2015-05-18 第189回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
私は新潟県の選出でございまして、拉致被害者あるいは拉致によって我が国から連れ去られた疑いが濃厚な被害者の方々を多く出してしまっている、かつ、よど号グループの関係者が出ているという意味では、被害者、それから加害行為に関係しているとおぼしき人々の両方とのかかわりが深い県でございます。本件、強い問題意識を持って、本日質問させていただきたいと思います。 いただいた時間が十五分でございます。
私は新潟県の選出でございまして、拉致被害者あるいは拉致によって我が国から連れ去られた疑いが濃厚な被害者の方々を多く出してしまっている、かつ、よど号グループの関係者が出ているという意味では、被害者、それから加害行為に関係しているとおぼしき人々の両方とのかかわりが深い県でございます。本件、強い問題意識を持って、本日質問させていただきたいと思います。 いただいた時間が十五分でございます。
よど号グループは、自身の帰国問題に関して、これまでも、無罪合意帰国あるいは日本政府との事前協議などを主張してきたものと承知しております。
ただ、一般論として申し上げるならば、北朝鮮の動向やよど号グループの動向について、これに関係する団体や個人を含め必要な情報を収集することは、警察として当然の責務だと考えております。また、暴力革命を標榜する団体や個人により違法行為が行われ、または行われるおそれがある場合に必要な情報を収集し厳正に対処していくことも、警察として当然の責務であると認識しております。
しかし、警察においては、よど号グループについて、ハイジャック事件そしてまたその他関与事件に関して、ICPO、国際刑事警察機構を通じて国際手配をしておるわけでございまして、北朝鮮に対し身柄の引き渡しを要求してきたことは御承知のとおりでございます。よど号グループと帰国条件等について協議するというようなことはあり得ません。
○笠井委員 これを拉致問題の進展とみなすかどうかは別として、よど号グループの身柄引き渡しというのは、拉致問題の真相の解明ということ、それはもとより、日朝の国交正常化を進める上でも重要な問題であることは、当然そうだと思いますので、そのことは指摘しておきたいと思います。
先ほど官房長官も、進展に直接関係あるものじゃないという趣旨を言われたと思うんですが、政府が北朝鮮側に身柄引き渡しを求めているよど号グループには拉致を実行した容疑者が含まれているわけでありますけれども、そのことをどう見るか、改めて今の時点で、外務省の見解で結構ですが、伺っておきたいと思います。
再々度繰り返しになって恐縮なのでございますけれども、我々といたしましては、よど号グループに関連する動向に重大な関心を持っておりまして、必要な情報収集を行っているところでございますけれども、収集した情報の具体的な内容につきましては、個人のプライバシーの保護の観点や、現在の警察の業務に支障を及ぼす可能性があることから、お答えを差し控えさせていただきたいと存じます。
警察といたしましては、よど号グループが関与する事件の全容解明のため、同グループに関連する動向に重大な関心を持っておりまして、必要な情報収集を行っているところであります。
○福島政府参考人 よど号グループの子女につきましては、よど号事件を起こした犯人というわけでもなく、また旅券法違反を犯した妻たちともやはりちょっと違って、あくまでもよど号グループに関連する方々だというように思っています。
私は逆に、今回この犯人というか、このよど号グループというのは、拉致問題との関連性も指摘されていると。つまり、何というんでしょうね、このよど号グループの日本人をヨーロッパでの拉致問題での関連性も指摘されているということになりますと、このよど号メンバーが拉致に関与しているということになるならば、その拉致に関与しているよど号グループのメンバーをかくまっている北朝鮮はテロ支援国家じゃないのかと。
○小林政府参考人 お尋ねのよど号犯人たちの妻であります黒田佐喜子、森順子につきましては、帰国に関する情報もございますし、また、拉致への関与に関する情報も既に存在しているところでございまして、仮に同人らが帰国した場合におきましては、警察としては、告訴の有無にかかわらず、同人らを含むよど号グループの関連する活動の全容解明に向け、最大限努力してまいる所存でございます。
