2021-02-22 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
それによって、日本にはスタグフレーションという現象が起きてしまった。 つまり、第一次石油ショックで不況であるにもかかわらず賃上げをしたために、商品やサービスにその分を上乗せしたコストプッシュインフレーションですか、それが生じて、不況なのに物価が上昇するというスタグフレーションが起きてしまった。そして、それから脱出するのにまた日本の経済は苦労した。
それによって、日本にはスタグフレーションという現象が起きてしまった。 つまり、第一次石油ショックで不況であるにもかかわらず賃上げをしたために、商品やサービスにその分を上乗せしたコストプッシュインフレーションですか、それが生じて、不況なのに物価が上昇するというスタグフレーションが起きてしまった。そして、それから脱出するのにまた日本の経済は苦労した。
ですから、これからの経済というのは、インフレでもスタグフレーションでもなく、私はデフレに向かって突き進んでいると、そう思います。 麻生大臣がこの間私の問いに対して、ベースマネーを増やしてもマネーサプライが増えないのは需要がないからだと、こういうことをおっしゃっていました。
アメリカは、その一二〇%を数十年かけて、もちろんその間スタグフレーションとかありました、少し高目のインフレ率もありましたけれども、ともかく、波はありましたけれども、長い時間をかけて返していって、まあ、今また大変なことにはなっていますけれども。
デフレになるんですか、インフレになるんですか、それともスタグフレーションになるんですか、それともバブル、資産インフレになるんですか。いかがでしょうか。
つまり、スタグフレーション効果があるんですよ、これは。これを、この仕組みを直さないと、この付加価値税を税の根幹に持っていくなんてことはできません。 だから、私は、一旦消費税をゼロにして、凍結して、その後、当然、経済は、消費税を下げたらこれは加速度的に、コロナが終わっているというもちろん前提ですけれども、回復しますよ。回復したときに、当然、インフレ率は加速されますね、加速される。
ただ、石油価格が上昇して、それによって一定の範囲で消費者物価が上がったことは認めるけれども、それが二次的に賃金とか将来のインフレ率に反映していくことは防圧するということが適切だったというのが第一次石油ショックの教訓で、第二次石油ショック、各国とも、その結果、第一次石油ショックのようなインフレにもならなかったし、また、第一次石油ショックのときのようなスタグフレーションの厳しいことにもならなかった。
スタグフレーションみたいな形になるわけですね。
こういうことから、その後はこのケインズ政策がある種行き詰まって、スタグフレーションという時代になってきたわけです。 この時代に登場したのがまさにサッチャーとレーガン、彼らが掲げる新自由主義の経済政策だったと思います。また、硬直した社会の象徴であったソビエトが冷戦により崩壊しまして、そのことが新自由主義がますます世界中を席巻すると、そういうことになりました。
それで、その後、質問通告のを続けますけれども、この四十年間でアメリカのフェッドファンドレートが最も高かったのは、これは私が思うに、一九八〇年、八一年ぐらいかな、アメリカがスタグフレーションでボルカー・ショックをやったときだと思いますけれども、どのくらいのパーセンテージまで行ったのか、要するに政策金利ですね。
さんも、人が誰も来ないのにただ店番をしているということになってしまうわけですが、これ需要があれば、物はちゃんと売れるし、その人も効率的に働き、その人のやっぱり賃金もだんだん上がってくるわけでありますので、そういう意味で、実際は生活水準も両方上がるという形で物価が上がることが大事で、そうじゃなくて、ただ公共料金上げるとかなんとかというのでは、実は景気は良くならないで、いわゆる不況下の物価高というスタグフレーション
ただ、賃金が上がっているときに、今はちょっとまだそういう状況じゃないんですけれども、これから何年後かに非常に労働需給がタイトになって賃金が毎年何%か上がっているときに原油価格が上がると、本当にこれはインフレになって、一種のスタグフレーション状態になるわけですね。
円安によるコストプッシュ型インフレは、インフレ目標の設定が想定する物価上昇ではなく、スタグフレーションへの道です。むしろ、円安で交易条件が悪化し、社会保障給付に回る消費増税よりも、経済により重い負荷がかかっていく可能性があります。
