2021-08-18 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第35号
BSL4施設は、エボラウイルスなど、病原性の高い病原体を安全に取り扱うことができる施設であり、これまで政府一体となって整備を進めてきた長崎大学BSL4施設が、本年七月三十日に竣工いたしました。いろいろ御尽力ありがとうございます。
BSL4施設は、エボラウイルスなど、病原性の高い病原体を安全に取り扱うことができる施設であり、これまで政府一体となって整備を進めてきた長崎大学BSL4施設が、本年七月三十日に竣工いたしました。いろいろ御尽力ありがとうございます。
○国務大臣(萩生田光一君) 長崎大学においては、平成二十九年度からエボラウイルス等の病原性の高い病原体を安全に取り扱うことのできるBS4の施設の建設が進められておりまして、順調に進んでおりまして、七月には施設本体が完成する予定です。
BSL4施設は、エボラウイルスあるいはラッサウイルスなどの病原性の高い病原体、一種病原体と呼ばれておりますけれども、この一種病原体を安全に取り扱うことができる施設でございます。
今先生からお話のありましたBSL4施設でございますけれども、これはエボラウイルスなどの病原性の高い病原体を安全に取り扱うための設備を備えている施設のことを指すものでございまして、現在、我が国では唯一、国立感染症研究所村山庁舎に設置されているものでございます。
エボラウイルスなど重篤な感染症を引き起こす病原体を取り扱うための高度な安全設備を備えた実験施設であるBSL4、バイオセーフティーレベル4施設は、一九八一年に東京都武蔵村山市の国立感染症研究所に建設されたものの、BSL4施設として感染症法に基づく厚生労働大臣の指定を受けたのは平成二十七年八月と近年の話でございます。
アメリカではエボラウイルスのお薬が効くとか、中国ではどうだとか、あと、神奈川県知事が要請したインフルエンザのお薬とかいろいろありますけれども、臨床試験を、特にこれは時間をかけないでやっていただきたい。今まで、とかく日本はそういう意味では時間がかかっておりますけれども、国の機関、例えば国際医療研究センターなどを通じて早急にやっていただきたいと思いますが、いかがですか。
このエボラ出血熱、エボラウイルスというウイルスに感染することで発症する感染症でございまして、その感染経路は、主に患者の血液とか吐物あるいは排せつ物、こういった体液などに触れることによって感染するとされておりまして、感染した猿などの動物の体液等に触れることでも感染する可能性があるとされております。
と確認をいたしておりまして、現在、日本国内にエボラウイルス等の一種病原体は存在しないため、当面は、輸入症例が発生した場合の検査以外の業務を行う状況にはない状況でございます。 このため、御質問に当たりますけれども、現段階では、国立感染症研究所の村山庁舎のBSL4施設では一種病原体を保持していないという状況でございます。
そして、現実的には国内にエボラウイルス等の病原体がないわけで、今御指摘のとおりでありまして、当面、輸入症例が発生した場合の検査以外の業務を行う状況にはないということを前提に、BSL4施設の稼働についての御理解を頂戴いたしました。
○新村政府参考人 国立感染症研究所で行っておりますのは、御指摘のように、エボラウイルスの遺伝子を増幅して検査するPCR検査のことでございます。
○今村(洋)委員 エボラウイルスの簡易検査というふうに報道されていますけれども、この簡易検査というのはPCR検査のことですか。
また、ギニアからの入国者、これは二十代女性ということですが、そういう人たちがエボラウイルスに感染しているんじゃないかという疑いを持って検査をされておられますけれども、このエボラウイルスの遺伝子検査、PCR検査はどのような手続で行われたのか、お聞かせください。
このようなエボラウイルスそのものを取り扱う試験検査は厚生労働大臣が指定したBSL4相当施設においてのみ実施可能でございますが、現状では、そのような施設が指定されておらず、行うことができないということでございます。 エボラ出血熱のような危険度が高い一類感染症への対応に当たりましては、確実な情報に基づいて患者に医療を提供するということが極めて重要であると考えてございます。
○政府参考人(新村和哉君) これも米国のCDC等の知見によりますと、エボラウイルスは、机の天板等の表面におきましては、乾燥し死滅するまでは数時間掛かるとされているそうでございます。
○政府参考人(新村和哉君) 例えばエボラウイルスのような一種病原体のことの御質問だと思いますが、エボラウイルスのような感染力が強く人に重篤な疾患を起こし得る一種病原体等につきましては、感染症法上、厚生労働大臣が指定したBSL4相当の一種病原体等取扱施設でのみ取り扱うことが許されているものでございまして、エボラウイルスが患者の検体から分離された時点で一種病原体等取扱施設で取り扱うことが必要となります。
