2021-03-22 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
デジタル円の推進につきましては、一義的には通貨制度の在り方に関する議論でありますので、現在、中央銀行デジタル通貨につきまして、通貨制度を所管する財務省において調査検討を行うとともに、日本銀行において今後実証実験が行われる予定であると承知をしております。
デジタル円の推進につきましては、一義的には通貨制度の在り方に関する議論でありますので、現在、中央銀行デジタル通貨につきまして、通貨制度を所管する財務省において調査検討を行うとともに、日本銀行において今後実証実験が行われる予定であると承知をしております。
現在審議中のこのデジタル庁についての対応も確認したいんですが、国としてこのデジタル政策を推し進めるというのであれば、このデジタル庁にデジタル通貨、こういう政策事業を検討する部署があってもよいと私は考えますが、この設置されるデジタル庁にデジタル円、デジタル通貨の推進等の業務検討は含まれるかどうか、また、今後デジタル庁がデジタル通貨政策を推進する見通しはあるのかどうか、この点、現時点の見解をお伺いいたします
ただ、御答弁丁寧なんですけれども、今のところこのデジタル庁にはそういう例がないと、結論としてはそういうことだと思いますので、これ是非、やはり予算を付けるということも併せて、この財務省のみならず、このデジタル庁、この中でもデジタル円、デジタル通貨というものの研究、こういうものをもう組織的に行ってほしいということを提案させていただきたいと思います。
だとするならば、新たに実験的に中央銀行デジタル通貨というものをつくるよりも、既にある電子マネー、Suicaですとかそういったものの技術を後押しして、これをデファクトスタンダードにしていくことによって日本のデジタル円というものを広めていく、このことが大事ではないかというふうに考えております。
翻って日銀ですけれども、このデジタル法定通貨、デジタル円と言っていいんでしょうか、これについてどのような検討を行っていらっしゃるのか。かつてブロックチェーン技術が出てきたときに、日銀の中に何かそういう組織をつくって検討、四年か五年ぐらい前ですかね、始められたというふうに伺っておりますが、そのデジタル法定通貨についてどんな検討を行われているのか、お伺いいたします。
そのことによって、実質、そのポイント自体がデジタル通貨、デジタル円の役割も果たすというふうに思っております。 今、キャッシュレス化で各企業がいろんなキャンペーンをやっていますが、実は、自治体ポイントの機能、マイキープラットフォームの機能をつくれば、全国一律のデジタル通貨のインフラができるということになると思っています。 そういうときに、例えば政策も物すごい精緻な政策ができるようになりますよね。
ですから、せっかくデジタルガバメントをつくったときに、いわゆるデジタルガバメントとキャッシュレス化という大きな二つの軸があって、マイキープラットフォームとか自治体ポイントというものがあって、そういった中で、それのポイントを実質デジタル円のような形にすることによって、国内でしっかりインフラをつくっていく。