2021-03-23 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
じゃ、率直にどれが正しいのか、本当なのかというのはなかなか分かりにくいところがありまして、かつても、例えばキューバ・ミサイル危機のときに、なぜキューバはソ連製のSS2のミサイルをああいったU2偵察機が明らかに分かる形で配備をしたのか、グレアム・T・アリソンが三つの理論を使って説明をする。三つそれぞれとも当てはまるんですけど、どれが正しいかと。
じゃ、率直にどれが正しいのか、本当なのかというのはなかなか分かりにくいところがありまして、かつても、例えばキューバ・ミサイル危機のときに、なぜキューバはソ連製のSS2のミサイルをああいったU2偵察機が明らかに分かる形で配備をしたのか、グレアム・T・アリソンが三つの理論を使って説明をする。三つそれぞれとも当てはまるんですけど、どれが正しいかと。
○国務大臣(茂木敏充君) 三宅委員の引用されましたグレアム・T・アリソンの本でありますけれど、グレアム・T・アリソンは私の大学院の恩師でありますけれど、ツキジデスのわな、これはペロポネソス戦争から始まりまして、主要な戦争における覇権国と台頭国、新興国との関係で戦争に至るパターン、戦争までには至らないパターン、こういったものを分析しておりますけれど、恐らくアリソン教授の一般的なやり方なんですけれど、まずこういう
○茂木国務大臣 グレアム・T・アリソン教授は、私がケネディ・スクールにいましたときの学部長、ディーンでありましたからよく存じ上げております。
グレアム・T・アリソンのツキジデスのわな、これが当てはまるかどうかということについては様々な議論があると思うんですが、少なくとも現代社会においては、ペロポネソス戦争が起こった当時とはかなり、様々な要因というのがあって、米中間でもお互いの依存関係、対立する分野もあるわけでありますが依存する要素というのもあって、そういったものをしっかり見ていかなければいけないと思っておりますし、今新型コロナが世界的に拡大
例えば、キューバ・ミサイル危機、これが一九六二年に発生するわけでありますけれども、この分析をグレアム・T・アリソンが、エッセンス・オブ・デシジョン、「決定の本質」という本でやっております。 これはモデルによって、なぜキューバにミサイルを配備したのか、全く変わってくるわけです。