1971-11-11 第67回国会 衆議院 公害対策特別委員会 第2号
これは四十五年十一月三日に、アメリカの原子力委員会のほうの発表によると、この爆発の引き金に使われるいわゆる猛毒性の、いま言ったようなものすごい猛毒性のあるプルトニウムですか、これがネバダ実験場から五十六キロ離れたところで発見されたというのです。それは、岩石の割れ目を伝わって、少量のガス漏れもひんぱんであった。爆発でできた空洞が何日か後に陥没してしまった。
これは四十五年十一月三日に、アメリカの原子力委員会のほうの発表によると、この爆発の引き金に使われるいわゆる猛毒性の、いま言ったようなものすごい猛毒性のあるプルトニウムですか、これがネバダ実験場から五十六キロ離れたところで発見されたというのです。それは、岩石の割れ目を伝わって、少量のガス漏れもひんぱんであった。爆発でできた空洞が何日か後に陥没してしまった。
これは、米本土のネバダ実験場でこれまで行なわれた地下核実験で、環境の汚染ということがたびたび問題になって論議されておる。それはもう専門家のあなた方はよく御承知のことだと思う。影響が生じた場合にこれを研究するということでは、私は話はおかしいと思う。
実際の実験計画は、これよりももっと広範なものであるが、原子力委員会は、ネバダ実験場での核爆発は必ずしもすべてを公表しないという方針で今後もその方針をとる。」。第二は、「これらの核実験からは、新しい兵器の設計並びに兵器の性能について重要な資料が得られた。かつて米国内で行なわれた最も爆発力の高い核装置の実験もその中には含まれている。」。