1998-03-27 第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第10号
○笠井亮君 あと関税の問題ですけれども、先ほどありました蒸留酒の関税の引き下げと相まって酒税法改正によるしょうちゅうの税率アップの前倒しの問題であります。 昨年三月二十一日の当委員会で薄井前局長がしょうちゅうの税率アップについて、「これだけ大きな税率の引き上げということは他に例がないわけでございまして、これの影響というものを慎重に考えていく必要がある。」
○笠井亮君 あと関税の問題ですけれども、先ほどありました蒸留酒の関税の引き下げと相まって酒税法改正によるしょうちゅうの税率アップの前倒しの問題であります。 昨年三月二十一日の当委員会で薄井前局長がしょうちゅうの税率アップについて、「これだけ大きな税率の引き上げということは他に例がないわけでございまして、これの影響というものを慎重に考えていく必要がある。」
私は、今回の酒税紛争におけるWTOの勧告は、ウイスキーとしょうちゅうの税率格差の是正を求めていたのであって、しょうちゅうの税率アップということに向いていたのではないのだというふうに理解をしているわけです。
そこで、どうしてもしょうちゅうの税率アップみたいなものがねらわれるんじゃないかという心配が、先ほどの議論の中からも絶対にそういうことはないということが納得できるほどの答弁はないわけであります。
○米沢委員 こういう御検討、数々あると思いますが、この中で、特に税負担率の格差是正の中で、しょうちゅうの税率、すなわち小売価格に占める税負担率がしょうちゅうの甲では一四・四%、三十五度は二六・四%だそうでございますが、乙類で八・七%、こういうことで、ウイスキー特級の五〇・三%、ビールの四八・八%に比べて低いということからしょうちゅうの税率アップがねらわれるのではないか、こう言われるのでございますが、