2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
沖縄県は、根拠を示さずに、地盤改良工事の影響が移植先サンゴに及ぶと主張しているわけでありますから、同種の工事におきまして、水の濁りの回避、低減手法が確立をしているところでもあり、沖縄防衛局からの工事関係資料でもサンゴ移植先に影響が及ばないことが確認をされていると聞いているところであります。
沖縄県は、根拠を示さずに、地盤改良工事の影響が移植先サンゴに及ぶと主張しているわけでありますから、同種の工事におきまして、水の濁りの回避、低減手法が確立をしているところでもあり、沖縄防衛局からの工事関係資料でもサンゴ移植先に影響が及ばないことが確認をされていると聞いているところであります。
続きまして、防衛省が沖縄県に出したサンゴ移植許可申請で、農水大臣が沖縄県に早く許可を出しなさいという勧告をこの間出されました。一月の終わりにですね。沖縄県は、裁判中なので判断できないと言っているわけですね。スポーツで、今ちょっと何かルール違反があったのかどうかというのをビデオ判定中である、にもかかわらずプレーを進めなさいと外野から言っているような、そんな状況があるんですね。
○江藤国務大臣 サンゴ移植の特別採捕許可申請に対する審査判断は沖縄県によって行われるものでありますが、沖縄県知事が長期間、標準処理期間を大きく超えて判断を示していただけていない、訴訟の間は判断しない旨を表明されている、今先生がおっしゃったとおりでございます。
それと、サンゴ移植の許可が出ていないと言っていますけど、何か今の言い方だと沖縄が意地悪しているみたいに言い方ですけど、違いますよね。なぜ許可が出ないんですか。
環境省にお伺いいたしますが、このサンゴ移植に関する、移植までの防衛局によるこのような対策方法についてはどのように見ていらっしゃいますか。
沖縄防衛局の環境影響評価書で記載のある沖縄県のサンゴ移植マニュアルについても、こうした知見を踏まえて作成されたものと認識しております。沖縄防衛局では、同マニュアル等の既存資料の情報を踏まえながら、最も適切と考えられる手法による移植を行い、さらにその後の生息状況について事後調査を実施することとしていると承知しております。
○市田忠義君 第四回サンゴ礁保全・再生に向けての統合沿岸管理分科会、これは環境省が事務局をされている会議ですけれども、その報告を見ますと、サンゴ移植は植林と比べて技術開発の歴史が浅く、まだ開発途上にあると。技術的には未確立だということを環境省もかんだ会議でそういう報告がされているわけです。