2017-05-30 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
このときにはインドは、パキスタンとの国境線、それからカシミールのライン・オブ・コントロール、管理ラインという、実効支配線というふうに言った方が分かりやすいでしょうか、そこに軍を大動員して、パキスタン側もそれに対抗する措置をとって、十か月ほど対峙するというそういう緊張があったわけですね。我が国も退避勧告を出しました。
このときにはインドは、パキスタンとの国境線、それからカシミールのライン・オブ・コントロール、管理ラインという、実効支配線というふうに言った方が分かりやすいでしょうか、そこに軍を大動員して、パキスタン側もそれに対抗する措置をとって、十か月ほど対峙するというそういう緊張があったわけですね。我が国も退避勧告を出しました。
それで、そんな中で、長年のインドとパキスタンの国境紛争があった、今、ワガというところがあるんですが、両方ゲートがあって、兵隊さんが行進をして、それで向き合って、何をしゃべっているか分かりませんけど、太鼓が鳴って、そして両方、インド側が一万人以上入るんですが、パキスタン側が五、六千人でしょうかね。そうすると、どっちが声が長く続くかと、ああっという長い声が続くんです。
当時私は、アフガニスタンからパキスタン側へ避難する難民支援の仕事に従事しておりました。そして、今新たに、シリアを中心とする不安定な中東情勢を受けまして、EUでは移民、難民問題が大変大きな人道的かつ政治的な課題になっております。 先週、ヨルダン、パレスチナ、イスラエル各大使と懇談いたしましたが、我が国の中東安定化に対する支援、特に人道支援、難民支援に対しては高い評価と期待の声が上がりました。
今日は水防法関連の質問をさせていただきますが、私からも、冒頭、ネパールの大地震、お亡くなりになられました方々へのお悔やみと、おけがをなされた方へのお見舞いを申し上げるとともに、日本政府としても最大限の緊急支援を続けているところであると思いますが、私も、アフガニスタン支援をやっている過程の中でたまたまパキスタン側に出ているときに、あのパキスタン大地震、イスラマバードで体験をしまして、緊急支援を携わらせていただきましたが
先ほどの閣僚あるいはパキスタン側の今回ISIの長官にも会ってまいりましたが、両者とも日本に来て実務者レベルの会合をやりたいと言っております。 今回の補正で三百億円この地域に使おうとしておりますけれども、まず外務大臣、どうでしょうか、このアフガニスタン東・パキスタン西プロジェクト、この東京における会議及び実現可能性調査のために補正から二億円程度の支出を検討していただけますか。
その数日後になるんですが、今度は反対側、パキスタン側から、パキスタン国軍のエスコートを受けまして、あの伊藤和也さんが亡くなったあのペシャワールに行って辺境州知事の事情聴取をしてまいりました。 私は、ここで非常に感じましたのは、日本というのはいかに信頼されている国なんだろうなと。つまり、日本という国は今まで、武装解除をしても日本製の武器は出てこないんですよ。
この内発的な抗争停止合意というものについて、現場のNATOの司令官あるいはアフガニスタンの閣僚の人たちあるいはパキスタン側のISIも含めて、総理と同じような理解をされている方は一人もおりませんでした。 一番大事なのは、今おっしゃるように、タリバンといっても、アルカイダとタリバンは違います。
どういうことかといいますと、これは先ほど、アフガン農村の性質からして、彼ら自身の秘密にしていることは外部に漏らさないという約束の下に進められることもありますし、例えばパキスタン側でこういう動きがあってこっちに影響があるだろうという情報、一方は意図的にカブール側から流される情報、で、情報源はどこなのかということを知って、ああ、ここだったらいつもこういう情報を流しているなということで大体の推測を付ける。
○参考人(中村哲君) これは既に、おっしゃることは非常に真っ当なことでありまして、これはカルザイ政権、あの米軍に擁立されたカルザイ政権、それからパキスタン側の方も同じ動きをしておりまして、新聞で御存じかと思いますけれども、今もうこの戦争では事は解決しない、基本的に対話路線でいかないと駄目だということが、アフガニスタン、パキスタン両国政府にとってはこれは死活問題になりますから、非常な熱意でディスカッション
それから、この給油対象のほとんどでありますパキスタンの軍隊、これが今大々的にパキスタン側から空爆しておるわけでありまして、おっしゃられることは現地に対しては説得力はないと思います。たとえ一%であろうと二%であろうと米軍に補給しているという事実、このことは現地に対して非常にアレルギーと言えるほどの反応を起こすということは確実だということは申し上げておきたいと思います。
そして、デューランドが線を引いたことによって、このパシュトゥニスタンがパキスタン側に組み入れられて、トライバルエリアとなったわけであります。これはFATA、こう呼ばれておりますけれども、この地域を何とかしなければ、アルカイダやタリバンを掃討することもできないし、また話し合いをすることもできない。 アフガン政府は、タリバンとの和解策というのはもう随分以前からとっております。
パキスタン側もそれに対して一生懸命やっておると言うんですけれども、パキスタンは海に面しておりまして、そこから外にということになるので、ここが、パキスタンの安定というのは物すごく大きいという、これはなかなか言われませんけれども、阿部先生がそういう意識を持っておられるのは我々としては大変心強いところで、これは物すごく大事なところなんだ。
