2021-04-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
実際のセーフガードの効果を説明されていたと理解したんですが、が、この度セーフガード発動に至ったということは、セーフガード抑止効果を見誤ったということでございますか。
実際のセーフガードの効果を説明されていたと理解したんですが、が、この度セーフガード発動に至ったということは、セーフガード抑止効果を見誤ったということでございますか。
実際には三〇対八でアメリカが八持つという細かいことは分かっているんですが、このセーフガード発動に至った原因をまず教えてください。
日米貿易協定では、交換公文で、セーフガード発動後十日以内に発動基準数量を引き上げるための協議の開始が約束されているところであります。 茂木大臣にお伺いします。 先ほど説明のあった三月二十五日の一回目の協議では、発動したことをアメリカ側に報告しただけであって、要求は何もなかったとのことでありました。
本来ならば、TPP11の牛肉のセーフガード発動基準数量の六十一万トンからアメリカ分の二十四万二千トンを引かなければならないわけであります。その交渉はどうなっているんでしょうか。状況について説明してください。
さらには、TPPやEPA、RCEPなど大型の通商協定が発効し、先日の牛肉のセーフガード発動のように海外から安い農産物が押し寄せてくることなどを考慮しますと、ウイズ・ポストコロナ時代における農林水産政策については、輸出促進も結構ですが、万一の備え、リスクヘッジ、つまり、万一食料の輸入が止まっても必要な農地と労働力は確保されており、国民は飢えないで済む、そういったリスクヘッジの考えを今まで以上に重視する
ただ、セーフガード発動するかどうかの見込みについて現在農林水産省として言及をすることは、市場に影響を与えることから発言は控えさせていただきたいと思っております。
まず、今朝のニュースでしたので通告してありませんけれども、私からも米国産牛肉のセーフガード発動について質問をさせていただきたいと思います。 これ、日米貿易協定によって関税率が下がっていくということも含めて、米国産の牛肉輸入量に対する懸念は以前からありました。
しかしながら、EU及びイギリスからの牛肉の輸入量の合計は二〇一九年度で四千八百五十二トンであり、日・EU・EPAの発動基準数量の四万四千二百七十八トンを相当下回る水準であること、本協定がEUやイギリスからの輸入量の増加の直接的な要因となることは見込みがたいことなどに鑑みますと、本協定がセーフガード発動の可能性に影響を与える状況にはないと考えております。
したがって、現時点でセーフガードの発動やセーフガード発動基準の引上げを前提とした対策の検討などにつきましては、仮定の話であり、お答えすることは差し控えたいというふうに考えております。
日米貿易協定で定めた緊急輸入制限措置、いわゆるセーフガードの発動基準は年間二十四万二千トンですから、三カ月分にすれば六万五百トンとなって、この一月から三月の月間の累計輸入量は、セーフガード発動基準のぎりぎりのところまで目いっぱいに輸入しています。 これに加えて、新型コロナの感染拡大で、和牛の枝肉価格が全国的に低迷し、国内の肥育農家などに重大な影響が出ています。
委員会における質疑の主な内容は、両協定締結の意義及び背景、自動車及び自動車部品に対する追加関税等が回避されたとする根拠、自動車及び自動車部品の関税撤廃時期等を明記しなかったこととこれらを含む経済効果分析等の妥当性、牛肉の関税削減約束に伴うTPP11協定のセーフガード発動基準数量の修正の見通し、米国産農産品についての将来の再協議規定の解釈、農林水産物の生産額への影響試算の妥当性と国内対策の在り方、日米
そこで、まず農水省、お聞きしますけれども、この米国からの輸入牛肉への関税率、そしてセーフガード発動後の関税率について、現行及びこの本協定発効後はそれぞれどうなるのか、お答えいただきたいと思います。
ですから、大臣としては、実際には、TPP発動後の今年の一月から八月です、九月じゃなくて八月までのオーストラリアからの輸入ですね、牛肉の輸入は前年度の九四%に止まっているし、今、中国の輸入ということで向こうの需要が多いので、セーフガード発動基準が高くても輸入が増えることはないと思っていますので、そう安心してくださいという言い方、そういう言い方にはなりませんか。
そこで、TPP11協定の牛肉におけるセーフガード発動基準の見直しに向けたTPP参加国との交渉について、澁谷参考人、また江藤農林水産大臣に答弁求めたいと思っています。まず参考人から、じゃ、お願いします。
