1952-05-31 第13回国会 参議院 地方行政委員会 第43号
尤もこの碎木パルプについては非常に問題になつたのですが、税源等の睨合せもありますし、それから又これによつて欠陷を生じまする自治体のほうから強い反対の陳情等もありまして、それから一番最初考えておりました当時と事情が変つて来たのですが、そういう点から遺憾ながら碎木パルプは考慮はしたのですが、衆議院側としては一応現在のような程度にきめておるわけです。
尤もこの碎木パルプについては非常に問題になつたのですが、税源等の睨合せもありますし、それから又これによつて欠陷を生じまする自治体のほうから強い反対の陳情等もありまして、それから一番最初考えておりました当時と事情が変つて来たのですが、そういう点から遺憾ながら碎木パルプは考慮はしたのですが、衆議院側としては一応現在のような程度にきめておるわけです。
これまで日本の財政というものが如何に非民主的であつて欠陷があつたか。そこで軍事的な支出が各所に行われた、財政緊急処分というようなものがあつたから、これからは諸君は財政法ができたので、財政の民主化に努力しなければならん、我々はこういうレクチユアを受けたのです。その根本精神からこの憲法に八十五條或いは八十六條……、八十五條は財政緊急処分を禁じた規定だと思うのです。
繰返して申し上げますが、機構はくぎづけではないのでありますから、実施の結果によつて欠陷が現われる場合においては、そのときにおいてこれを修正して行くということは、当然のことと考えるのであります。輿論の向うところに従つて、正しく置き直されてしかるべきものであると考えるのであります。
なおその前に、もしこの配炭公団方式によるところのやり方によつて欠陷があつたとすれば、どの点とどの点とが欠陷であり、どの点が長所であるかというふうに、こまかく説明していただければけつこうだと思います。
從つて欠陷はあつたにしても大きな欠陷はないと信じておる。けれどもそれは途中において商人の側が相当入り込んで來て、縣も仲裁に入つてずいぶんいざこざしたときに、何十万の運動費が裏面に使われておるという問題が起きて、ずいぶんうるさい問題に直面したのでありますけれども、われわれの知る縣においても、三本建くらいの縣もある。相当露骨に木炭事務所の者が買收されておる事実もあると思う。
こういう欠陷ガ出て参りますので、それを救済することについては省内での連絡会議を作り、又外部といろいろ連絡の審議会なりを作つて欠陷を除いて行こうということで、こういうことで機構の改正をしたわけであります。