2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
地元では、琵琶湖の生態系を映す鏡と、セタシジミについて言われているんですよね。これが最盛期の〇・八七%しか捕れない。他方、島根県の宍道湖では、確かに漁獲量は減少傾向にありますけれども、ヤマトシジミは年間約四千トン捕れます。金額にして約二十億円余です。片や、面積では宍道湖の八倍以上ある琵琶湖のシジミの漁獲量は五十七トン。宍道湖の七十分の一でしかないんですね。
地元では、琵琶湖の生態系を映す鏡と、セタシジミについて言われているんですよね。これが最盛期の〇・八七%しか捕れない。他方、島根県の宍道湖では、確かに漁獲量は減少傾向にありますけれども、ヤマトシジミは年間約四千トン捕れます。金額にして約二十億円余です。片や、面積では宍道湖の八倍以上ある琵琶湖のシジミの漁獲量は五十七トン。宍道湖の七十分の一でしかないんですね。
○葉梨副大臣 御案内のとおり、琵琶湖の漁獲量、非常に落ち込んでおりますし、また、セタシジミ、これですと、令和元年は四十一トン、平成元年が百九十トンだったものが四十一トンまで落ち込んでいるということで、原因としましては、南湖において、河川からの砂の流入の減少、砂の採取などによって砂地が減少している、砂地に泥が堆積するなど湖底環境が悪化している、そういったことが挙げられるかというふうに考えています。
特にセタシジミの落ち込みは深刻で、一九五七年に六千七十二トンだったものが、二〇一七年には五十七トン、〇・八七%まで落ち込んでいます。 セタシジミを始め、漁獲量の激減の原因をどうお考えでしょうか。
このため、水産庁といたしましては、漁業再生に向けた水産振興施策としまして、食害により生態系や内水面漁業へ悪影響を及ぼすオオクチバスやブルーギル等の外来魚の駆除活動への支援、ヨシと競合するオオバナミズキンバイ等の外来植物の駆除など、ヨシ帯の保全活動に対する支援、またセタシジミの効率的、効果的な増殖手法の実証化の取組に対する支援、さらにはニゴロブナ、ホンモロコ等の産卵場や生息場となるヨシ帯や砂地の造成等
琵琶湖といえば、セタシジミを初め淡水の貝にあっても非常に大きな漁業資源でもありますが、こうした危機に瀕しているという事態、これもぜひ重く受けとめていただき、具体的な施策の展開につなげていただきたいと思います。 時間もそろそろやってまいりました。
貝などの水生生物につきましていろいろ調べましたけれども、例えば、滋賀県の水産試験場等でイケチョウガイだとかドブガイとかセタシジミのそういう浄化機能の実験研究も行われておりますが、依然、まだ全体としてそういう生物を指定するほどの熟度には至っていないというふうに考えております。
さらに、今度は漁業の方について少し目を向けてみますと、セタシジミというのが琵琶湖の特産の貝としてたくさんかつてはありましたが、一九六〇年、セタシジミが大体四千五百トン漁獲されておりました。ところが現在はその五分の一であります九百トンのセタシジミに減少しております。ちょうど五分の一に減っております。
そういう魚の影響のほかに今度は貝ですね、琵琶湖は御承知のように養殖真珠をやっておりますが、その母貝が「イケチョウガイ」という貝ですね、そのほか「セタシジミ」という有名なシジミがありますけれども、特にこの「イケチョウガイ」は深さが二十メーターぐらいのところまでおります。おりますけれども、親の住む場所と子供の住む場所が違う。それで、子供は深さ五十センチから三メーターぐらいの間に最も多く住んでおります。
それで若干御説明しますと、「セタシジミ」は、あれは琵琶湖一円におります。それで四十メートルぐらいの深さまでかなりおるわけです。その子供がまたさきの「イケチョウガイ」と同じように、子供のおる場所は非常に限定せられております。それでたとえば南湖で申しますと、あすこに烏丸内湖というのがあるのですけれども、そういう付近とか、ごくわずかな限られた場所に子供がおるのですね。
「びわ湖・瀬田川・大津市の河川ならびに観光施設の水質と湖底泥の重金属について」あるいは「琵琶湖の堆積物の研究琵琶湖底表層堆積物中における微量重金属成分の分布について」「セタシジミの生息に及ぼす瀬田川底質の影響について」「びわ湖塩津湾の流況−湾口の流況とその経時変化」私の手元にありますものだけでもこのような滋賀大学の研究発表が出ておるわけなんでありまして、非常に心配しているわけなんです。
「セタシジミ」の収穫量も半分以下になっておる。しかもそのシジミはもう「セタシジミ」を食べる者がいないんです、汚染がひどいですから。それからシジミをとる漁師が、それは仕事ができない。
たとえていいますと、貝類の場合、「水位がさがったばあい、セタシジミとイケチョウガイはたちまち露出して、露出した貝は間もなく死んでしまう。」そして「つまり、水位が下ると、露出地の貝類は全滅するものと考えるのが無難である。大規模の水位変動が、」いまあなたの言われた「仮りに二十年に一回起るとすると、その影響が回復するのに、何年位かかるであろうか。