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114件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2003-03-17 第156回国会 参議院 予算委員会 第12号

当時、ガット事務局長だったダンケルさんが農業交渉グループ議長も兼ねておりましたので、いわゆるダンケル合意案というのを提示されたんです、ちょうど何か今のハービンソンさんと似たような感じなんですが。そのタイミングでは日本とEUは反対する理由はそれぞれ異なっておったと私は思っておりますが、合意案には賛成できないという点では共闘関係にあったんですね。  

市川一朗

1994-12-07 第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号

一つは、現在の六年目のミニマムアクセス数量をずっとそのまま続けていくか、あるいはダンケルペーパーにあるようないわゆる逓増を認めていくか、ダンケルペーパーそのもの、思想です。そういういわゆる量で七年目以降を決めていく選択、それともそれはいかぬということになれば関税化選択するかの二つ一つだと思います。

大塚清次郎

1994-12-07 第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号

承知のように、ダンケルペーパー例外なき関税化というのが原則でありました。それに反対をして二年近く交渉を続けて、日本の米、韓国の米、あと農林大臣に伺いますとフィリピンとイスラエルに何か農産物例外があるそうですが、四カ国ぐらいの特定の農産物についてのみ関税化例外排置が認められて、いわばこういうミニマムアクセスという方途が合意をされるようになったわけであります。

武村正義

1994-12-05 第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号

特に、初代事務局長の人事の問題につきましても、衆議院でも話題になっておりましたが、ガットの方は、ダンケルさんとかサザーランドさんとかほかの方も含めまして初代から五代目までどちらかといいますと官僚の方が多かったのではないか、このように思うわけでございます。  

山下栄一

1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号

星野委員 しかし、松岡君や我々がジュネーブに飛んだり、あるいはまたアメリカのワシントンに飛んで上下両院議員に面談をした、さっきのようなこととあわせてこういう行動をとったということは、それなりの裏づけがなくて、宮澤内閣が全くダンケルペーパーを一蹴するというような態度であったら、我々は何もそこまでやる必要はなかった、そのことだけははっきり申し上げておきます。  

星野行男

1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号

当時、私の記憶によれば、宮澤総理ウルグアイ・ラウンド交渉というものはまとめなければいかぬということは考えておられたと思いますが、そのこととダンケルペーパーをそのまま認めるということとは全く違うのでございまして、ダンケルペーパーについては、先ほど農水大臣からお答えを申し上げましたように、このたたき台について、我が方は受け入れるつもりはないということははっきりしておりました。

河野洋平

1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号

○大河原国務大臣 ダンケルペーパーが出たときに、私もジュネーブヘ行っておりました。これは、ダンケル妥結案としてのたたき台でございまして、先ほど申し上げましたように、ガット当局の従来どおりの考え方、物についての貿易ルール国境措置関税化、それをそのままに農産物にも適用するという案でございました。

大河原太一郎

1994-11-29 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第8号

そういう状況の中で、しかし一方、ウルグアイ・ラウンド交渉というものが進んでくる、ダンケル提案さらにはドゥニ調停案、さまざまな調停案が出てくる中で、私ども日本農業というものの存続というものを考えて、できる限り我が国の主張が反映されるべく最後まで努力をしてほしいということを繰り返し申し上げてきたわけでございます。  

河野洋平

1994-11-22 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号

河野国務大臣 今議員が御指摘になりました平成五年十二月の自由民主党の党声明の中に、「ダンケル最終合意案を上回るミニマムアクセス受け入れ」云々と、「輸入拡大への道を開いたことは、国会決議に明らかに反する行為といわざるをえません。」こう党声明に書いてございます。  これは我が党の党声明でございますから、私の見解もこれと、昨年十二月十四日当時の見解は、このとおりでございます。

河野洋平

1994-11-17 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第3号

百十何カ国も相手に日本の案だけが通るとは思っておりません、しかし、ダンケルの案だけは何としても阻止する、こう言って頑張ってきたんだ。それは当時の政府の方針でも、私どもの考えが理解されてきたんですね。  ですから、細川政権が決めたからって、細川政権のときには、もう相当我々の間で詰まった話、まだ詰まらぬ話というものはありながら、ずっと来た。それは、当時は政府の責任ですから、それはいいとは言えません。

田名部匡省

1994-06-03 第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

そこで、そういうときに、ちょっと先ほど触れましたが、ダンケル案よりか相当日本にとっては 厳しいものではあるが、日本考え方を取り入れておるドゥニー案というものが出てきたというこの経緯と経過だけは、世界がもうこうなっておるのを我々も耳を長くして見て、これは本当にというところまで行っておったということだけはぜひ御認識おきいただきたい、こう思います。  あとは、政府委員、どうぞ。

加藤六月

1994-05-27 第129回国会 衆議院 予算委員会 第11号

そのときに、日本のそれこそ財界もあるいはマスコミもみんな言っておったことは何だといったら、ダンケルペーパーを丸のみせい、これだけありがたいものが出てきたから丸のみせい、こう言っていた。マスコミの論調もほぼそういうふうに統一をされておった。だから私が、ちょうど牛肉・オレンジのときと同じだ、後ろから鉄砲で撃たれる、こう言ったのはそのことですよ。  