もちろん患者さんですから患者さんの治療、それからもちろん予防も含めて重要ですけれども、それの大きいヒントになるのは、病原体を、つまり、はしかのもとであるとかエボラ出血熱のエボラウイルスであるとか、あるいはインフルエンザのウイルスとか、そういったような病原体をきちっと調査をして、それに対して科学的な根拠を持って予防法あるいは治療法を考えるということが重要になります。
○政府参考人(新村和哉君) エボラ出血熱の病原体でありますエボラウイルスなどは、一種病原体、最も危険性の高い病原体ということでございますので、このウイルスを分離して試験検査などをするためには、バイオセーフティーレベル4、第一種病原体取扱施設でなければ取扱いはできないということになっております。
また、アメリカ食品医薬品局の取組でございますが、エボラウイルス検出システムを緊急認可したと発信いたしておりました。アメリカ食品医薬品局、FDAは二十五日、エボラ出血熱の検出にアメリカのバイオファイア・ディフェンスが開発した二つの検査システムの使用を緊急認可したと発表をしました。
その国立感染症研究所で遺伝子検査を行いまして、遺伝子検査の結果、エボラウイルスの存在が血液検体中に確認されれば確定患者ということになります。 確定患者ということになれば、入院隔離ということでありまして、特定感染症指定医療機関あるいは第一種感染症指定医療機関ということで、設備なりを整えた医療機関が全国に四十五カ所あります。そこで入院していただいて治療に進むというようなステップでございます。
今委員御指摘のように、感染症法上、エボラウイルス、これは一種病原体というものに位置づけられておりますけれども、それを所持して操作できるというのは、厚生労働大臣が指定した施設、一種病原体等取扱施設というふうに呼んでおりますが、そこに限定されています。ただ、そこはいまだ指定をされていません。
エボラウイルスにも実は型番があって、エボラスーダン、エボラザイール。マールブルグウイルスとか、幾つか種類があるわけです。これによって実は致死量が違うんですけれども、我が国には、エボラウイルスかどうかをチェックすることはできても、エボラウイルスの型番をチェックすることができる潜在的な能力を持っている施設はあるけれども、その施設が指定を受けていないので研究ができないという現状にあります。
○下村国務大臣 感染症対策や遺伝子組み換えに関する研究などのうち、御指摘がありましたが、エボラウイルスなど感染力の高い病原体を扱う研究などのため、BSL4相当の施設、これが建設され、または検討されているということであります。
エボラウイルスのような生命に極めて重大な影響を与える病原体は感染症法上も一種病原体等というふうに位置付けられて、そのウイルスの所持等に関しては強い規制を受けるということになります。この一種病原体等は、病原体等を扱う施設のレベルのうち最も高いバイオセーフティーレベル4、これ略してBSL4施設での取扱いが要求されていると。
改正感染症法におきましては、エボラウイルス等の一種病原体等については、研究者等が実際に研究に使う場合には、これは外国から調達する必要があるわけですが、それは事前に厚生労働大臣の指定を受ける、それから炭疽菌等の二種病原体等につきましては事前に輸入の許可を受ける、こういったことで、病原体等の輸入、持ち込みでございますけれども、これを制限することとしております。
それぞれの実験施設においては、安全管理規程あるいはガイドライン等々含めて恐らくあると思っておりますが、特に遺伝子工学実験棟、ある意味ではバイオ施設の関係になると思いますが、私、先日、予算委員会で、重篤な症状に陥るエボラウイルス、そういったウイルス熱の関係で、新興感染症あるいはバイオセーフティーレベル、そのレベルに対応する施設を取り上げたわけでありますけれども、これは危機管理の一つに当然なるわけでございますが
○園田(康)委員 今大臣から御説明がありましたとおり、当時の新興あるいは再興の感染症、いわゆるHIV、エボラウイルスであるとかO157、あるいはBSE、先ほども議論になっておりましたけれどもSARS等々の新型の感染症が突発的に出てきたということに対する、背景としては社会的なパニックが少しあったということ。
○加藤修一君 そういった問題も入りますし、先ほど、午前中ですか、同僚の委員の方からも話がございましたけれども、新興感染症、エボラウイルスとか、そういった面が、アメリカのCDCでさえ対応できない、ひょっとすると今まで起こった事件の中でも人類の滅亡につながるような、ヨーロッパのWHOの本部が驚愕して、これはもう本当に人類の滅亡につながるような、そういう驚愕につながるような事件も起こっているわけであります