2020-03-17 第201回国会 参議院 予算委員会 第12号
その上で、最近の中東情勢につきましては、年明け、御案内のとおり、ソレイマニ司令官の殺害起こりまして、その直後の極度の緊張状態、これは緩和されたものの、直近で申し上げると三月十一日、現地時間になりますが、イラク国内の基地が攻撃を受けて米国人を含みます死傷者が生じて、これを受けて今度は米国がイラク国内のシーア派民兵組織の施設を空爆するなど、依然として高い緊張状態が継続をいたしております。
その上で、最近の中東情勢につきましては、年明け、御案内のとおり、ソレイマニ司令官の殺害起こりまして、その直後の極度の緊張状態、これは緩和されたものの、直近で申し上げると三月十一日、現地時間になりますが、イラク国内の基地が攻撃を受けて米国人を含みます死傷者が生じて、これを受けて今度は米国がイラク国内のシーア派民兵組織の施設を空爆するなど、依然として高い緊張状態が継続をいたしております。
従来の反政府デモというのは、今、イラク、非常に経済情勢が良くありませんので、その自分の生活が良くないことに抗議する一般の市民のデモが主体だったんですけれども、注目しておりますのは、十一ページの(二)の上から一行目のところですけど、一月二十四日に抗議デモが行われたんですけど、その抗議デモはイラクのシーア派の聖職者のサドルさんという人が計画したデモでございまして、要は、アメリカ軍がイラクにいるわけですけれども
間には、サウジアラビアの東部州などシーア派が多数、イランと同じシーア派が多数住んでいる地帯、そしてサウジアラビアの中心的な油田地帯もこの中に含まれる形でありまして、別の言い方をしますと、このイランから更に西の方に別の三角形を伸ばして二つをつなげると、ひところ言われましたシーア派三日月地帯というものをここで構成する形になっております。
アメリカとイラン、イランとイラク、そしてイランとサウジとの関係、さらには各国のシーア派の武装勢力やISの動きなどによっては部分的な武力の衝突、それからホルムズ海峡が封鎖される可能性も私は十分に考えられるというふうに思っております。もしこの最悪なシナリオになった場合に本当にどのような事態が想定されるのか、大変懸念をしております。
それで、この中東に駐留する米軍を敵視するシーア派民兵組織による、米大使館の、米軍が駐留する基地への散発的な攻撃は依然として続いている。そして、いつ米軍の反撃を招いてもおかしくない状況も続いているんだと思います。私はそう評価します。つまり、現在も開戦前夜の危機的状況は全くおさまっていないんですよ。だって、そもそもの原因は更に悪くなっているんですから。
いかなる主体がそれに該当するかにつきましては、こうした考え方に基づいて個別具体的に判断することになるわけでありますが、今お話にありました中のイラクの人民動員部隊、PMUでありますが、これはもともと、二〇一四年六月のISILによりますモスル占領を受けて結集したシーア派民兵等であったわけですが、二〇一六年の十二月に、イラク国内法制、PMU機構法というものでありますが、これによりましてイラク国家組織の一部
米国は既に空母打撃群と爆撃機部隊を中東に派遣しており、ペルシャ湾で今月十二日、サウジ船籍二隻を含むタンカー四隻が船底に攻撃を受け、イランは関与を否定していますけれども、米国などではイラン傘下のイスラム教シーア派武装勢力の関与との見方もあります。アメリカ国務省はイランとの対立を差し迫った脅威と位置づけ、隣国イラクのアメリカ大使館職員に出国を指示したとCNNが報じています。
四月以降、イスラエルはシリア領内のイラン軍事拠点に度々攻撃し、イラン兵やイランが支援するイスラム教シーア派組織のヒズボラ戦闘員が多数死亡したとされています。 イスラエルとイランの対立状況についてお聞かせください。
それは、イランの核合意からの離脱ということは対イランという観点で見なければいけないと思いますが、対イランということになりますと、例えば今の中東情勢、いろいろな切り口がありますけれども、一つは、シーア派の大国であるイラン対スンニ派の大国であるサウジ、この覇権争い、中東におけるそれぞれの影響力をどちらがどれだけ伸ばしていくかということを、それは今、対シリアを見てもそう、対イエメンを見てもそう、まさにサウジ
○アントニオ猪木君 私も、イラクのカルバラ、シーア派の聖地なんですが、その後、いろいろラムズフェルドあるいはアーミテージ長官が、旭日大綬章という勲章を日本から出しましたが、世界的には、これは、この人たちが戦争の仕掛け人じゃないかと言われているのに日本はなぜこの方たちをそんなに評価をするのかな。ブッシュ政権のイラク介入は間違いであったという、その後のあれですが。
それから、この間たまたま代表質問で申しましたが、シーア派とスンニ派の方々が昨年日本にいらっしゃって、これはWCRPと、たまたま民間の団体でございましたが、岸田外務大臣も来られましたけれども、そういう今まで日本が攻撃をしたことがない、中立である、そして人道援助もいろいろやっているということの信頼性というものが私は最大の武器だろうと思っていまして、今までは割とそういう日本の持っている武器を使わないといいますか
