2021-05-27 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
海上保安庁では、砕氷能力を有する唯一のヘリコプター搭載型巡視船である巡視船「そうや」を釧路海上保安部に配置し、冬季オホーツク海を始めとする海氷海域の海難救助体制を確保するとともに、アイスパトロールを実施し、海氷状況等の情報提供により船舶海難の未然防止も図るなど、北海道周辺海域における治安、救難、防災業務を実施しております。
海上保安庁では、砕氷能力を有する唯一のヘリコプター搭載型巡視船である巡視船「そうや」を釧路海上保安部に配置し、冬季オホーツク海を始めとする海氷海域の海難救助体制を確保するとともに、アイスパトロールを実施し、海氷状況等の情報提供により船舶海難の未然防止も図るなど、北海道周辺海域における治安、救難、防災業務を実施しております。
現在とられておりますことは、流氷の初期、凍り始めごろ、それから解け始める終結期、そして流氷がきそうなところの流氷の外縁に沿うて巡視船でアイスパトロールをいたしております。その結果を直ちに関係の向きに無線で知らせる。それから航空機でそういった海域、それからオホーツク海の半ばあたりまで航空機を飛ばして流氷の実態を押えるようにしております。
○猪口説明員 制度的に着氷海域を指定するとかいうようなことはございませんが、私たち海上保安を担当する主管庁といたしまして、アイスパトロールといいますか、巡視船で氷を見張るための哨戒をやりまして、あるいはその付近の漁船の状況をキャッチいたしまして、着氷し始めたというような事実をなるべく早く付近操業船舶に知らせるという措置は講じております。