二毛作地帯の裏作作物としても、これはもう輪作体系の中で欠かせない作目ということではあるけれども
やっておりますが、ビール麦などは代表的だけれども、買う方にすれば、自分のところの出した要求というか事項に該当したものを買って、落ちこぼれが相当出ますね。商品というのはそういう性格がどうしてもあるので、そういうようなものをどういうふうにすればいいのか。実際は農協と業者の間でやっておりますが、これは相当苦労して、来年、ことしどうなるかという心配なんであります。
○畑中政府委員 麦の品種改良についての国の役割でございますが、麦につきましては、ビール麦はビール会社等一部の民間会社で取り扱っておられるところがございますけれども、普通のいわゆる精麦なり製めんにする、そういうものについては、国の試験場あるいは国から研究費を出しまして県に指定試験というのを設けておりますが、そういうところで国公立が中心になって育種をやっております。
○浜口政府委員 先生御指摘のように、麦の生産におきまして実需者側からの製めんあるいは製粉適性、あるいはビール麦等に関連いたしましての醸造適性あるいは製表適性等加工適性の改善についての強い要請がございます。そういう意味で、国内麦の生産振興を推進する上で、先生御指摘のとおり品質の改善を図ることが極めて重要な課題だというふうに考えるものでございます。
御存じのようにビールというのは大麦、ビール麦のエキスでとるわけです。このエキスというのは搾った汁です。その汁の出方がたくさんになりますと少量の大麦でもいいわけです。ところがここで、またこれもちょっと速記をしていただくとまずいかもしれませんが、近ごろ日本では米をふやすとどうも農林省が困る、お国が困るということで作付の転換をやる。
従来の主要農作物の世界では、稲、麦、大豆については、民間の方でつくりました品種があるのはビール麦の分野だけでございまして、これはビール会社がつくりました品種が現実にはかなり生産に仕向けられております。
現実にも、ビール麦については御承知のようにビール会社の開発育成した品種がかなりつくられておるわけでございます。そういう実態から見ても、これは大分時間はかかると思いますけれども、稲等についても何らかの意味の成果が出てこないというふうにも言えないのではないかと思っております。
今民間が参入をした場合、私は、一般に、さっき言いましたようにやはり米麦、例えば麦はビール麦をやっておりますけれども、米の部門だと思うのですよ。しかも、その米の部門でも、百年の伝統を持っておるいわゆる国や県の研究機関、その一般的な品種改良部門というものへの参入はしないと思うんですよ、そんなものは絶対間に合いませんから。
ただ部分的には、先ほども申し上げましたビール麦については既に民間で育成した品種が奨励品種にもなり、現実に相当栽培されておりますので、種子生産の面でも民間としての何らかのメリットがそこに出てくるということはこの部面については考えられるというふうに思っております。
先ほど申し上げましたようなビール麦のような場合はその例外でございますが、それ以外の全体として考えますと、種子の流通面ではまだ相当先であろう。
その唯一の例外はビール麦でございまして、これはこういう加工用途のものでございますので、会社がビール麦の育種、これはかなり専門的な研究施設を持ちまして育種をやっております。この育成されましたものが優良な品種として既に普及もされておりますので、こちらの面では法改正を契機としまして種子生産に取り組んでくる、こういうことは十分予想されるところでございます。
○政府委員(関谷俊作君) 現状で申しますならば、稲、麦、大豆について民間企業がすぐに参入してくるという分野としては、私どもの予想では、ビール麦について既にビール会社の開発された品種もございますので、みずから種子の生産に取り組むということが予想されるわけでございます。
○政府委員(関谷俊作君) これは現実に存在する例ではビール麦がそれに当たるわけですが、民間で品種を自分で育成をします、ビール麦についてはビール会社に育成した品種がございますけれども、そういう品種をつくりました場合に、これからの制度でございますと、そのつくりました元種を恐らくは自分の直営圃場か農家に委託して原種、原原種をつくる、その原種、原原種から今度は農家の使います普通の種を採取していくというふうな
ただ、現状では、御承知のようなビール麦については需要者がビール業界ということもございまして、かなり品種をビール会社で開発しておりまして、この中には奨励品種になって実際に契約栽培の中でつくられているものも相当ございまして、もちろんそうかといってビール麦に全く国や県の育成した品種がないかと申しますと、例えば栃木県というような産地をとりましても、栃木県の農試がかなりビール麦の育種もやっておりますので、いろんな
その次に、時間がありませんけれども、例のビール麦の問題で私この前、大分いろいろ御質問したんですが、そのときに、その後一生懸命指導しますというふうなことを局長おっしゃっていただいたけれども、相当たっておりまして、これまた新聞にいろいろ書いてありますが、大体その後の経過それから現状ですね。
○山田譲君 最後になりましたけれども、いわゆるビール麦については契約栽培ということのようですね。だけれど、契約栽培とはいうものの、例えば嬬恋のキャベツの契約栽培なんかと違いまして、具体的に耕作する農民は契約の当事者になってないわけですよ。だけれど、実際に耕してつくるのは個々の農民である。
○政府委員(関谷俊作君) ビール麦という商品の性格上、その品質なり、つくります数量についてはよく栽培農家、個々の農家もかなり意識しているところがあると私ども思っておりましたが、今御指摘のようなこと、あるいは契約が経済連と会社の間で行われておりますので、経済連から単協へ、単協から農家へという段階で十分徹底してない点があるいはあるかもしれませんので、この点、十分今後注意いたしまして指導したいと思っております
それからさらに醸造用に適するビール麦といたしましてヤシオゴールデン、これは栃木の指定試験地で育成したものでございます。さらにまた穂発芽しにくい品種として最近育成しましたものにニシカゼコムギというのがございます。こういったそれぞれ良質な小麦あるいはビール麦を育成し、普及に移してまいっております。
○関谷政府委員 ビール麦全体の需給の動向につきましては、御承知のように、少し前ですと総体の麦芽消費量の中で国産物の割合というものは実は一〇%台ぐらいでございましたが、最近、その後若干これが上がってまいりまして、前年度で約一七%ぐらいというようなことになっています。
○斎藤(実)委員 最近のビール麦の需給状況は一体どうなっているのかお伺いしたいと思います。 もう一点は、計画的な生産、流通を確保するためにビール業界等と中長期の契約ができるように要望されておるわけでございますが、今後の生産指導をどうするかもあわせてお尋ねをいたしたい。
○関谷政府委員 ビール麦のしま萎縮病でございますが、ことしの六十年産の状況でございます。大体関東、九州が中心でございまして、全国で約一万九千ヘクタール、北関東が約八千ヘクタール、そのうち栃木は約四千ヘクタールとなっております。正確には発生面積で三千六百十ヘクタールということでございます。
○関谷政府委員 これは従来、特に栃木県におきましてビール麦の主力の品種はアズマゴールデンであったわけでございますが、これがどうも製麦あるいは醸造適性がよくないということで、五十四年産から要整理品種ということで、五十六年八月に五十九年産限りで契約対象品種から除外する、こういうことが取り決められたわけでございます。
○神田委員 私は、ビール麦のしま萎縮病の発生が大きな問題になっておりますので、このしま萎縮病対策につきまして御質問を申し上げたいと思うのであります。 まず最初に、大分被害の実態が明らかになってきていると思うわけでありますが、このビール麦のしま萎縮病の被害の実態につきまして御報告をいただきたいと思います。