2020-11-18 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
たばこ農家にとりましても、WCS、ホールクロップサイレージのちょうど作付前ということで、たばこもやられましたし、WCSの作付の準備で水田に置いておりました機械とかが全部流れたわけでございます。 収穫どころか作付もできないまま被災に遭っておりまして、もしこの災害復旧事業が早期に終わらなければ、先ほど言いましたように、来年の作付、収穫も望めません。
たばこ農家にとりましても、WCS、ホールクロップサイレージのちょうど作付前ということで、たばこもやられましたし、WCSの作付の準備で水田に置いておりました機械とかが全部流れたわけでございます。 収穫どころか作付もできないまま被災に遭っておりまして、もしこの災害復旧事業が早期に終わらなければ、先ほど言いましたように、来年の作付、収穫も望めません。
たばこ農家を守らなきゃいけない、たばこ税と株式配当による収入大事じゃねえかと、だからJTは民営化できないんだと言うんですね。何か既得権丸出しのような答弁ですけれども。実はそのJTも、民営化してほしい、もっと自由にやらせてほしいと言っているんですよ。 総理、財務省に改革言っても絶対やりません。
それを何で政府が株主、筆頭株主として抱え、それも、たばこ事業法、JT法でJTを守り、一つの社会主義体制のように、たばこ農家が作る葉っぱは全部JTが買い上げ、全量ですよ、そして日本ではJTしか紙巻きたばこを作れないわけです。生産独占ですよ。そしてまた、売る様々なたばこ屋さん、コンビニも全部財務省、JTが決めているわけですよ。
たばこ農家の一反当たりの収入はなかなか高いなと思っていまして。どうでしょう、米などと比較すると、要するに主食用作物と比較をすると、単収でどのくらい差がありますか、何倍ぐらい差がありますか。
私の地元は、昔はたばこ農家がたくさんあったんですが、今は全部がピオーネになって、それなりの収入を確保しているところでありますので、そういった地域地域によって適するものは違うんだろうと思いますけれども、それぞれの状況、これからたばこはどうなるかと見据えることも必要でありますけれども、あわせて、それぞれ、強い農業をつくっていくという意味においても、さまざまな努力が必要だろうと思います。
ただ、たばこ農家の方は大好きです。たばこ屋のおばちゃんも大好きです。たばこが財政物資として国に、地方に大切な税金を与えてくれているということも大変重要だというふうに思っています。
ですから、たばこ農家から買うたばこ量もどんどんどんどん減っているんですね。その上、加熱式たばこができて、加熱式たばこは燃やして吸うたばこよりも消費量は必ず落ちます。そうなってくると、たばこの葉っぱの需要がどんどんどんどんなくなるわけですよ。ですから、これ内外価格差を是正するなんというのはできるはずがないわけですね。
たばこ農家といいますけれども、たばこ農家というのは、これ、たばこだけを作っている農家は少ないんです。ほかの農作物も作っています。ですから、たばこをやめても、じゃ、農業で失業するかというのは、そうならない農家がすごく多いんですね。ですから、たばこ税をもし上げて、その分の一部税金をたばこ農家の転作支援とか、あるいは農業継続支援に回せばソフトランディングできるじゃないですか。
財務省、JT、たばこ農家、たばこ流通、これがみんな既得権を持って、みんなで仲よく発展していきましょうとやっているわけです。これはTPPの精神にも反する。そして、JTの事業は、公共性はなし、訴訟リスクを抱える、MアンドAをやって国内では守られ、いいとこ取り。 そして、最後に聞きますけれども、JT自身が、もうこれはまずい、早く民営化してくれと政府に頼んでいるんです。
例えばたばこ産業、JTさんとかたばこ屋さんの組合とかたばこ農家とか、たばこの消費が落ちますから、こんな法律たまらないとみんな反対してきます。それから、こういう法律ですから、飲食店だとか宿泊施設だとかこういう民間のサービス業も、たばこを吸える客から文句が出ちゃうんじゃないかとか、もうあの手この手で反対してくる。
もちろん、たばこを作っているJTさんから始まって、たばこ農家の方、たばこ小売商の方、たばこ消費が落ちると困るわけで、たばこ規制が強まると困るんですね。ですから、こういう方がいろんな政治的な手法を使ってロビーイングをしてくるので、是非とも大臣、それに負けないでいただきたいんです。 特に、受動喫煙対策はサービス業に大きく関わるんです。
私の選挙区でもそうですが、たばこ農家の方々に後継者が今おりません。この過酷な労働を喜んでやるという人はそんなに大勢いるわけではございません。
○石破国務大臣 これは、たばこ農家というものがここ数年非常に統合もやってきました、合理化もやってきました。その中において、ほかの農産物と比べて、これから先いろいろな構造改善の余地があるかといえば、かなり厳しい状況だというふうに認識をいたしております。これは農林大臣風の答弁になって恐縮ですが、そういうふうに考えております。