二〇二〇年の牛肉輸入セーフガード、発動基準は、TPPが六十一万四千トン、アメリカが二十四万二千トンです。例えば、TPP11からの輸入が六十万トンになり、アメリカからの輸入が二十四万トンであった場合、足しますと八十四万トンです。セーフガード発動されますか。農水大臣、お答えください。
TPPでは、輸入量が一定量を超えた場合、関税に引き上げる関税緊急措置、いわゆるセーフガード発動基準数量が、米国産牛肉の輸入増加量を見越して当初は五十九万トン、将来的には七十三万八千トンに設定されております。このTPPのセーフガードとは別に、今回新たに米国産牛肉について、別枠で二十四・二万トンから二十九・三万トンのセーフガード発動基準量が合意されました。
○伊波洋一君 いわゆるそのTPP11のセーフガード発動基準数量、これは政府としては国民への約束だと思いますが、これを超えることはないということはお約束できるんでしょうか。
一方、今回の米国の牛肉セーフガード発動基準数量は、毎年TPP全体の発動基準数量の三九%台に抑えていることから、日米とTPP発効国を合わせてもTPP12を上回る、こういう事態にはならないと考えております。
○茂木国務大臣 指示ではございませんが、牛肉のセーフガード、発動をされた場合に、協議をする場合は、当然、今回、二〇一八年のアメリカからの日本への牛肉の輸出、これは今回のセーフガードより高い数字になっている。そういった中で、協議については、そういった形で協議を行われることになるだろうと。
〔理事堂故茂君退席、委員長着席〕 というのが、牛肉のセーフガード発動基準数量には、一旦TPPの範囲内に抑えていないが、しかし、今後、十一か国との協議によっておいおい下げていきますと説明するべきだと思うんですが、どうしてそう言わないのかというところを大臣にお聞きしたいと思います。
当面はそうだとしても、二〇三三年までのセーフガード発動基準数量を示して当面は増えないと言っているんですが、それまでの輸入数量等の見通しがあるのかどうかなんです。全くないんでしょうか。今の前段の説明が分からないとこちらの質問が分からないかもしれないんですけれども、セーフガード発動基準数量を示しているのが、それまでの輸入数量の見通しがあるのか、全く分からないということなのか。
今回の牛肉のセーフガード発動基準でございますけれども、二十四・二万トンということになりました。この発動基準数量自体は、二〇一八年のアメリカからの輸入実績であります二十五・五万トン、これよりも低い水準であるということは、もう既に江藤大臣からも何度も御案内があったところでございます。 その上で、この発動基準数量は年々五千トン増加していくということとなっております。これが合意した内容であります。
ただ、TPP11協定におけるセーフガード発動基準というのもありまして、これはアメリカ産牛肉の輸入量も込みで換算してもともとは設定をされているものですが、日本の畜産農家にしてみれば、どこの国から牛肉が輸入されるかというのは正直言うと関係がないわけでありますので、入ってくる量が、安いものがたくさん入ってくることの方が問題だというふうに思いますので、今後、この日米貿易協定とTPP11協定の牛肉のセーフガード
これは、アメリカとの間、日米間でセーフガードの発動の水準が決められてきたわけでありますが、一方で、TPP11協定の中でもやはり全体としてのセーフガード発動の水準が決められている。これは、そのTPP11の中では、アメリカの貿易、輸入量も前提とした中ですので、この両者の調整が今後必要になっていくわけでございます。
高い発動水準、つまり、二十四・二万トンをはるかに超えるセーフガード発動基準をつくって、日本への輸出量をふやすこともできるわけです。 さらに、交換公文では、セーフガードが発動すれば、十日以内に協議を開始し、九十日以内に結論を得るとしているわけであります。これは、痛みを伴わず、日本への輸出量をふやすことができる仕組み、これだけの仕組みをつくってしまっている。
米国が離脱したTPP11でのセーフガード発動基準数量が、米国抜きのそれに修正されていないのです。このままだと、米国以外の豪州、ニュージーランド、カナダなどからの輸入牛肉に対してセーフガード措置がききにくくなります。このことについての農水大臣の見解を求めます。今後の畜産業の国内対策の具体策とあわせてお答えください。
先ほど申しましたとおり、二〇一八年度のアメリカのシェアは四一%ですので、アメリカの牛肉のセーフガード発動基準数量はTPP全体の発動基準数量の全て三九%台におさまっているということですので、合わせてもTPP12を上回るという事態にならない。
まずお尋ねしたいのが、二月のトータルの冷凍牛肉の輸入数量がどれくらいになりそうであるのか、目安となるものがあれば教えていただきたいということと、また、今年度におけるセーフガード発動の見通しについて、今の時点での御見解を伺います。