江藤隆美

1994-02-21 第129回国会 衆議院 予算委員会 第2号

ダンケル・ぺ−パーによりますと、従来、輸入がほとんど行われていない農産物について、一定量ミニマムアクセス機会を設定することは締約国義務であるとされていると承知をしております。」こういう御答弁だった。これはちょっと違うのですね。ミニマムアクセスを置くことが義務なんだと総理一般論お答えになっていらっしゃるのです。  

保利耕輔

1994-01-26 第128回国会 参議院 本会議 第12号

事、米について大臣例外をから取ったと胸を張っておられますが、これは調整案ダンケル合意案を重ねてみますと、明らかにダンケル合意案の完璧な変形にしかすぎません。加えて、それにミニマムアクセスの大きな数量ペナルティー、これが重くかけられております。五年目の白紙協議なんてとんでもない。そのときの選択によってはさらに大きなペナルティー義務として背負わせられることになりかねません。  

大塚清次郎

1993-12-13 第128回国会 衆議院 本会議 第13号

ドゥニ調整案をいつ知ったか、こういうことでございますが、最終的な調整案の骨子は十二月七日に連絡を受けたところでございますが、ダンケルテキスト修正問題が議論されていることはその少し前から承知をしておりました。  それから、米の関税化についてのお尋ねでございますが、調整案では、米については、ミニマムアクセス受け入れを前提として、包括関税化を回避することができる内容となっております。

細川護煕

1993-12-13 第128回国会 参議院 予算委員会 第7号

政府委員鶴岡俊彦君) 仮に米にミニマムアクセス受け入れる場合、ダンケル案でありますとミニマムアクセス部分関税につきましてはローアーミニマムというふうな規定が適用されるわけでございます。今回は関税化受け入れないというようなことでございますので、二次税率に当たる部分本体税率といいますか、その部分につきましては書かない。

鶴岡俊彦

1993-12-10 第128回国会 参議院 予算委員会 第6号

国務大臣羽田孜君) 今、ダンケルペーパーお話がありましたけれども、例のブラッセルで決裂した後ダンケルぺーパーがつくられました。そして、その中に、ミニマムアクセスをしてそれから後関税化ということにたしかなっておったというふうに思っておりまして、ミニマムアクセスというところで同じような考え方じゃないかということであれば、全くそういう一つの枠組みみたいなものであることは間違いないでしょう。

羽田孜

1993-12-09 第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

眞鍋政府委員 御指摘のとおり、ダンケルテキストでは、関税化をし、ミニマムアクセスを設定をする、こういうテキストになっておるわけでございます。  それで、先ほど来お話のございます自由化ミニマムアクセス関係でございますが、自由化という言葉を使う場合に二つほどあれがあろうかと思います。

眞鍋武紀

1993-12-09 第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

眞鍋政府委員 ただいまの答弁でちょっと言葉が足りなかったわけでございますが、現段階においてそこが確認がとれておらない、こういうことでございまして、各国のものにつきましては、ダンケルテキスト修正という格好で、我が方の包括関税化の特例でございますとか、あるいはブレアハウス合意内容等々、ダンケルテキスト修正につながる問題が一括して処理されるということになろうと思いますので、そこで十分チェックをした

眞鍋武紀

1993-12-09 第128回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

もともと私は、ダンケルペーパーというのは関税化ミニマムアクセスとセットになったものでございまして、だから、その中のものでしかないんで、関税化じゃないということはこれはごまかしたと思っております。それがだんだんだんだんきょうの予算委員会で明らかになってきたようですね。非常に農林水産大臣も何か自信のなさそうな答弁をなさっておったようでありますが。そう見えました。  

大塚清次郎

1993-12-09 第128回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

そういう中でいろいろなやりとりはありますが、それぞれの品目について幾らの二次税率といいますか、関税相当量にするかというふうなことについては、一応ダンケルテキスト考え方がございます。その範囲内でできるだけ日本にとりまして有利な条件を確保するというふうなことで、もし関税化受け入れるとすればそういうふうなことで頑張っておるということでございます。

眞鍋武紀

1993-12-09 第128回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

この六年というのはわかるんですけれども、やっぱりダンケルペーパーというのは、一、関税化、二、ミニマムアクセス、これが中心になっているんです。これは、一つ関税化関税率でずっと下がっていく、低減していく。本当はこれは自由貿易 の中では無限になって無税になる。六年か七年かは知りませんけれども、そういう出方をする。

大塚清次郎

1993-12-08 第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号

ダンケルペーパーが出ましたときに、ちょうど二年前、十二月二十日でありますけれども、私はジュネーブに行っておりました。こんなものは受け入れられるかというのが私どもの判断だったんです。どうしてだ。農業について、輸入国はすべての農産品について例外なく関税化しなさい、そして、最も貿易歪曲効果が大きいと言われる輸出補助金については二四%の削減で許すという格好になっているんですよ。  

保利耕輔

1993-12-07 第128回国会 衆議院 予算委員会 第9号

また、仮にダンケルさんの当初案のような五%の場合ということになると、我々はどういうことを想定していたかというと、ああこれは四十五万トンの他用途利用米にほぼ匹敵するのかな、こういう感じを我々持ってダンケル提案を読んだりしていたのですよ。そういう立場に立つ我々からいたしますと、この八十万トンの意味をその程度にしかお受け取りにならない、私はやはり満足するわけにはまいらないんです。  

柳沢伯夫