1978-09-27 第85回国会 参議院 決算委員会 第1号
○国務大臣(小沢辰男君) 予算の執行につきましては、特にらい関係の予算の執行については、療養所の先生方並びに患者さん方の意見を十分従来とも聞いております。したがって、おっしゃるように、問題を起こさないようにそれぞれ御意見を十分聞きまして私ども実行してまいりますから、恐らく御心配はないだろうと考えております。また、御意見があればどんどんひとつ聞かしていただきたいと思います。
○国務大臣(小沢辰男君) 予算の執行につきましては、特にらい関係の予算の執行については、療養所の先生方並びに患者さん方の意見を十分従来とも聞いております。したがって、おっしゃるように、問題を起こさないようにそれぞれ御意見を十分聞きまして私ども実行してまいりますから、恐らく御心配はないだろうと考えております。また、御意見があればどんどんひとつ聞かしていただきたいと思います。
○政府委員(佐分利輝彦君) 今回の補正予算で御審議をお願いいたしますらい関係の予算につきましては、やはり中心になりますのは不自由者棟、それから軽症者棟といったものの整備、それから汚水処理施設の整備、こういったものでございますが、病棟といたしましては、先ほども話題になりました多磨全生園の医療センターの整備費が一部入っております。
○上原分科員 いまの点はこれまでも非常に議論をされてきたことで、私も何回かお尋ねもしてきたわけですが、ぜひ大臣にも御理解いただきたいことは、沖繩の医療施設で、本土に比較して、よいというよりも数が多いのは、精神病院と、らい関係なんです。これは私、沖繩の社会のいびつさをある面では非常にあらわにしていると言っても過言でないと思うのです。
○松尾政府委員 こういうらい関係のことを専門にやりたいという医師は、御指摘のとおり非常に少ないのでございます。したがいまして、その確保については苦労いたしておりますけれども、現在国立療養所の医師の充足率は、常勤の医師だけでらい療養所につきましては八九%であります。百十七名の中で百四名が常勤医師、こういう状況でございます。
それから、らい関係の治らい薬につきましても、これは特殊な薬品でございますので、これも中央調達で行なっております。 なおまた、大量に使用しますものといたしましてレントゲンフィルムがございますが、このほうも中央調達でございます。大体それ以外のものはいわば対症療法的な医薬品、こういったものは現地のほうの調達、こういう仕組みをとっております。
その一つの問題といたしまして、先生御指摘になりましたような、たとえば国民年金の制度の発足前に、実は、らい関係の障害がありまして、その後に、国民年金制度加入後に別な新たな障害が起こった場合、こういう場合に、その障害が厚生大臣が定める基準以上の重い障害、であれば、その二つの障害を併合いたしまして一級の福祉年金が支給できる程度以上であるかどうか、こういう点を併合認定いたしまして、その程度が非常に重いということになれば
五番の、らい予防事業費、これは、らい関係のおもな経費は国立療養所のところにございまして、これは後ほどまとめてございます。これはそれ以外の経費でございまして、家族に対する生活保護法による扶助の経費とか、その他藤楓協会に対する委託費とかいうものでございます。 六番の地方病の予防対策費、これも日本住血吸虫病とか鉤虫病等に対する予防費でございまして、内容は従来と同様のものでございます。
ただ、この場合、先ほどちょっと砧が出ました、一般の盲人とか不自由者がらい関係の病気ではなくなったということから、一般の社会とのバランスというような問題も、いろいろ中にむずかしい問題として含んでおりますことは先生御存じだろうと思いますので、つべこべ申しませんし、われわれとしても、日本全体の患者さんによくするということがわれわれの仕事だと思いますので、努力していきたいと思います。
沖繩に対する医療班の派遣、今医師は六十六名に及ぶところの結核、らい関係の医師を派遣したということでございましたが、これももう少しく詳しく、期日なり期間なり内容等についてお答えをいただきたいと思います。
