2016-12-09 第192回国会 参議院 本会議 第17号
政府は、トランプ米国次期大統領による明確なTPP離脱表明にもかかわらず、自由貿易か保護主義かと繰り返しながら、批准を強行しようとしています。しかし、今問われているのは、国内産業を衰退させ、とりわけ中間層の所得を奪い、格差と貧困を広げてきた自由貿易、新自由主義一辺倒の政策であります。TPPが国民生活を更に危険にさらすものだからこそ、米国でも日本でも、国民大多数に反対の声が広がったのです。
政府は、トランプ米国次期大統領による明確なTPP離脱表明にもかかわらず、自由貿易か保護主義かと繰り返しながら、批准を強行しようとしています。しかし、今問われているのは、国内産業を衰退させ、とりわけ中間層の所得を奪い、格差と貧困を広げてきた自由貿易、新自由主義一辺倒の政策であります。TPPが国民生活を更に危険にさらすものだからこそ、米国でも日本でも、国民大多数に反対の声が広がったのです。
まず第一に、トランプ米国次期大統領がTPPからの離脱を明言する中、我が国において膨大なお金と時間を掛けて国会審議をする意味がどこにあるでしょうか。TPPをめぐる安倍内閣の外交戦略は完全に失敗をしました。安倍政権は発効する可能性ゼロのTPPを無理やり成立させようとしています。醍醐聰参考人はこの委員会の中で、このTPP協定を成立させることは無意味であるだけでなく、危険であると話をされました。
トランプ米国次期大統領との会談及びTPPについてお尋ねがありました。 今回の会談は非公式なものであり、具体的なやり取りは差し控えますが、様々な課題について、私の基本的な考え方はしっかり申し上げ、温かい雰囲気の中で大変充実した意見交換ができたと考えています。
トランプ米国次期大統領との会談及びTPPについてお尋ねがありました。 十七日にニューヨークで、世界の首脳に先駆け、トランプ次期大統領と会談を行うことができました。人事で多忙な時期でありましたが、二人で一時間半にわたりじっくりと話をすることができました。
トランプ米国次期大統領との会談及びTPPについてお尋ねがありました。 私としては、なるべく早くトランプ次期大統領にお目にかかり、自由や民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値を共有する国同士の同盟である日米同盟は揺るがないということを確認する必要があると考えていました。