2013-11-21 第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第6号
しかしながら、イランのお金、オイルマネーを使って、サンディニスタ政権という当時あった中米の政権、左派政権を打破するために、そこの反政府ゲリラ、コントラにお金を回すということでイランに武器を売ったと。これは、オリバー・ノース等々NSCの軍人スタッフが考えた仕組みでありました。
しかしながら、イランのお金、オイルマネーを使って、サンディニスタ政権という当時あった中米の政権、左派政権を打破するために、そこの反政府ゲリラ、コントラにお金を回すということでイランに武器を売ったと。これは、オリバー・ノース等々NSCの軍人スタッフが考えた仕組みでありました。
これは、当時のサンディニスタ政権が民主的な手続によって政権を移譲することを明らかにした結果、御案内のとおりチャモロさんが大統領になった。一九九〇年四月からニカラグアにおきまして民主的な政権ができた。最後に残りましたのはエルサルバドルでございました。昨年の一月十六日にようやく和平協定が締結された。それでエルサルバドルにおきましても、国連の監視のもとに和平のプロセスが始まったわけでございます。
サンディニスタ政権になって、数年間で驚くべき文盲の解消といいますか識字率の向上がもたらされ、また乳幼児の死亡率も劇的に減少してユニセフから評価されたということも聞きました。しかし一方、ニカラグアはたびたび報道されておりますように北部のホンジュラスの国境で戦闘を続けているわけで、医療品も食糧も日常物資もすべてもう想像を絶するほど不足している中で成し遂げられたことです。
また、中米ニカラグアに合法的に成立したサンディニスタ政権を武力をもって転覆せんとする勢力に公然と武力援助を与えるなど、世界を危険にさらす弱い者いじめの好戦的政権の性格をあらわにしています。このようなレーガン政権下のアメリカと軍事一体化を推進することは、アメリカの軽挙妄動によって我が国と国民を思ってもみない大きな危険にさらすことになりかねません。
ニカラグアでは七九年の革命でサンディニスタ政権が成立したわけでありますが、革命後国内の締めつけを同政権が強化いたしまして、その結果野党、教会、企業等、いわゆる民主勢力とのあつれきが高まっており、反政府ゲリラの活動が見られるようになりました。また同政権が一方でキューバ、ソ連等との関係を深めまして軍備を増強しておるという事情もございまして、このような状況が近隣諸国の懸念を招いているわけでございます。
○国務大臣(安倍晋太郎君) ニカラグアにおける情勢が混沌としておる、サンディニスタ政権に対して反対の勢力が軍備、武力闘争を行っておる、これに対してアメリカが物質的な支援もしておるということも聞いておるわけでございますし、またサンディニスタ政権がキューバであるとかあるいはまたソ連の力を借りておるということも事実であろうと思うわけでございますが、そういう中で日本の立場というものは、今局長が申し上げましたように
御存じのように、今のサンディニスタ政権ができましたのは一九七九年で、それまではソモサ独裁政権があったわけですが、これはアメリカが非常に支援していた。しかし、国民からの支持が余りにもなくなったために、ちょうど南ベトナムのゴ・ジン・ジエム政権のような立場になって、さすがのアメリカもソモサを支持できなくなるというような中で、このサンディニスタ政権ができたわけです。
ですから、今のニカラグアのサンディニスタ政権も日本は認めて、外交関係をちゃんと持っておるわけです。そうしてこの解決については、あくまでもコンタドーラ・グループのイニシアチブを支持して、とにかく平和的に紛争解決をしてほしいというのが日本の変わらざる終始一貫した外交の方針である。そういうことですから、よくその辺のところを御理解していただかなければ困ると思います。
しかも、その三つの政党の代表的な人はアルトゥーロ・クルスという方でございますが、やはり愛国者と見られておりまして、もともとサンディニスタ政権ができたときにはその政権の一員であったし、また駐米大使も務めた人でございまして、そういう人たちの意見を聞いておりますと、この選挙は民主的でなかったのである、しかも六七%しかとれなかったというのは、それらの人が言っている意見もございますというふうに御紹介しただけでございまして
それは、形こそ異なれ、中米ニカラグアのサンディニスタ政権に対する経済制裁措置と同じように、米国の力の外交であるからであります。私は、サミットにおける総理の行動に、対米協調にウエートを置き過ぎた姿勢を感じます。議長総括にSDIを入れるよう主張したというお話も聞いております。総理のSDIへの対応は、もう一つ明確ではございません。
そして、サンディニスタ政権というのは複数政党主義をとっていまして、十一月四日の総選挙では七つの政党が立候補して、自由な選挙をやろう、今のような非常事態の中でも国防に関すること以外においては言論、集会の自由を認めてやろうという方向をとっています。そして、何もソ連とかキューバの陰ではなくて、非同盟中立の政策を貫こうということを私は直接聞いてきたわけです。
これは現在のサンディニスタ政権の片割れと申しましょうか、元国防次官などが入っておるグループでございまして、これがニカラグアの南の方におります。このグループは、二月二十四日にカリブ海にございますエルプラフという港に機雷を設置した、それから三月一日ごろでございますが、今度は太平洋岸の方のコリント港に機雷を設置した、そういう声明を出しております。
この人は今のサンディニスタ政権の指導者の命を救ったような非常な国民的な英雄でございますが、このグループがコリント港とそれからエル・ブラッフ港、この二つの港につきまして機雷を敷設したという発表をしております。また、それにつきましてはその機雷はブラックマーケットで買ったという発表をイタリアで行っておるんです。
○堂ノ脇政府委員 ただいま先生の御指摘になりましたニカラグアのゲリラでございますが、ニカラグアにおきをしてはサンディニスタ政権に対してこの政権が民主的な政権でないということから、かつてはサンディニスタ政権に同調した者たちの中から反乱軍が形成されて、そしてニカラグアの国境でこのサンディニスタ政権に対してゲリラ活動を行っているということでございます。