何が何でも二年で二%だということになったら、先ほど私が申し上げたように、スタグフレーションになりますよ。そのことを私は申し上げておきたいと思います。
そして、先ほどのように、実質賃金、実質可処分所得が減って、成長率が落ちて、物価だけ上がるということになると、スタグフレーションになるんじゃないですか、日本は。皆さん方がやろうとしていることは、このまま本当にやり続けるとスタグフレーションになりますよ。いかがですか。
この半年ほど、アベノミクスの神通力がうせたんでしょうか、株価の低迷が続いていますし、賃金下落とコストプッシュインフレでスタグフレーションに陥る危険すら指摘されるようになってきております。 調査会での審議を通じまして、こうした問題に政策的に対処することがデフレ克服を確かなものにするための急ぐべき課題であるという思いを強くした次第でございます。 以上です。
大臣、確かにそのときに適切な政策が必要だとおっしゃっていましたけれども、まさにそのとおりであって、スタグフレーションという言葉、要するに景気が良くてインフレーションになっているということがあるぐらいで、決して、政府はインフレ目標だ、インフレ目標だとおっしゃっているけれども、それで国民はいかにもインフレが来れば景気が良くなるかのような、みんな思い込んでいますけれども、決してそうではないと私は思っています
このまま物の値段だけが上がればスタグフレーションという状態になりまして、一般国民にとっては最悪のシナリオということになります。 この二十年弱、雇用の流動化に伴いまして所得はどうしても増えにくい状況が続いています。そうした状況下においては、せめて政府は国民から所得を奪わない努力をしていただきたい。しかし、実際には、消費税という国民から直接所得を奪う政策が積極的に採用されております。
こうなると、先生がおっしゃったようにインフレにも二種類あって、ディマンドプルインフレ、コストプッシュインフレ、むしろ今私は先生のお話を伺って、コストプッシュインフレ的ではないかなというような感じもしまして、そうなると、やはり心配は、デフレは脱却しても、インフレのところにまで行くのに物価だけということになってしまうと、いわゆるスタグフレーションという心配もあるというふうに思います。
そういうことをよく考えて、内需を拡大していくのを家計中心に考える、そういう発想に思い切って切りかえないと、このまま突き進んでいきますと、これはスタグフレーションになります。インフレが進んで、経済が停滞し、家計がマイナスになって、また失業者がふえていく、こんなことを繰り返してはならないということを最後に指摘いたしまして、質問を終わります。
これはコストプッシュインフレの加速プラス不況イコール、スタグフレーションです。これは経済にとって極めて厳しい状況になると思います。 さて、もう一つ、国債残高の累増問題、これも解消していかなければなりません。個人が借金を返すときと政府が借金を返すとき、これ全然違うのは、政府の場合は、増税だけではなく借換え並びに日銀引受け、国債買い切りですね、その手段を持っているということです。
ただ、景気回復してくれば、結果としてデフレからインフレに徐々になっていくというのは当然なんですけれども、ただ、その状況でインフレを起こしても、所得が上がらないままインフレだけ起こしても、むしろ、いわゆるスタグフレーションといいますか、インフレの下での不況が進むということになってしまう、一番悪い状況ですので。
結局、需要がさらに減って、不況と物価上昇が同時に進むというスタグフレーション、こういう形にならざるを得ないというふうに思いますが、総理、どう思いますか。
自動的に物価が上がって景気が悪化するというのをスタグフレーションというんじゃありませんか。こういう心配は、副総理、ございませんか。
付いてこなかったら、まさに物価は上がるけれども不況だと、そういうスタグフレーションということになりますが、そこの点はどうですか。
○広野ただし君 そういうスタグフレーションに陥らないように、これは三本の矢というところになるわけですね。 ということになってまいりますが、その中でいつも欠落をしますが、FRBは失業率の改善等を六・五ぐらいのことを言っています。イングランド銀行も、数値までは示さないけれども、そういうやっぱり所得の改善、雇用の改善ということも金融政策の視野にやっぱり入れているんですね。