2010-03-16 第174回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
デフレ認識をされて日銀に金融施策を期待されると、そういう意図というかは強く感じました。 しかし、これは当たり前でございますが、デフレ対策というのはこれ需給ギャップをどう埋めるかということもあるわけで、そういう面では金融施策と財政施策両輪が必要だと、これは当たり前の話でして、それはもう大臣も認識されていると思うんですが、いかがですか。
デフレ認識をされて日銀に金融施策を期待されると、そういう意図というかは強く感じました。 しかし、これは当たり前でございますが、デフレ対策というのはこれ需給ギャップをどう埋めるかということもあるわけで、そういう面では金融施策と財政施策両輪が必要だと、これは当たり前の話でして、それはもう大臣も認識されていると思うんですが、いかがですか。
○中川国務大臣 日本は、十—十二月のGDPが大変、実質が高くて名目も少し高くて、ただ、そこの名目と実質の間にギャップがあるというデフレ認識を持っております。 そしてまた、いい状況、いい業況というところは、業種それから地域、限られているわけで、二極化がはっきりしているなということでございます。
そしてこれをデフレ認識するか否かについては、やはりそのことがいろいろに派生させますいろいろなイメージがございますので、とにかく現実を的確に表現する言葉を使ってそのことに対処していくべきであると思っております。
まず一点目は、先ほどの佐々木委員の御質問にありましたいわゆるデフレ認識ですが、内閣府は、従来であれば、一応成長率はプラスなので物価の下落があってもデフレとは呼んでいなかったけれども、今般は、成長率はプラスであっても物価の下落傾向が続いているのでデフレと呼ぼうと、簡単に言えば、同じ事態を見て認識を変えたかの、定義を変えたかのお答えでございましたが、やはり定義を変えるには何かの理由があると思うのです。
八月十一日に実際におやりになったようですけれども、まだその議事録は、一カ月後ということなので、私は、七月の十六日分の日銀のその議事録でありますが、そこの中でも、デフレ認識を出した方がいいんじゃないですか、そういう意見も出ていますね。 同時に、これはもう言わずもがなだと思いますが、申し上げるんですけれども、戦後、日本はいろいろな不況を経験してきました。