それで、完全に財務省とJTとたばこ農家、たばこ流通が一蓮託生で利権つくり上げちゃって、あらゆるたばこ規制に反対しているのが今の日本の実情なんですよ。 ですから、こういう条例や法律をやるときには大変です、もう皆さん商売懸かっていますから。ロビーイングして議員さん使って、あるいはもう省庁に直接、こんなのをやられたら困る、あんなのをやられたら困ると、やっぱり蜂の巣つついたような混乱になるんです。
ただ、残念ながら、財務省はやっぱり、たばこ行政担当して、たばこ産業を全部管轄していますから、例えばたばこ農家やたばこのメーカー、JT、あるいはたばこ小売商の皆さん、たばこ規制が強まると、みんな自分たちの商売に影響が出そうだから、みんな反対するんです。ですから、財務省なんかは消極的なんですね。
ただ、これはやっぱりトータル的な関係の方々の利害関係を統一した中でのコンセンサスがやっぱり必要だと思いますので、その辺は財務大臣も、たばこ農家の問題とかいろんな危惧についておっしゃっていました。その部分を解決しながらどういうふうな形で受動喫煙防止法ができるかどうかというトータル的なやっぱりバランスだと思います。
日本のたばこ事業法とJT法では、もうまさしくたばこ会社を財務省が監督をする、そしてJTに対しては、生産独占あるいはたばこ農家からの全量買上げ、あるいは小売の許可、たばこ価格の許可まで、そうやって丸抱えでJTと財務省がまさしく一体となってたばこ行政を進めているわけであります、たばこ産業を育成しているわけであります。
あるいは、先ほど申し上げたように、たばこ農家が転作とか転業をしなければいけないときのサポートにこのお金を有効に使えるじゃないですか。どう見ても、もうJTは国が株を抱えて特殊会社として、半国営企業として運営するのは限界があるんですね。 総理は改革、改革と演説でもおっしゃいました。改革すべきはJAだけじゃないんですよ。JTこそ改革すべきですよ。構造改革です。
たばこ農家のことがあるからと、こう言うんですね。厚生労働省は、条約があるから是非とも完全民営化して条約守ってほしいって言うんですね。そうであれば、総理、内閣府の下に臨調と同じようにJTの民営化の検討会つくって、それで、JTも入れたらいいですよ。だって、民営化したいと、お願いしますって政府に迫っているんですから。
その中の最大のものは、たばこ農家を保護しなきゃいけないんだと。それから、二兆円の税収がなくなるようなことを言っていましたが、税収はなくならないんです、民営化しても。税は掛かっているわけですから。ただ、なくなる可能性があるのは、筆頭株主としての配当金はなくなります。なくなりますね。
その上で、まだ残っているたばこ農家をどのように今後位置付けていくのかと。JTとしては、むしろ完全民営化されれば、たばこ農家はもうこれは切るということも考えられるわけでございます。
JTとたばこ農家とたばこ小売の関係は、葉たばこの全量買上げ、あるいは小売や自動販売機の許可手続、ここで完全にくっついちゃっているわけです。そして、これを応援する議員の皆さんはJTから選挙で応援してもらい、たばこの農家から、小売商の方々から選挙で応援してもらい、そしてたばこ事業法をみんなで守って利益のたらい回しをしていこうというんですね。
たばこ農家とおっしゃっていた。もうたばこ農家は、JTができたとき七万八千軒あった。今財務大臣、何軒だと思いますか。三千軒しかないんですよ。(発言する者あり)あっ、今六千軒しかないんです、六千軒。これ十分の一以下に減っちゃっているんですね。ですから、もうたばこは内外価格差が三倍から五倍ありますから、これをJTに高いお金で買わせて経営しろというのもJTもかわいそうなんです。
ですから、たばこ農家の生産額もどんどん落ちていますし、あるいはたばこ小売商の数もどんどん減っていますし、あるいはJTの国内での売上げとか収益もどんどん落ちているんですね。 こういう状況の中で、もうたばこ産業は斜陽産業なんですよ。
平成二十二年、一本七円の大増税によりまして、たばこ農家は廃作に追い込まれました。私の鹿児島では、実にたばこ農家は半分になったんですね。たばこ農家は篤農家であります。非常にいい肥料をつくるんですよ。輪作体系の中で、たばこというのは非常に重要な位置づけを持っております。また、たばこ農家の皆さんというのは、地域の経済、社会のリーダーでもあるんですね。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、たばこ農家のこともしっかりと配慮をしながら、関係省庁とも協議をして進めていきたいと思っております。
たばこ農家の玄関に行きますと、表彰されたメダルがずらっと玄関に張ってあるんですね。たばこ耕作を誇りとしているんですよ。だから、そういう意味で、そういう将来の見通しをなくすことが一番政治としてはやってはならないことだと私は思っております。 ところで、たばこは、そういうことで税金の方は解決がつきました。だけれども、大臣、たばこというのは担税力がそんなに、もはや余りないと僕は思うんです。