1973-06-22 第71回国会 衆議院 外務委員会 第24号
これらはいずれもガス拡散方式でございますが、この方式は運転にあたって大きな電力を必要とするものでございまして、電力消費量の少ない遠心分離法の研究開発が世界的に進められています。 すなわちわが国においては動力炉・核燃料開発事業団が中心となってこの研究開発を進めております。
これらはいずれもガス拡散方式でございますが、この方式は運転にあたって大きな電力を必要とするものでございまして、電力消費量の少ない遠心分離法の研究開発が世界的に進められています。 すなわちわが国においては動力炉・核燃料開発事業団が中心となってこの研究開発を進めております。
したがってこれをどうしても、当面七五年から八〇年代にかけての、また日本独自の濃縮の技術、これについてもいろいろガス拡散方式とかあるいは遠心分離方式があるけれども、それもまだまだ実験中で、やはり日本だけで独自に開発するといっても、七五年までの実用化にちょっと時間が足りないんではないか。
そこで、私どもがお尋ねしたいことは、いわゆるウラン濃縮の問題についてでありますけれども、アメリカといい、フランスといい、ガス拡散方式を基本としていると思います。もちろんフランスの場合には遠心分離法の研究も進められているようではありますけれども、大勢としてはガス拡散方式なのではないか。
これはガス拡散方式でいくのかあるいは遠心分離方式でいくのか、日本はいずれかの選択をしなければならない時期に来ているはずなんです。その辺の選択をどうしようとしておられるのか、お聞きをいたします。
自主開発をやるならば、遠心分離法とガス拡散方式、これはことし来年一ぱい金をぶち込み、研究陣をぶち込んでやるだけやって、どちらかでやろうということをきめればいいわけです。
ガス拡散方式と遠心分離方式であり、それぞれ研究が進められておる。しかしながら、現状のところは、アメリカのガス拡散工場というものがいままで三つであったが、第四、第五の建設計画があるので、それにとりあえず乗っかっていきたい、このようなお考えだと思います。
その上に今度のは、御承知のように、ガス拡散方式によるアメリカ技術の導入でしょう。これは膜をふやしさえすれば平和利用どころか軍事利用のための濃縮ウランもつくることのできる、そういう技術的可能性を持った技術導入、したがって、アメリカが秘密保持のためにいろいろな干渉を加えてくるということは、これは火を見るよりも明らかだ。日本の各新聞社の出された記事や社説などを見ても、その点一斉に指摘している。
いま化学分離法とかガス拡散方式だとか遠心分離法とかいろいろありますけれども、これに対して出されている予算はきわめて少ないと私は思うのです。思い切った計画をしないと、ガス拡散が可能かどうかということを電力は非常に気にし過ぎるということもありまして、これは日本に適用できるかどうかちょっと疑問があるわけなんですけれども、動燃団でやっている遠心分離という予算はことし幾らくらいになっておりますか。
○有澤説明員 ウラン濃縮につきましては、ただいま御質問がありましたようなガス拡散方式と遠心分離の方式、この二つの方式がありまして、これにつきましては、わが国においてもウラン濃縮の研究を進めるべきである、長期計画でそういう方針を打ち出されておりまして、それではウラン濃縮の研究開発を進めるのにはどうしたらいいかということで、実は核燃料問題懇談会を設けまして、そこで十分御審議を願いまして、その結果は、いま
実は四月七日の朝日新聞によりますと、ウラン濃縮でアメリカが民有化を早めるというような見出しで、アメリカはいまガス拡散法によってウラン濃縮を進めているようでございますけれども、これがアメリカにおいても、当初の計画よりも原子力発電の需要がうんと伸びそうだ、それに対応していく意味でも、また、ガス拡散方式による濃縮ウランの製造工程においても多少の成果をすでにおさめて、あとは民間にまかせられるであろうというような
これは濃縮ウランのほうのことですが、ガス拡散方式あるいは遠心分離方式を日本が大体開発目当てができた、そういうことで、東海村でもちゃんと二つ、そういう用意をして研究しておられますね。そうすると、アメリカから、その資料については発表するな。ドイツにもこういう圧力——私は圧力だと思うのですけれども、かかっている。その言われる意味はわかります、アメリカの言う意味はそれはわかります。
それで、あとの化学分離並びにガス拡散方式、これらの方式についてもなお研究を進めなければいけない問題だ、こういうふうに考えております。 これもたいへん恐縮でございますけれども、今度われわれの核燃料懇談会の中にウラン濃縮の部会を設けまして、ここで十分その可能性及び方針というものを検討することになっております。
最近フランスでも濃縮工場の運転を始めましたが、これもガス拡散方式によっておるという情報でございます。しかしながら、このようなガス拡散法は、本質的に相当大量の濃縮ウラン、しかも相当濃度の高いものを濃縮するのに非常に有効というふうにいわれております。従来、ほとんどもっぱら軍事目的の濃縮ウランの生産のためにこの技術が開発されてきたわけであります。