1949-11-30 第6回国会 参議院 議院運営委員会 第17号
それから食糧増産確保基本法案は御承知のように本院から提出しまして、向うに廻つておつた食確法と対をなすものでありますが、これは本院に送付にならない公算が多いように聞いております。以上は衆議院の事務当局につきまして、現在の見込みを伺つたことを報告する次第でございます。
それから食糧増産確保基本法案は御承知のように本院から提出しまして、向うに廻つておつた食確法と対をなすものでありますが、これは本院に送付にならない公算が多いように聞いております。以上は衆議院の事務当局につきまして、現在の見込みを伺つたことを報告する次第でございます。
今まで農民を苦しめておつた食確法は、今日では農民の利益を守る法律になつておるのであります。(拍手)恐ろしいのは自然の経済の大勢であります。この自然の大勢のもとにおいては、社会主義、共産主義などのイデオロギーは、立ちどころに吹き飛ばされてしまうのであります。(拍手)これ本法賛成の根本理由であり、その第三点となすゆえんであります。
そのためにいろいろなこと起つておるのではないかと考えるのでありますが、そういつた國際的な食糧事情によつて、日本の現在のきゆうくつな食糧事情が緩和したと思つたならば、思い切つた食確法をつくつて、新しい観点から論ずるのが当然ではないかと思う。