2021-06-14 第204回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
また、洋上慰霊も一つの方法ではございますけれども、やはり、元島民のお気持ちを考えれば、上陸した上での墓参やふるさと訪問は大変重要だと思います。何もできないというのではなくて、できることを具体的に模索していただきたいということで、大臣の決意も含めてお伺いをいたします。
また、洋上慰霊も一つの方法ではございますけれども、やはり、元島民のお気持ちを考えれば、上陸した上での墓参やふるさと訪問は大変重要だと思います。何もできないというのではなくて、できることを具体的に模索していただきたいということで、大臣の決意も含めてお伺いをいたします。
墓参事業と自由訪問のよいところをあわせ、対象を元島民の親族に広げ、長期間滞在が可能で、墓地周辺だけではなく、居住地の跡なども訪問可能な、ふるさと訪問とも呼ぶべき新たな制度の創設も求められているところであります。 墓参のルートの整備と新たな制度の創設について、今後更に力を入れてロシア側との協議を行うべきと考えますが、所見を伺いたいと思います。
また、「えとぴりか」は訪問事業以外に四島住民の受入れ事業に年五回、それから元島民のふるさと訪問である自由訪問事業に年七回使用しています。北方四島海域の気象条件、御存じだと思うんですけれども、冬は非常に悪天候が多いものですから、これによって事業の実施がどうしても五月から九月末までになってしまうと。こういうことがあって、訪問事業の回数を増やすことには物理的にもなかなか困難な部分がございます。
その中の自由訪問、これは、元島民あるいはその肉親によるふるさと訪問というような位置づけであるというふうに思いますけれども、その自由訪問の対象枠、これもやはり、二世、三世にこの運動や島というものを覚えてもらう、知ってもらう、そういうことを伝承していくためにも、その自由訪問枠、対象枠を拡大するということが私は必要ではないかというふうに思います。
すなわち安否の問題、それから日本人妻の方々のふるさと訪問というか、故郷への一時帰国の問題等々、問題指摘をしてございます。今後の正常化交渉の中で当然のことながら取り上げていくべき課題だと考えておりますけれども、どういう形で取り上げていくかということについては、委員の御指摘も踏まえて十分検討をさせていただきたいと、かように考えるわけでございます。
また、元島民のふるさと訪問ということで、平成十一年から実施されております北方四島自由訪問につきましては、参加した元島民は、父母兄弟と生活した居住跡に立ち、懐かしさと悔しさが交差する気持ちを抑え切れずに涙しております。この自由訪問の実現に感謝しつつ、参加団員枠や訪問回数の拡大など、自由訪問が一層充実するよう要望するものであります。
○国務大臣(河野洋平君) 日本人配偶者のふるさと訪問事業の対象者は、原則として北朝鮮への帰還事業が始まった一九五九年以降、配偶者とともに北朝鮮に渡り、現在まで北朝鮮に在住している方々であって、基本的には我が国出国当時日本国籍を有していた方々などとしてきております。
第一にふるさと訪問、第二に拉致問題、第三に一九四五年以前の行方不明者の調査、第四番目にWFPを通じて十万トンの食糧支援、この四点が日朝赤十字会談の共同発表の中で合意されて発表されたものでございまして、少なくともこの四点については両国の問題意識を双方が共有をしたということだとお考えをいただきたいと思います。
具体的に申し上げますと、今回の会談におきまして、日本人配偶者のふるさと訪問につきましては、第三回ふるさと訪問を四月ないし五月に実施することとし、その後も、日本の親族の希望も実現しつつ、このふるさと訪問を継続していくことというのが第一の合意事項でございます。
○小渕国務大臣 イソップ物語に例をとるわけではありませんが、北風には北風ということで、すべからく一切の交渉、一切の人的交流もストップして相手の対応を待つというのも一つのお考えではあろうかと思いますが、政府といたしましては、大変細い道筋ではありますけれども、北朝鮮に渡られた日本人妻のふるさと訪問等を進めながら、人的な交流をさらに広げることによって、かの国が国際社会の中で一般的に理解されるような国をつくられるために
外務大臣があればまだ正確にお答えできると思いますが、ふるさと訪問についても二次、三次と拡大していきたい、こういうふうに考えておるところでございます。