そういった意味で、国境よりパキスタン側のここの地域、FATA地域、ここのところがもう本当に一番の、今回の問題の大きな根っこになっているんだ、私はこう思います。
この条約につきましては、既にパキスタン側では、四月二十三日にもう批准も行っております。こうしたことからかんがみまして、パキスタンの方では、本条約の締結に一貫して積極姿勢を示してきたというふうに我々理解しております。
国際課税の観点から、パキスタン政府と租税協定を今回締結するに当たって、どんな点に配慮をして進めたのか、パキスタン側の主張はどうだったのか、そしてその結果どうなったのかということについて説明いただきたいと思います。
答弁の中に、今まで少しあいまいだったところが明確化をされたということでありますが、パキスタン側からの要請があって、そういった技術上の役務に対しての課税をパキスタン側でやりたい。そうすると、企業そのものには、明確にはなったが、少し負担は、少しというか、そういう負担についてはどうなんでしょうか。
ですから、それまでは任務海域でまさに海上阻止行動等をやっていたその日数と、今度は任務海域を離脱して港に帰って、また戻っていくという日数、恐らくそういうようなものを比較考量した上で、こういう数字をパキスタン側が出しているんだろうというふうに理解をしているところでございます。
○谷口(和)委員 パキスタン側から見れば、日本の給油は不可欠である、なくてはならないというお考えだと思いますけれども、今後、日本が今撤収をしているわけでありますけれども、そのことによって具体的にパキスタンが受ける、パキスタンのこの活動への影響というのはどういったことになるんでしょうか。
アフガニスタンとパキスタンとの国境のパキスタン寄りのところのFATA地域、そこが、先ほど来からもいろいろな議論が出ているテロの拠点といいますか、そういう意味では、パキスタン側もこれはしっかりと、ここはちゃんとやっていただかないと、国境を挟んで行ったり来たりしているわけですから。
そういう意味では、パキスタン側から、パキスタン側に対する支援というものを強化することによってテロを抑止していく、そういう検討もあってもいいのではないか。 特に、パキスタン側の国境のパキスタン寄りのところにFATA地域というところが、ここがテロの拠点になっているようであります。
それをパキスタン側である程度協力してもらわない限りは事が進まぬというんで、何とかしろという話がありましたんで、私どもも当然のこととしてパキスタン側にその話は言ってあります。 ただ、ここのところが一番彼らも余り触りたくないところで、もう一番言ってほしくないところであるんですが、まあ私のことですからすぱっと、そこをやってもらわない限りは話にならぬと。
経済の分野を見ましてもかなり偏っておるとはいえ、偏った経済とはいえ、少なくとも、統計数字でいきますと一〇%ぐらいの経済成長率を実現しておりますし、教育とか医療とかそこそこ改善をして、まあ比較対照の問題ですから、以前に比べて教育とか医療とか改善も見られますし、幹線道路等々も、少なくともスピード上げてはとても走れないというような状況ではなくなりつつありますし、また、難民としてイランやらパキスタン側に避難
これはちょっと話が違いますが、パキスタン側はテロの最前線に立ってやっている、戦っていると。しかし、その背景には、テロとの戦いで経済援助がもらえる、したがって余り本気でやらない方が経済的にはいいんだと、そういう観測もされているような事情もありますが、もう一方のイラク、これもサダム・フセインが大量破壊兵器を持っているからということで攻撃をしたと、しかし、後でこれは間違いだったということ。
実際、担当公使に聞きますと、まだまだそんな機数では到底足りない、すなわち、現地ニーズとしては、特に、パキスタン側のカシミール地区を中心に、輸送路の寸断を中心といたします膨大なる輸送ニーズが存在をしているというふうなことを言っておりました。 したがって、当然、今回自衛隊がまず三機を派遣したことは多とするけれども、それは存在するニーズに対しますと全く極小のニーズに対するこたえ方でしかない。
このことをひとつ申し上げたいと思いますし、さらに、パキスタン側でも、通常の飛行場が少し込み合っているものですから、大統領府に近いVIP用のヘリポートを日本のために貸してくれた、こういう事情もございます。 いずれにしましても、今後、十分に現地のニーズを把握しながら柔軟に対応していきたい、このように思っております。
○阿部(知)委員 今のは非常に表面的な御答弁で、難民は、あるときはアフガニスタン側に居住し、あるときはパキスタン側の難民キャンプに出てきて、移動は本当に自由でございます。あるときは、もちろん治安が安定したからどどっと戻る。しかし、また出てきている。この状態がずっと繰り返されております。七回のこの基本計画の中でどんな実態調査をされたのですか。
また、国境のパキスタン側においては、パキスタン軍が政府の統治の及びにくい部族地域に潜伏をしていると見られるテロリストに対する掃討作戦を強化をしていると、そのように伺っております。
現在、米軍がアフガニスタン南部から東部の、一々細かいことは申し上げませんが、米軍がアルカイダ、タリバン等の残存勢力の掃討作戦を実施している、このことはもう御存じのとおりでありますし、パキスタン軍もやはり、アフガニスタンとパキスタンとの国境のパキスタン側において、政府の統治の及びにくい部族地域に恐らく潜伏しているんだろうな、こういうテロリストを対象に掃討作戦をしている最中でございます。