2021-05-13 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
○国務大臣(赤羽一嘉君) 委員お示しの例えば資料五の世界の港湾別のコンテナ取扱いの推移、これよく出る表ですけど、もう明らかなように、日本の港湾政策を本当に変えなければ本当に手遅れになるということは、もう随分前から言われてきたことがなかなか変わらないと。
○国務大臣(赤羽一嘉君) 委員お示しの例えば資料五の世界の港湾別のコンテナ取扱いの推移、これよく出る表ですけど、もう明らかなように、日本の港湾政策を本当に変えなければ本当に手遅れになるということは、もう随分前から言われてきたことがなかなか変わらないと。
私も地元、神戸ですので、大変深刻な問題として捉えておりますが、今、上田先生示していただいたグラフはこれ確かなんですけど、ちょっと実はこれ分かりにくいことがあって、例えば一九八四年のコンテナ取扱いのベストテンを見ますと、第一位がロッテルダムで、その扱い量というのが二百五十五万TEUなんですね。昨年の一位、上海は四千二百万TEUなんです。このベストテンの中に、実は中国の港が七つも入っていると。
資料でもお配りさせていただいておりますし、先ほどから議論があっております世界の主要な港のコンテナ取扱いの量というものが、中国、韓国、東南アジアに比べて、我が国の港湾での取扱量が大変低下をしている。このことの原因についても先ほどから答弁がございました。
アジアの諸国の各港のコンテナ取扱いというのは急激に増加しております。例えば上海港におけるコンテナ取扱量は、一九九四年、百十三万個でございました。それが、十年後の二〇〇四年には千五百万個というふうに約十三倍となっております。非常に目をみはるものがございます。 一方、我が国の港湾の取扱量でございますけれども、十年間で全国で一・五倍となって増大はしております。
ちょっとメモ作ってきたんですが、例えばコンテナ取扱いのシェアが物すごく大幅に低下をしているということで、香港とかシンガポールに比べてこの差がどんどん広がっているということで、例えば神戸港だと、ちょっとここにメモを見ると、コンテナ取扱量の世界ランキングが一九八〇年には世界四位だったと。これが何と、二〇〇四年ではもう三十位以下になってしまったということがあります。