2020-03-19 第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
また、本年一月には、ロシアの警備当局により、日ソ地先沖合漁業協定に基づきタラ漁の操業をしていた同じく根室市の底はえ縄漁船一隻が国後島古釜布に移動させられる事案が発生し、五日後に帰港した件でございます。ロシア側の主張によれば、操業日誌の記載よりも多い漁獲物を発見され、不実記載の疑い等があったことになっております。
また、本年一月には、ロシアの警備当局により、日ソ地先沖合漁業協定に基づきタラ漁の操業をしていた同じく根室市の底はえ縄漁船一隻が国後島古釜布に移動させられる事案が発生し、五日後に帰港した件でございます。ロシア側の主張によれば、操業日誌の記載よりも多い漁獲物を発見され、不実記載の疑い等があったことになっております。
春のサケ・マス、夏から秋のサンマ漁、それから冬のタラ漁、このようなサイクルで、漁師の経営や生活、あるいは関連産業、地域経済、雇用も成り立ってきている町です。加工、運輸、製缶、燃油や船舶資材などに多くの市民がかかわっております。 しかし、これまで、領土問題の未解決ということで、こういう政治的な事情を前にして、まちづくりや経済の振興にも苦労してきました。
根室を中心として、春はサケ・マス漁、夏から秋がサンマ、冬はタラ漁ということで、年間通じた操業を行っています。 雇用をやっぱり維持をして、水産加工業を始めとした関連産業が生まれているわけで、このサケ漁が禁止されるということになると、根室を始め北方隣接地域の地域経済にも大きな影響が出るというふうに思うんですね。 大臣の認識も、ちょっと一言でいいんですけれどもお聞きしておきたいと思います。
それから北海道の岩内あるいは江差、こういうところのタラ漁のトロール船が出せない、こういう事態もあります。 それから遠洋のマグロ、カツオについては、すでにお聞き及びでしょうが、もうほとんど見通しが立たなくて、大体百五十から二百隻ぐらいハワイ沖あるいはケープタウンのあたりで船がとまっている。それで日鰹連ではしかたがなくて船をチャーターしてそこへ油を届けよう、こういう深刻な事態にあるわけです。