1993-11-10 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
今日本が入れているのはアメリカとかカナダのような北米材、それから南方材、それとソ連材、その他オーストラリア、あるいは日本は既にいろんなところから入れていますけれども、大別すればそういうアメリカの針葉樹グループと南方系の森林とソ連系の森林だと思うんです。 私の知る限りでは、世界の林業統計その他を読む限りは、成長をしているよりも切っている方が少ない。これは間違いなく回転します。
今日本が入れているのはアメリカとかカナダのような北米材、それから南方材、それとソ連材、その他オーストラリア、あるいは日本は既にいろんなところから入れていますけれども、大別すればそういうアメリカの針葉樹グループと南方系の森林とソ連系の森林だと思うんです。 私の知る限りでは、世界の林業統計その他を読む限りは、成長をしているよりも切っている方が少ない。これは間違いなく回転します。
○政府委員(松田堯君) 産地国別に将来の供給見通しにつきましてオーソライズした資料はないわけでございますが、マクロに申し上げまして米材、それからソ連材、これは今後も供給力は十分に持っている、我が国への供給は拡大するんではないだろうか、このように考えておるところでございます。
○及川順郎君 大蔵省の貿易統計で見ますと、丸太の木材輸入量が六十二年の対前年度比でニュージーランド材、その他が五〇%近くも伸びておるわけでございますが、米材やソ連材、南洋材の輸入量の傾向を林野庁としてどう分析されておられるか、今後どの国からの輸入量が増加する傾向になっていくんじゃないかというような、この点の見通しについての御意見がございましたらお伺いしたい。
南洋材の問題あるいは米材の問題、そしてまたソ連材、それぞれ問題が違うかと思いますが、大まかに時間の制約をならして申し上げますならば、外材輸入に長期安定的に依存するという体質は許されませんし、むしろ国内の再生産資源である国内の木材を使う体制に切りかえるべきである、そういう観点から、国産材時代は自然に黙ってやってくるというばかりではなくて、そうせざるを得ない、そう来すべき国産材時代でもあると思うわけです
もちろん外材も必要ですから、私は頭から外材を否定するわけじゃないのですけれども、特に南洋材なんかは競合しませんから必要ないですが、北米産とかカナダ産とかあるいはソ連材等の国内産木材と競合するようなもの、特にその中の製品輸入等については、政府としては国内産業を守る立場から一定の規制があってしかるべきじゃないか、このように思うわけなんですが、林野庁はどう考えておられますか。
南洋材は余り競合しませんよ、しかし米檜とか米栂だとかあるいはソ連材とかというようなものは、柱材あるいは割り物、特にそういうものの製品輸入が最近あるから木材産業は低迷しておるわけですけれども、外材輸入というものを野放しにする限り、国内林業の振興はあり得ないと私は思う、国内産の木材と競合するような外材については、これは農林水産省がやはり通産省とも話をして、どんなことがあってもこれの規制を加えるということでなければいけないと
また同時に、木材一つをとりましても、アメリカ材、ソ連材あるいは南洋材、南洋材が一番多くて、アメリカ材とソ連材はそう大差はないわけでありますが、日本は木材についてもいまは自給率が非常に低下をして、約六割を超える外材輸入という中でやっていかなければならぬ、七割にも及ぶという状況にあるわけであります。
それでは、林業白書に移って質問していきますが、日本が輸入している木材につきましては、白書では、南洋材、それからアメリカ材、ソ連材について分析しておりまして、供給面で資源の制約という問題がある、このように指摘しております。
○相沢武彦君 南洋材とそれからアメリカ材、ソ連材のほかに、昭和五十二年来、ニュージーランドからわが国に対して木材輸入拡大をするように非常に求められてきていたんですが、この問題の決着はいまどうなっているのか。 それから、そのほかの諸外国からの木材輸入要請については現況どういうようになっているのか、あわせて御説明いただきたいと思います。
米材、南洋材、それからソ連材、ニュージーランド関係ですか、四つぐらいの大きな輸入国、相手の国の姿はどうなんだろう、どのようにそれが日本の輸入に関係するであろうか。先ほど村沢委員も言われましたように、ある国によっては、もう十年もたつとわからないのではないかというような不安感すらあるんじゃないかと巷間言われてさえおります。
さらにソ連材でございますが、これについてもだんだん奥地化されるということで搬出が非常にむずかしい。樹種的に見ましても、カラマツ等が中心になってくるのではなかろうかという推計がされております。 こういう観点から見ますと、大体二十世紀の終わりになりますと、世界的にも木材の需要量というのはふえる。
三つ目に出たのは、ソ連材の輸入が輸入業者にやられているために値上がりする。漁業では、北海道の漁業協同組合、道連が直接やっている。そこで、木材製材業者の協会が直接向こうから入れたならば、この価格がもっと下がるのだ。外材の価格が安いこと、この点で価格の問題がかなり出たわけであります。
○藍原政府委員 白書に述べました経緯でございますけれども、これにつきましては、いま私が御説明申し上げましたように、東南アジアの過去における経緯、それから現在の状況、それから北米材につきましての森林資源の状況、さらにはソ連材の伐採地点の状況、こういうことから判断いたしましてもいろいろな制約条件が非常に多いということ、そういう観点から今後木材の輸入を増大し続けるというのは非常にむずかしいであろうという判断
