2006-04-19 第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
したがいまして、そこから、宗教上の問題から、インドネシア国においては一部の州の独立紛争の問題もございますし、フィリピンのモロ・イスラム解放戦線、それらに伴うテロの問題は深刻であります。 第四は、どこの国が主導するかということであります。形式上ASEAN主導ということであると思いますけれども、大変失礼ながら、ASEANのどの国を見ても、果たして指導力を発揮できる国があるかどうか疑問であります。
したがいまして、そこから、宗教上の問題から、インドネシア国においては一部の州の独立紛争の問題もございますし、フィリピンのモロ・イスラム解放戦線、それらに伴うテロの問題は深刻であります。 第四は、どこの国が主導するかということであります。形式上ASEAN主導ということであると思いますけれども、大変失礼ながら、ASEANのどの国を見ても、果たして指導力を発揮できる国があるかどうか疑問であります。
新聞報道については外務省も防衛庁もなかなか正確ではないという趣旨の御発言がございますが、十月十三日付けの琉球新報によりますと、フィリピンのモロ・イスラム解放戦線の指導者は、米政府や在沖米軍の高官らから沖縄駐留の米海兵隊をフィリピン南部のミンダナオ地方へ移駐させることに協力するよう要請されたということを明らかにしたと報じられております。
ジェマー・イスラミア以外にも、フィリピン南部ではアルカイダとつながりのあるアブ・サヤフや、南部ミンダナオ島の分離、独立を目指すモロ・イスラム解放戦線、MILFなんと言われていますけれども、が活躍しておるようであります。インドネシア北部では、アチェ人による自由アチェ運動、GAMでしょうか、が分離、独立のための闘争を続けている、そういうふうにもいろいろ言われているんですね。
こういった反政府勢力のうち、モロ・イスラム解放戦線につきましては、今年二月に彼らの拠点に対しまして国軍の軍事攻勢への報復と見られるゲリラ活動が活発化してきております。特に、今年の三月以降でございますけれども、このモロ・イスラム解放戦線によると見られる爆弾テロ、あるいは公共施設への襲撃事件がミンダナオ島を中心に頻繁に起こっております。
ちょっと私から申し上げるのもあれでございますけれども、日本として、どういう形でどういうレベルの情報として申し上げるべきかというところがございますけれども、様々な、アメリカ、国連等、様々な情報を非常に大ざっぱに申し上げますと、いろいろアルカイダとかアブ・サヤフ、ジュマ・イスラミヤ、モロ・イスラム解放戦線等々、あるいは高野先生も御案内のコロンビア革命軍、そういった世界各地のものを、全部いろんな諸情報を継
ごく少数ではございますけれども、フィリピンにはアブ・サヤフ・グループ、これはミンダナオの独立を目的としたグループでございますが、あるいはモロ・イスラム解放戦線内の武闘派のイスラム過激派というのは存在をしております。