1953-07-24 第16回国会 参議院 労働委員会 第17号
以上申しましたことに対してここでも二つの註釈を加えたいと思いますが、それはこういう法案を待たずしても現行の法制によつても、すでに第一点としてそういう資本に損失を与えそうな争議行為、与えそうなストライキ行為に対しては、使用者側では代替労働力、そのストライキ労働者の代りになる労働力を充当して、ほかから雇つて来て、そうしてこれによつてストライキ労働者に代らせるという方法が開かれておるわけであり、これはまあいわゆる
以上申しましたことに対してここでも二つの註釈を加えたいと思いますが、それはこういう法案を待たずしても現行の法制によつても、すでに第一点としてそういう資本に損失を与えそうな争議行為、与えそうなストライキ行為に対しては、使用者側では代替労働力、そのストライキ労働者の代りになる労働力を充当して、ほかから雇つて来て、そうしてこれによつてストライキ労働者に代らせるという方法が開かれておるわけであり、これはまあいわゆる
を申し上げますと、ことしの一月に出ました「労働者階級の闘いと新しい軍事の任務」という文書の「昨年の闘争の成果は何か」というところで、「炭労、電産、国鉄等の基幹産業の労働者は、社会民主主義の思想と戦術が、どんなに有害なものかに気づき、社会党左派、総評、単産幹部の議会主義を憎み、その裏切りと分裂策動にもだえるがごとき」云々ということを書きまして、さらに「これは労働者階級の思想的政治的前進であり、ストライキ労働者