1962-04-25 第40回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第22号
そういったことで、いろいろありますけれども、ヒペルギーという状態とヒポエルギーという状態がある。ヒベルギーというのは、からだがアレルギーのような状態、すなわちぜんそくのようなものを持っておるとか、あるいはリューマチでいえばリューマチが発生した当時のこと、あるいはからだが感染症を来たすというのがヒペルギーの状態。その逆がヒポエルギーで、ガン患者は私の感じではヒポエルギーの状態にあるような気がします。
そういったことで、いろいろありますけれども、ヒペルギーという状態とヒポエルギーという状態がある。ヒベルギーというのは、からだがアレルギーのような状態、すなわちぜんそくのようなものを持っておるとか、あるいはリューマチでいえばリューマチが発生した当時のこと、あるいはからだが感染症を来たすというのがヒペルギーの状態。その逆がヒポエルギーで、ガン患者は私の感じではヒポエルギーの状態にあるような気がします。
そういうようなことで、ある程度動物のからだに変化を起こし、いわゆるホルモン的な変化だとか、いわゆるさっき言ったようなヒポエルギーの状態にしておいてガンをつけると案外つくものだそうであります。私はやった経験がありませんで、それは二、三の文献を見ただけであります。これは医学の成本の中にも載っております。
そのため被、ガン体はヒポエルギーよりヒペルギーの方向になる傾向があるというような、私のささやかな研究から先生がそういう御質問になったと思うのでございますけれども、これも今後大いに究明されなければならない問題で、即これをガン予防薬と言うことは非常にむずかしい問題であります。