サウジアラビアはスンナ派のアラブ、イランはシーア派のペルシャ、したがって両者の対立は必然であると。こういった宗教対立、あるいは民族対立、あるいはイデオロギーの対立に原因を求める論調は少なくありません。もちろんこれは一面真理をついたものではありますが、実際には、一九九〇年代から二〇〇〇年代初めまで、両国関係は実は極めて良好でした。
二年前に、中東のシーア派とスンニ派の最高位の指導者たちが来日しました。世界宗教者平和会議、WCRP出席のためで、サウジアラビアとイランが国交断絶直後の両派指導者の初の同席は世界の注目を集めました。岸田外務大臣も夕食会に出席したほか、数年前、外務省もタイのWCRPの仏教とイスラム教との和解プロジェクトを助成しました。
さらに、先ほどイラクの大統領と申しましたが、彼が、タラバーニーという人間ですけれども、彼が大統領になる前に、イラクの中の党派抗争というのも予想されましたので、クルド人のボスに近い人間を日本政府に紹介しつつ、シーア派のバグダッド政府との間に日本政府がコンフリクトレゾリューション若しくはコンフリクトマネジメントのエンドーサーとして入れるということを期待して、亡くなられた二外交官を実は大統領の秘書官に事前調査
恐らくこれは有志連合も好んでやっていることではないわけでありますが、ISISが、理屈が通じて、やめてくださいと言ってやめてくれるのであれば、これはそれにこしたことはないわけでありますが、残念ながら、彼らはシーア派、クルド人をも虐殺しているわけであります。
イラン、シーア派の大国でございますけれども、中東は、御存じのとおり、さまざまな宗派、宗教が混在をしております。それぞれの国がどこの国と関係が深いというのはやはりいろいろございますけれども、中東の国をいろいろ回っていると、日本はその辺、我々の先人たちが大変うまくやってきて、どこの国からしても中立的な立場というところにいるんだろうということを感じました。
さらには、中東において、過激派組織のイスラム国が台頭し、従来のイスラム教スンニ派とシーア派の対立が複雑に激化しており、日本人も死亡するなど、他国からしかけられた脅威に日本及び国民は意図に反して巻き込まれていくリスクにさらされている現実が起こっております。
イラク治安部隊と共同で行った過去四十五日間、平成十九年一月二十二日までの掃討作戦で、シーア派民兵に対して五十二回、スンニ派の民兵に対して四十二回の掃討作戦を実施した。バグダッドですよ。そして、イラク戦争以来、過去最大の作戦を、同年の二月十四日に九万人投入して、法の執行作戦と名づけられた掃討作戦をやっているわけですよ。これは、現実、報道もされているし、やっているんですね。
そして、今年の三月、イラク中部の都市ティクリート、ここは去年の夏以来、ISが制圧していた都市ですけれど、このティクリートに対するイラク中央政府軍の攻勢がありまして、シーア派の民兵、あるいはイランの革命防衛隊の軍事顧問団、さらにはアメリカ空軍の支援もあって、このティクリートを三月の末、四月の始めにイラク中央政府側が奪回いたしました。ティクリートを守っていたIS側は全滅したわけです。
六割のシーア派はどう思っているかというと、やはりフセインを倒して良かったと思っているわけです。もちろん、みっともないから、アメリカありがとうなんて思っていても言いませんけれど、イラクの大半の人はやっぱり独裁を倒して良かったと思っているんだと私は信じています。
だからこそ緊急で支援をしたということだと思うんですが、しかし当時の内務省はシーア派の政党であるイラク・イスラム革命最高評議会が牛耳っておりまして、非常に危険な状態にあったと。これは、NGOと外務省のODA政策協議会においてもNGOから指摘をされております。この内務省は、ODA警察車両を送った内務省は、当時、誘拐や拷問、虐殺が中心に行われていたということも国連の人権報告で報告をされていると。
このまま放置しておくと、当初のイエメン国内の権力闘争が、シーア派とスンニ派の宗派対立の色彩を強める懸念も言われております。 そこで、ぜひきょうは外務大臣にお尋ねしたいのは、日本政府として、今回のサウジアラビアなどがイエメンへの軍事介入に踏み切ったことをどのように評価されて、また、日本政府としてどのように対応されるのか、外務大臣にお尋ねをしたいと思います。
あのことによってサダム・フセインが倒れ、そして、スンニ派の部族がシーア派を中心とした政権に対してISILのような組織を応援するようになった、私はこういう原因があったんだろうと思う。 ですから、米、英、仏、それから英連邦の国々、オーストラリア、カナダ、ああいうところが中東に注力をしていくというのは、これは私は理解できるんです。しかし、日本までそんなに中東にのめり込む必要はない。
イランのシーア派系のホーシーという派が大統領官邸を占拠したりしているということであります。イランの影響があると言われている。ホルムズもそうですけれども、今度は紅海なんですね。そのちょっと先は、今海賊対処をしているアデン湾があるわけですね。 さあ、そこで、これはホルムズのみならず、こっちのイエメン側の方での機雷掃海ということは、これだって十分考えられると思うんですね。