昭和三十五年から始まっておりますが、医療技術者の派遣、医師とか歯科医師、そういうような者の派遣が、沖縄には三十件、六十六名、これは結核とか、らい関係の専門の医者の数でございます。
○政府委員(大竹民陟君) 医療関係の援助でございますが、最初に行ないましたのは、特に結核並びにらい関係の医者でございますが、これを技術援助の一部といたしまして、専門の医者を向こうに派遣いたしまして、向こうの医者を指導する、あるいは直接患者に接触するというようなやり方をやって参りました。これは、本年度におきましては、医者が十五名行っております。
これは結核、らい、脊髄、全部の看護婦養成でございますが、この中でらい関係は二千二百七十二万九千円というのがらい療養所十一カ所における看護婦養成の経費でございます。もう一つ次の四百七十三ページに参りまして、下から五行目でありますが、医療機器整備費というのが総額一億一千三百九十六万九千円でございますが、これも結核や脊髄を除きまして、らいだけにしますと七百九十五万六千円という金額に相なります。
この中には私立のらい療養所とか、それかららい関係の団体の補助金とか、そういう関連事項を全部まとめまして、二十三億五千八百万ということであります。今仰せになりましたのは、国立のらい療養所あるいは国立の癩研究所というものだけでございますので、そのほかに私立関係の補助金あるいは団体補助金というのもつっくるめにまとめてございますので、そこのところの仕分けをこれからいたします。
ちょっと記憶はさだかでございませんが、過去に一回そういうらい関係の申請があったように記憶いたしておりますが、らい関係につきましては、すでに治療方法も確立いたしまして、相当程度治療成績もあげておる。また国からの補助も相当あるということで、その審議にならなかったように私ども記憶しておりますが、そういう事情でございます。
それからもう一つお伺いしたいのは、厚生省で医療課長ですか医務局長ですか沖縄を訪問されたそうですけれども、医療関係のこととらい関係のことは視察したそうです。ところがこういうふうな特に見ていただかなければならないけがをした人たちのことは、そのままにして、見てこられなかったということですけれども、一体それはどういうわけで見てこられなかったのか。
らい関係費はその他前年度と変ったところはございません。 五ページの六番の伝染病予防対策費におきましては、第三の地方病予防施設整備費、これにつきましては七百万円余の増となっておりますが、従来地方病予防のためのみぞの構築につい単価が安いという点がございまして、前年の単価千九百六十四円を二千三百十四円に引き上げまして、対象の件数六万件というのは前年度と同じでございます。
またその保育所で一定の年令を経た者をどういうふうにして社会に溶け込ませていくかということにつきましては、わが国のらい関係の民間団体でございます藤楓協会において、現在国の委託事業として社会復帰と申しますか、これは患者ではございませんので、そういう特別な児童を一般の社会に溶け込ませるという措置について特殊な対策を講じているわけでございます。
○湯山勇君 それはまたあとで法務省関係のときにお尋ねすることにいたしまして、らい関係につきまして一点お尋ねしたいのは、らい患者の生活援護委託費を減額しておられますが、これは何かそういう理由があったわけでしょうか。
○曽田政府委員 お尋ねの点につきまして、要点だけ申しますれば、私どもなるべくかような警察の留置場というようなものは、らい関係として設置する必要はないというような状態であることを希望いたしておるのでありますけれども、何しろ相当大ぜいの人たちのことでもありますし、またこれは必ずしも所内に入っております者だけというのでなしに、他に犯罪を犯した人あるいはその容疑者というような人たちで、取調べを受けておりますうちに
先ほど私はこの御提出になりましたらい関係の統計をずつと見ておつたが、一人患者の出た、その家族の感染の状況の、我々にわかるようなデータを一つ出して頂きたい。それによつて患者の出た家の家族をどうしなければならんということも、おのずと法律の必要なこともわかつて来まするから、わかるような当局の御調査の資料を要求したい。