我が方からは、よど号グループの拉致への明らかな関与を改めて指摘しました。さらには、これまでも身柄の引き渡しを求めている三名の拉致容疑者、すなわち原敕晁さんの拉致の容疑者である辛光洙、久米裕さんの拉致の容疑者である金世鎬、有本恵子さんの拉致の容疑者である魚本公博について、改めてその引き渡しを北朝鮮側に求めました。 次に、いわゆる特定失踪者の問題について申し上げます。
また、よど号グループ犯人の引渡しが拉致問題の解決につながると考えますので、引き続き早期の引渡しを求めていくべきであります。 今後、我が国は、安否不明者十名及び特定失踪者に対する真相解明をどのように図っていくのかが重要となってまいります。前回の北朝鮮が示した安否不明者の報告書はでたらめばかりであり、その後、我が国からの調査要請に対して北朝鮮は何ら誠意ある回答をしてきませんでした。
警察におきましては、同人を含みますよど号グループの海外における活動には重大な関心を持っておりまして、引き続き、こうした活動の全容解明に誠心誠意取り組んでまいりたい、そのように承知をいたしております。
なお、北朝鮮におりますよど号グループは、御指摘の女性が、夫の岡本武とともに昭和六十三年の夏に土砂崩れのために亡くなったというふうに説明をしているところでございます。 この事案につきましては、私ども、これまでもあらゆる事態を想定いたしまして、関係者からの事情聴取等を行ってきたところでありますけれども、今後とも、引き続き捜査を徹底してまいりたいと思っております。
そして、そのほかのよど号グループとともに、外務省を通じまして、北朝鮮に対して身柄の引き渡しを今要求しているところであります。 他方、有本恵子さんに関する北朝鮮側の事実関係の説明につきましては、不十分な点あるいは疑わしい点がありますので、外務省を通じて、北朝鮮側に対してさらに詳細な説明を求めているところであります。
そのような一連の捜査の結果としまして、現在、北朝鮮による日本人拉致容疑事案は現時点で十件十五名と判断しておりまして、このうち、原敕晁さん拉致の実行犯である辛光洙、それから有本恵子さん拉致の実行犯であるよど号犯人の魚本公博、旧姓安部公博でありますが、これにつきましては、既に逮捕状の発行を得て国際手配の手続を行っておりまして、そのほかのよど号グループメンバーとともに、外務省を通じて北朝鮮に対しまして身柄
それからまた、原敕晁さんを拉致いたしました辛光洙、それから有本恵子さんを拉致いたしましたよど号グループの犯人の一人であります魚本公博容疑者、この二人につきましては逮捕令状を取ったところでございます。
それ以外に、海外で、よど号の妻たち、よど号グループが、有本恵子さんなんかまさにそのケースですけれども、今回八尾恵という容疑者が、自分がやりましたと自白しているわけですけれども、その関係者から聞いている情報などを総合すると、海外からやられているのが、ヨーロッパだけではなくて、南米なども合わせて二十人ぐらいいるのではないか。それを合わせて、ですから六十人から七十人ぐらい。
ちょっと別のテーマに移りますけれども、北朝鮮絡みの問題なんですが、先週、よど号グループのメンバーの小西容疑者ほか四名が日本帰国に向けて準備を始めた報道がありました。そのときに、帰国に向けて日本政府と事前の協議を行うことを希望しているというような話もありましたし、また、そのときに、いわば投降的な帰国はあり得ないんだということも語っているようであります。
今回、よど号グループの元妻から新たに得られた供述を含めまして、日本国内外での捜査結果等を総合的に判断して、そのような裏づけの資料が整いましたので、したがって北朝鮮による拉致の疑いがあると判断したものでありまして、警視庁も、この有本恵子さんの拉致容疑事案につきまして、その全容を解明するために捜査本部を設けたものであります。
○伊藤(英)委員 では、今回の八尾証言も踏まえまして、この実行犯と見られますよど号グループのメンバーの時効の問題等も含めて、今後どういうふうに進めていくのか、その方針はいかがでしょうか。