2004-11-18 第161回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
この①から⑩まで書いておりますが、特に原子力船「むつ」の母港問題は当委員会に直接かかわってきたものだと思いますし、それから現在、むつ小川原開発の一環の中でされています核燃料サイクル施設、後ほど触れますが、そのことは、むつ小川原開発計画が失敗をしたということの正にその後始末というか、そのために導入されたと言えるものであります。
この①から⑩まで書いておりますが、特に原子力船「むつ」の母港問題は当委員会に直接かかわってきたものだと思いますし、それから現在、むつ小川原開発の一環の中でされています核燃料サイクル施設、後ほど触れますが、そのことは、むつ小川原開発計画が失敗をしたということの正にその後始末というか、そのために導入されたと言えるものであります。
、「むつ小川原開発計画は、わが国経済の将来の発展に寄与する国家的事業として計画遂行されておりますが、近年の石油ショック等の経済的変動の影響もあり、」これはうまくいっていません、経営課題は非常に難しい状況にありますと。
○参考人(内田隆雄君) むつ小川原開発計画というのは、だれが立案して、だれがどういうふうに推進してきたか、またその責任はどうだというお問い合わせかと思いますので、そういうふうにお答えを申し上げさせていただきます。
さらに、今後この問題に関して、むつ小川原総合開発会議の一員として、昨年の十二月二十五日に閣議了解された政府の方針、「現在関係者間において行われている協議における結論を踏まえて、適切な対応を行う」という方針を踏襲して対処してまいる所存でございますので、私どもとしましては、今後のむつ小川原開発計画の推移を見守っていきたい、また、役所としてもそれにできるだけ関与していきたい、そう考えております。
この利水計画がなぜつくられてきたかという点では、むつ小川原開発計画というのがあるのですね。国の取りまとめは国土庁、こういうことになっているようであります。これは列島改造論の、あの全国巨大開発計画の中にのってつくられてきた計画の一つです。
○今村分科員 これは後ほどちょっとまたお聞きしますが、むつ小川原開発計画という問題についてはお聞きします。 発端はそこにあることはあるのですが、二十年間、計画はつくられたけれども全く具体化しないというまま放置してきたというこの責任は一体どうなるんですか。むつ小川原開発計画というのは国家的プロジェクトと言われた計画でもあるんです。
例えば、これは北海道の苫小牧東部開発の場合ですが、残された借金というのは二兆六千億円、これが道民のツケになるというような状況、あるいは青森のむつ小川原開発計画等でも、用地は売れないで借金が二千数百億円になって金利だけでも百億で、にもかかわらず今後これが県としても千数百億を投入してまだ続いている、こういう問題があるわけであります。
また、県としては、むつ小川原開発計画、青森地域テクノポリス開発計画、八戸地域集積促進計画を初めとする多くのプロジェクトを推進中である。その中で、むつ小川原開発については、現在多角的な企業立地を促進するため基盤整備を推進しているとの説明がありました。
○三上隆雄君 それまでのむつ小川原開発計画に編入されたその経過等については、一応確認をいたしました。 それでは次に、私は、これから日本の原子力政策を、そしてまた青森県の核燃サイクル施設をあそこに集中立地するということを変更しなければならないという理由を若干申し上げて、政府の御見解をただしたいと思います。 六十年のチェルノブイリの事故以来、国民の意識は私は全く変わったと思います。
○三上隆雄君 そこで、この六十年にむつ小川原開発計画の中に、これがいわゆる第二次基本計画の中に入れられたということでございますけれども、これは青森県が要請して入れたのか、国が青森県に要請したのか、その辺について明快なお答えをいただきたい。
と申しますのは、むつ小川原開発計画における十四省庁会議、この会議で決められたことで進められているのですが、ありがたいことに外務省だけは除外されている、責任を共同に担わなくても いいようになっている。私はそのことを安倍外務大臣に、ぜひあなたはこのことを申し上げなさいよ、五年前です。彼は申し上げるつもりで臨んだようでありますが、自民党の諸君の圧力に屈して何にも言わないで終わってしまいました。
電事連なり県当局のお話によりますと、むつ小川原開発計画の際の調査結果を参考にしたということでございます。そこで、むつ小川原開発は石油化学プラントのプロジェクトでございますので、核燃料サイクル施設の環境影響調査対象とはおのずと違うのではないか、こういう御意見もございました。
あと一つは、話が出てきましたむつ小川原開発計画ですね。結局失敗しておるんですね。私は、大事なことは、四全総策定の中でやはり、今までの開発がどうだったのか、うまくいったのかいかなかったのか、失敗したのは何であるのか、それが十分に生かされないと正しい開発計画はできないと思うんです。
