2021-03-19 第204回国会 参議院 予算委員会 第14号
センカクツツジだって分からない。
センカクツツジだって分からない。
かつては自然環境の学術調査が十五回にわたって行われ、センカクモグラ、セスジネズミなどの固有の小型哺乳類や、センカクオトギリ、センカクツツジなど約五百六十種の植物、また、センカクコギセル、アツマイマイなどの固有の陸産貝類が確認されています。このように尖閣諸島には独自の生物が生息しており、その中には絶滅危惧種、準絶滅危惧種、希少種も多く含まれます。
環境省の絶滅危惧種に指定されているセンカクモグラ、そしてセンカクサワガニ、オキナワクロオオアリ、ウオツリナガキマワリ、虫とか、センカクツツジといった植物もあります。 かつて魚釣島に人間の手によって放されたヤギが野生化して繁殖して、島の植物が食い荒らされて、今は島の三割以上が食害による裸地になってしまっています。生態系に大きな影響を生じて、数多くの固有種が存続が危ぶまれています。
○古川大臣政務官 センカクモグラあるいはセンカクツツジ等希少な野生の動植物が尖閣諸島にはございます。その生育、生息状況について、これまでも情報を収集し、現状把握について努めているところでございます。