○藍原政府委員 日本が輸入いたしております材を大別いたしますと、米材、ソ連材、南洋材、この三つに分かれるかと思います。 この三つについて現状を見ますと、米材につきましては主として西海岸から入ってくるわけでございますが、西海岸の諸州におきましては成長量を上回って伐採しておるという状況がございます。
○角屋委員 いま林野庁の長官からも御答弁のように、わが国は丸太を中心に相当な外材を入れておるわけでありますけれども、その中心地域であります米材を見てもソ連材を見ても、あるいは南洋材を見ても、将来展望の中では非常に窮屈になっていくというふうに判断せざるを得ない。
いま六五%は外材でござ、いまして、東西南北から、アメリカ材はもちろん、カナダ材、南米材、ニューギニアあたりからも来ておりますし、ソ連材ももちろん来ております。世界各国から日本の港々に外材が来て使われておるわけなんですが、結局国産材をその間に活力ある森林として保存していく、その保護対策がまだまだ非常に薄いのじゃないだろうか。
北海道で生産されます材の主なものはエゾマツとかトドマツというふうな材でございまして、この需要範囲が北海道に主として限られておるというようなことやら、ソ連材と競合状態にあるというようなことでございまして、杉に比べますと大体七〇%ぐらいの価格でございまして、そういう面で非常に水準が低いという面がございます。
○藍原政府委員 ただいま、私どもの調べによりますと、木材輸入を行っております商社は、米材、ソ連材、南洋材によってそれぞれ差異がございます。米材は約百十社、ソ連材は約九十社、南洋材は約百三十社程度のものがあるというようにわれわれは見ております。
○政府委員(藍原義邦君) 輸入につきましては、先生十分御存じだと思いますけれども、やはり米材ありソ連材あり、あるいは南洋材あり、いろいろな種類がございます。そういう形で、それぞれ輸入のあり方が少々違ってはおります。
○政府委員(藍原義邦君) 木材の輸入につきましては、それぞれ北米材を対応される方、あるいはソ連材を対応される方、南洋材の方々、それぞれおられます。そしてまた、そういう団体ができ上がっております。
同時にここで、その他の外材でソ連材のことなんかも触れているんですけれども、そのソ連材との関係で実は米材の価格にソ連材がくっついて上がったり下がったりしているということもあって、値段の動きも結果として米材が動かしているというふうな御指摘がまたあるわけです。
それから、一元輸入をすべきではないかという御指摘ございましたけれども、御存じのとおり木材というものは現在ソ連材、米材あるいは南洋材等々、いろいろな地方から入っておりますけれども、基本的にはます自由化されておるという問題がございます。また、ガット等、国際的な場におきましても貿易の拡大という要請もございます。
○政府委員(藍原義邦君) いま通産省の方から御説明ありましたけれども、さらにそれを地域別に見ますと、たとえば米材、南洋材、ソ連材というふうに分けてみますと……
それから、ソ連材は、年間を通じました量は、大体年間を通じて契約しておりますので、そういう面から前年比微増というような形で推移いたしております。 それから、ラワン材、南洋材につきましては、一月から六月までは前年比五%の増加になっておりますけれども、合板業界の不振もございまして、年間を通じては前年比微増という形になっております。
○藍原政府委員 輸入量でございますけれども、御存じのとおり、現在南洋材は主として丸太が中心でございますし、それからソ連材もほとんどが丸太でございます。多いのが米材でございますけれども、米材につきましては製材比につきまして、たとえば五十二年を見ますと、五十二年の年平均では約八十五万立方入っております。
いまの時点で私ども考えてみておりますと、ここ当分の間、たとえば東南アジアあるいはソ連材が、製材品がよけい入るというような事態は現時点ではないであろうというふうにわれわれ考えております。したがいまして、製材品のいろいろな問題についての検討というものは、主として米材、いわゆるカナダあるいはアメリカの材が中心になろうというふうに考えております。
○二瓶政府委員 舞鶴港の輸入いたしております例のソ連材、これの外皮による汚濁対策といいますか汚濁問題につきましては、府の方からも聞いております。府の方におきましては、従来から取扱業者を指導いたしておりまして、舞鶴港木材公害防止協議会という協議会も指導によりまして設立をさせておりまして、この協議会が清掃船も所有いたしております。
言うまでもなくアメリカ材でもソ連材でも天然木ですから、手がかかっていない。手のかかる国産材と比べれば当然コストが安い、運賃をかけても割安になる。このために国産材の価格が不当に抑え込まれ、これが採算割れを来したり国内林業が大変なダメージといいましょうか圧迫を受ける要素になっている。
全国的な不況の進行ということでございまして、同じ製材業でございましても地域によっては、あるいは取り扱っている外材、内地材、外材の中でもソ連材とか米材とかいろいろ種類がございまして、そういう不況の度合いというものはある程度差がございます。
ただ、先ほど御指摘がございましたように、どうしても政府でお互いに話をしようじゃないかという動きがございますけれども、直接的に介入するというようなことがなかなか困難な点もございますし、御承知のとおり、ソ連材等につきましては、長期的な契約をやって安定した輸入を図ろうという動きをいたしておるし、また、今後もそれを指導してまいるつもりでございます。