と申しますのは、むつ小川原開発計画というものは全く進んでいないわけです、また五年、十年、十五年かけても進むようなものにはなっていないわけです。そういうものを何の吟味もないままに進むようにしておいて、そうしてチェックすることもなくして同じ場所に、同じ地名のところに、同じ位置のところに三点セットをしくということなんかは、常識のある者の計画として認められるべきものではないのです。
現に、むつ小川原開発計画が存在し、進行中でございますし、企業団におきましても事業の意思を持っておりますので、水道法に定めております認可の取り消しの状況には至っていないと考えております。
私は、四月二十六日に行われました閣議口頭了解の中に、いわゆるむつ小川原開発計画の中に核燃のサイクル基地を挿入する、こういうことで事が進められたわけなんですが、この閣議口頭了解という問題について、この問題を運んだのは官房長官でありますので、官房長官にもぜひお尋ねをしたい、こう思います。 主管大臣の国土庁長官にもこれは御質問申し上げますが、主管大臣は一つの提案者であります。
むつ小川原開発計画というものがあって、その計画の変更なしに核燃のサイクル基地の計画を入れたわけです。挿入——挿入というのは加わることですよ。今まであるものを排除していますよね。場所的に排除したでしょう。排除してどこへ行くかということがないままにある計画というのは、欠陥計画ではありませんか。 欠陥計画であるものをそのままにして、閣議口頭了解でうのみにしたのでしょう。あなた方は提案者です。
○関委員 あなた方そんなことを言ったって、むつ小川原開発計画の計画書は何にも変更されていませんからね。したがって、先のものはどこに行くか現在わからない状態であります、追って位置づけます、こう言うならば、こういうふうに計画を直してやるべきではないかと思うのです。圧殺されたままでむつ小川原開発計画があるようにしておくのは、ごまかしてはありませんか。大臣、どうです。
○関委員 私は、四月二十六日に閣議の口頭了解ということでなされましたむつ小川原開発計画のことについて国土庁長官にお尋ねをいたしたい、こう思います。 まず第一は、このむつ小川原開発の第二次基本計画に青森県の側から「付」なるものを昭和六十年四月十七日付でつけ加えて、そうして閣議の口頭了解ということに至ったようであります。
むつ小川原開発計画というのは新全総計画が始まった昭和四十四年ですよ。高度経済だけなわのときにつくった計画なんです。それでみんなむつ小川原へむつ小川原へと草木もなびくがごとく土地買いが始まったんですよ。ところが、石油シリーズの時代は終わったんでしょう。
○近藤忠孝君 この第二次むつ小川原開発計画が、これは大臣も御承知のとおりで、もう既に破綻しちゃっておるんですよね。これはどうしようもない状況であります。予定していた石油コンビナート関連の立地の見通しは全くない。入ってきたのは現時点では、国家石油備蓄基地、そこに二百六十ヘクタール出しましたが、それと、東北電力変電所、これはたった一ヘクタールだけです。
○近藤忠孝君 むつ小川原開発計画が破綻してしまって、少なくとも第二期基本計画の石油関係、それに関連するのはもう一切来ないというのはこれは常識ですよ。そしてしかもこれ、途中で破綻してとても売れないという見込みがついてから、またどんどん融資して土地を獲得しているんですからね。そこで、そういう点で、どこに確実かつ有利な運用と言えるのかという問題があると思うんです。
問題は、次のこの核燃料サイクル立地先の下北の六ケ所村を中心とするむつ小川原開発計画が問題でございます。むつ小川原開発会社の昭和五十九年十二月末の所有土地の簿価、帳簿上の価額ですね、が幾らか、また銀行からの借入金の累積額は幾らか、それぞれお答えいただきたいと思います。
先生御承知のように、この種の施設の立地選定に当たりましては、まず当該の事業者が行うわけでありまして、今回の核燃料サイクル施設の立地申し入れに当たりましては、再処理工場の建設運営主体である日本原燃サービスが長期間にわたり全国的な調査を行った結果に基づき、電気事業連合会が当初、青森県下北半島の太平洋側ということで県に対して申し入れを行い、その後さらに検討の結果、今お話の出ております、むつ小川原開発計画のもとに
恐らくその総括の中にあるかどうかは知りませんが、青森県のむつ小川原開発計画ですね。これは計画の当初からいろいろ議論をされて、そして今日、今もって行方がわからぬというような話を聞いております。
この大臣はむつ小川原開発計画の内容をちっとも知らない。知らない大臣が行っていいかげんな話をされた日には県民は迷っちゃいますよ。今ここでその話を克明に私から申し上げるのは時間がもったいなくてできません。できませんけれども、教えておきますよ。むつ小川原開発というのは、ここに石油精製、石油化学、火力発電、この三つをつくり上げますという計画なんです。それを閣議決定されたんです、あなたの先輩たちが。
それで私国土庁に聞きたいんでありますが、このむつ小川原開発計画に今まで国などが投入してきた公共の資本は幾らになりましょうか。